ふらっと立ち寄った修善寺温泉。宿泊したのは素泊まりで安く泊まれる温泉民宿。夜の温泉街を散策したり、夕飯を探したり、足湯に浸かったり・・・。静かで風情ある温泉街は一人旅にもおすすめです。
三島で当日の宿探し
ノープランでやってきた三島。今日はどこに泊まろうかな？Googleマップを眺めていると、目についたのは修善寺温泉。かつて車で立ち寄ったことはありますが、それも数年前の話。見所も多いし、何より温泉にはまだ入ったことがなかったので宿泊してみたら楽しいかも！
安く泊まれる宿はないか調べてみると、見つかったのは温泉民宿 福井。素泊まり4,000円程度のお宿です。空室確認のため電話してみたところ、とても感じの良い対応をしてくださり、ここに決めました！
修善寺温泉のバス停からは徒歩5分ほどのところにあります。温泉街の観光スポットは基本的に徒歩圏内なので、観光拠点にもぴったりです。
レトロな雰囲気の民宿
建物は少しだけ高い位置にあり、鳥居の脇の階段を登ったところが民宿の入口。
ピンクのカーペットやソファ、そしてダイヤル式の電話など、レトロが詰まった空間です。民宿ときくと、一軒家の襖で区切った部屋というイメージがありましたが、ここはちょっと旅館のような雰囲気もあります。
快適なお部屋
こちらが今日のお部屋。まさに民宿といった雰囲気の落ち着く畳部屋。最近ドミトリーばかりだったので、和風の個室はなんだか新鮮！
敷き布団はデフォルトで2枚重ね、毛布にも布団カバー付き。こういったところにホスピタリティを感じます。テレビ、エアコン、鏡台もそろっており、とっても快適です。
そしてこの窓際スペースあり！ここ、凄い好きなんですよねー！気になって名前を調べたところ、「広縁(ひろえん)」と呼ぶそう。たぶんすぐ忘れてしまうかもしれません。
テーブルにはお茶とポットも用意されてます。ちょっと肌寒かったので、ほっと一息。
なお、民宿であるため、洗面台、冷蔵庫、トイレ、お風呂は共同。トイレちゃんとウォシュレットもあります。
露天風呂付きの温泉
こちらの民宿は温泉付！コンパクトですが、人も少なく静かでくつろげる雰囲気。
露天風呂もばっちり備えています。肌寒い季節は染みわたります。
こちらの民宿では日帰り入浴も行っておりますが、お値段はたった300円。利用時間も10:00～21:00までと長めの設定です。
さて、一息ついたところで、時刻はまだ夜の19:00！ちょっと散歩に行こう♪
夜の温泉街散策
せせらぎが流れる修善寺温泉は、ふらっと散歩するのにぴったりな温泉街。にぎやかではないけど、さみしくもない、静かで落ち着く雰囲気です。朱色の楓橋もライトアップされて、昼間とはまた違う姿に。
楓橋の先にあるのは煌めく竹林の小径！すらっと立ち並ぶ竹がライトアップされた姿は、なんとも幻想的です。
そんな竹林の真ん中にあるのは竹製の丸いベンチ。これまた照明の効果もあって、とっても絵になる光景です。
ごろんと寝転がれば、目に入るのは朧月夜。もうこのままずっとこうしていたいです。
川を見下ろす絶好のロケーションの足湯もあります。利用可能時間が6:00～23:00と長いのも嬉しいポイント。こちらのライトアップもまたキレイ。
困難の夕食探し
今回は素泊まり利用なので、どこかで夕食をとろう！と思ったのですが、ほとんどの店はお昼の営業のみ。気になっていたアマゴ料理の店もまさかの臨時休業。なんとか見つけた居酒屋も貸し切り営業・・・。
これはやばい！！！
こんなときにコンビニがあると安心できるのですが、修善寺温泉にはそんなものありません。（※後ほど間違いに気が付きますが、この時点ではスルーしてください！）
絶望的な暗い道を宿の方へ歩いていると、明かりが灯った店が！そして、店の前には「お食事処」ののぼり。こちらはレストラン桜燕亭というお店。まだ営業しており、なんとか夕御飯にありつくことができました。
頼んだのはわさび麺。ワサビがたっぷり練り込んである平麺です。めんつゆにつけてたべるので、平たいうどんのようなイメージ。コシがあってとっても美味しい！
付け合わせで山菜がたっぷり。普通なら旅先らしい食材で喜ぶポイントかと思いますが、私は超絶山菜がニガテ。いつか大人になったら、この味を好きになる日がくるのでしょうか。
なお、麺と同じ色でわかりにくいのですが、おろしワサビが乗っているのでご注意ください！私は気づかずに食べてしまい悶えました！
そんな感じで夜の静かな温泉街をふらふらとしていたところ急激に体がポテトチップスとタピオカミルクティーを欲しだしました！！！！でも、修善寺温泉にはコンビニがありません。売店も全て営業終了してます。どこかに売ってる店は無いだろうか、わずかな希望を胸にひたすら歩きまわる私。
そうだ！困ったときのGoogle Map。修善寺温泉にコンビニは無いと思い込んでいたのですが、ファミマありました！温泉街から歩いて10分ほどと、車が無くても全然行ける範囲。
私の欲望は満たされました。
民宿に戻り、温泉でゆったり。たまにはこんな一人旅も良いですね。明日はどこへ行こうかな？
コメント