小さくても濃いめなミニアクアリウム『世界一ちっちゃな水族館』(銚子市)

千葉県

わずかひと部屋だけのほんとにほんとに小さな水族館。小さいからといって侮るなかれ!濃ゆい生き物を見ることができます。館長さんの解説もわかりやすく、とっても満足度の高い水族館です。

訪問日:2026/08/15(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

ビーチのそばの水族館

銚子マリーナのそばに立つカラフルな建物、こちらは世界一ちっちゃな水族館。もともとは海の休憩所であった建物を生かして、2018年頃にオープンしました。

目の前は銚子マリーナ海水浴場であるため、夏場はとってもにぎわっています。今回は夕方の16:00頃訪ねたので落ち着いていましたが、夏場の日中は駐車場が停められなそうな予感。

入館料はたった300円。展示室は1部屋で、水槽はわずか10基ほどの本当に小さな水族館です。

読みやすくてかわいい手書きの紹介もあります。また、館長のおじさんがとっても親切で、生き物たちの不思議な生態をわかりやすく教えてくれました!

ちいさなサカナがたくさん

小さい水族館というのは、展示数が少ない代わりに生き物それぞれとしっかり向き合えるのが良いところ。ちいさなハコフグはまんまるでとってもかわいい!!

アミメハギの幼魚。眠るときは、流されないように口で海藻をくわえているそうです。

綺麗なウミウシもいます。こちらはアオウミウシとシロウミウシ。近くの桟橋で採れるんだって!!

体長50cmくらいのドチザメ。おとなしい性格であり夜行性でもあるためほとんど動きません。

おそらくこのドチザメがこの水族館で最大の生き物。よく見ると、他のサカナはほとんどが稚魚・幼魚。おじさんの話によると、大きくなった魚は海に帰しているそうです!

タッチプールのヒトデ

小規模な水族館ですが、タッチプールも備えております。マナマコ、ムラサキウニなどの生き物に加えて、ギンポ、カワハギ、メジナの稚魚も泳いでいます。

このイトマキヒトデ、なんとヤドカリを食べるそう!!!

殻に包まれたヤドカリを、こんな柔らかなヒトデがどうやって食べるのでしょうか?

その食べ方は驚愕で、ヤドカリに覆いかぶさり、胃袋を出して殻の中へ入れて直接食べるそう。これはヤドカリ目線に立つと恐ろしすぎます!!

個性的すぎる生き物

ちょっぴりマニアックな生き物も飼育しています。こちらのウメボシイソギンチャクは、その名の通り真っ赤な姿がインパクトある小さなイソギンチャク。

この生き物、実はスゴイ生態をもっています。自分のエサとなる藻を自分で生み出すことができ、さらに自らのクローンを作り出して増えることができるそう。自己完結が過ぎます!!

続いてこちらのベニクラゲもスゴイ能力を持っています。成熟すると、ポリプ(幼生)へ退行可能、つまり若返ることができるのです!そのため「不老不死のクラゲ」とも呼ばれているのです。

ユムシもたっぷり。水深40〜50mの海底に暮らす、ミミズやゴカイのなかま。気になるのは何よりその見た目。英語名は”Penis fish”というとんでもない名称がつけられてしまっています。九州では「イイマラ」と呼ぶらしいですが本気ですか?

このユムシ、日本では釣りのエサとして利用されることがあるそうですが、韓国や中国では食用でもあるそう。刺身にしたり、焼いたり煮たりして食べるんだって!!そのままお皿にのって出てきたら、叫んでしまうかもしれません。

クジラ関連の展示も

館長さんの本業はホエールウォッチング。ここでは11~5月頃にはホエールウォッチングの船も運航しています。そんなわけで館内にはクジラに関する展示も。ツチクジラの頭骨、カズハゴンドウの頭骨、スナメリの頭骨などが並んでいます。

これはクジラのあれです。えっと、ユムシです。その長さは驚愕の143cm。

そばには、クジラのユムシの大きさランキングも貼られています。体長30mのシロナガスクジラはなんと3m!体長に準じて大きくなるかと思いきや、体長15mのセミクジラは5m!!セミクジラは体の1/3がユムシということになります。

頭の中がユムシでいっぱいになってきたところで、次のスポット、「地球の丸く見える丘展望館」へと向かいます!

アクセスと営業情報

開館時間 夏期(5月~10月)10:00~17:00
冬期(11月~4月)10:00~16:00
休館日 不定休
料金 300円
公式サイト https://choshi-aquarium.jimdofree.com/

※掲載の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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