新木場駅の近くにそびえ立つ大きなドームは、熱帯の植物を多数育てている植物園。巨大なヤシやシダ植物をはじめ、カラフルな熱帯の花々や、ちょっとマニアックな食虫植物まで、様々な植物に会える場所です。ショップで販売しているちょっぴりレアメニューな「はんぶんアイス」もお見逃しなく!
夢の島の植物園
東京都江東区にある「夢の島」。その名前からファンタジックなテーマパークが連想されますが、その正体は埋め立て地。当初は飛行場の建設が予定されており、その後は海水浴場に。高度経済成長期にはゴミの埋め立て地としての役割も担っていきます。
そんな夢の島ですが、現在は埋め立ても終了して夢の島公園として整備されています。そこに立つのが、夢の島熱帯植物館。清掃工場でゴミを燃やした際の熱を利用した、大温室を備えた植物館です。

入館料はたった250円。現金以外にも交通系ICや、QR決済などに対応していました。
芝生に鎮座する切り株は、根が板状に広がった板根(ばんこん)。高さは約5m、幹周りは約7m。マレーシアのサバ州より運ばれてきたそうです。

広々とした大温室
ここは大温室がメイン。A・B・Cという3つのドームがシームレスでつながっています。

生い茂るのはタコノキ、ダイオウヤシ、ヒカゲヘゴなど、熱帯の植物たち。シダやヤシが生い茂る様は雰囲気抜群。ゾウタケやオウギバショウは温室の天井に届きそうなほど成長しています。
水場も作られており、裏側に入れる滝もあります。飛び散る水しぶきはとっても爽やか。

マングローブの一種、オオバヒルギも生えています。別名ヤエヤマヒルギとも呼ばれる種類です。

8月に見頃の植物
年間を通して様々な植物が見ごろを迎える温室内。訪問した8月に咲いていたのはこんな植物たち。
ビビッドな色合いのヘリコニア・ロストラータ。苞がロブスターのハサミに似ていることから「ロブスタークロー」とも呼ばれています。

赤い花を咲かせるオドントネム・ストリクツム。弾けるように咲く小さな花は、まるで終わり際の線香花火みたいです。

トーチジンジャーはショウガ科の植物。若いつぼみは香味野菜、果実は主食、種は香辛料に利用されます。

黄色いフレークみたいな花を咲かせるオンシジューム。ラン科の花ってキレイだけど、ちょっと異形感ありますよね。

ピンクでツヤツヤの果実はレンブ。熱帯アジア各地で栽培される植物です。生食可能とのことですが、まるで人間の臓器みたいに見えるのが気になるところ。

たくさんの食虫植物
館内には食虫植物温室があります。ウツボカズラやサラセニア、ハエトリグサやモウセンゴケなど食虫植物がたくさん!

多肉質の葉を広げるムシトリスミレ。葉には粘液を出す毛と、消化液を出す毛があり、「粘りつけ式捕虫」という方法にて虫を捕らえます。

ブロッキニアは葉が重なってできた筒に甘い匂いの液をため、蟻を誘い寄せます。内側は崩れやすい蝋質になっており、落ちると出られない「落とし穴式捕虫」タイプ。

フラスコの中で育つムジナモも食虫植物。捕虫葉にプランクトンが入ると素早く閉じる「閉じ込み式捕虫」を行います。

トロピカルなカフェ
館内にはカフェもあります。窓の向こうには大温室の滝が見えるという、ちょっとだけリゾート感のあるロケーション。

メニューはレモンカレー、タコライス、アサイーボウルなど、トロピカルな雰囲気を感じられるものがそろっています。
おすすめはショップにて販売しているはんぶんアイス。カカオとココナッツの果実がお皿になったアイスです!

ココナッツは甘くてミルク感強め、カカオはさっぱりとしておりカカオの風味が強め。この2つ、合わせて食べると完璧な味になります!
ショップもお見逃しなく
ショップにはオニバスクッションやハエトリソウポーチなど個性的なグッズが多数そろっています。多肉植物や観葉植物の販売も行っていました。

気になるのは島グッズ!小笠原の塩、オガスコ、ギョサンなど、伊豆・小笠原を中心とした島グッズの販売も行っています。島好きとしては気になる品揃えです。
島のキラキラステッカーのガチャを見つけました!試しにやってみたところ、「母島」シールを入手。シール帳に加えさせていただきます。

アクセスと営業情報
東京メトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線の「新木場駅」より徒歩13分。
| 開館時間 | 9:30~17:00 |
|---|---|
| 休館日 | 月曜、年末年始 |
| 料金 | 250円 |
| 公式サイト | https://www.yumenoshima.jp/botanicalhall |
※掲載の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。


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