その名の通り、まだ子供のサカナを展示しているちょっと変わった水族館。普段見かけることの少ない魚の子供は、小さいながらも超個性的!大水槽などは無い小さな施設ですが、見応え抜群です。
モール内の水族館
数多くの水族館が各地に点在する日本。そんな中でも、非常にレアな幼魚をテーマにした水族館がその名も幼魚水族館。2022年7月にオープンという、比較的新しい水族館です。
幼魚水族館は、サントムーン柿田川という大型ショッピングセンターに入っています。サントムーンは複数店舗に別れているため初見だと焦りますが、「本館」ではなく「オアシス」の3階です。
エスカレーターで3階に進むと、ゲームセンターのお隣に発見。「本当にこんなところに水族館あるの?」というような場所にあります。
なお、チケットは「大人、中高生、小学生、幼児、3歳以下」という区分なのですが、「成魚、若魚、幼魚、稚魚、仔魚」と魚に見立てた表記になっています!ちょっとしたユーモアが楽しいですね。
ずらりと並ぶ幼魚水槽
館内は幼魚が飼育された小さな水槽がたっぷり。「擬態の天才」「危険な幼魚」など、様々なテーマごとに集められています。
水族館ではそれほど珍しくないサカナでも、幼魚となるととっても新鮮。成魚をそのまま小型にしたような姿のものから、あまり面影がないものまで、いずれも小さくてかわいらしい。
イラスト付きの手書き解説も添えられており、ちょっとした予備知識がわかったりもします。
2つずつ並んだ水槽、こちらは成魚と幼魚のセット展示。タテジマキンチャクダイ、ハナヒゲウツボなど成長するとともに、色や模様が激変するサカナも多数存在します。見比べてみると、その不思議な生態を実感することができます。
館長は”令和のお魚王子”
館長を務めるのは令和のお魚王子こと、鈴木香里武さん。漁港にて幼魚を観察・採集する岸壁幼魚採集家です。
金髪のロングへアとセーラー服姿がトレードマーク。「マツコの知らない世界」をはじめ、各種メディアにも登場しているので、「あ!見たことある!」なんて方も多いのでは。
館内に進むと、モニターで香里武さんの採集風景が流れています。長い網を片手に次々と幼魚を捕獲する映像は、なんだかとってもかっこいい。この映像、ずっと見てられます。
かわいい幼魚さん
さて、せっかくなので幼魚にもう少しクローズアップしてみます!
サンゴの影にかくれた白黒なサカナはゴマモンガラの幼魚。強力な歯を持ち、産卵期はダイバーすら攻撃してくる恐ろしいサカナですが、ブサイクなのがたまにキズ。子供の時からやっぱりブサイク。
イソギンチャクに集まるカクレクマノミ。実はこの時点では、まだみんなオス。やがて体が一番大きいものがメスへと性転換していきます。
まるで糸くずのような白くて細長い魚。これなんの幼魚かわかりますか?
白魚かと思いきや、こちらははウナギの赤ちゃん。その姿から「シラスウナギ」とも呼ばれています。
続いてこちらの半透明な帯状の幼魚。これが何の幼魚か当てられた方は凄いです!
正解は、なんとウツボ!ゴツいイメージのある魚ですが、幼魚時代はこんなにも美しいのです。
マニアックな生き物
ここからは幼魚水族館で見かけたちょっとマニアックな生き物をご紹介!
こちらのカラフルな生き物はモンハナシャコ。恐ろしいパンチでも有名な生き物です。
この美しい幼魚はセミホウボウ!成長すると茶色くなりますが、まだこの頃は白くて美しい。ヒラヒラと舞うように泳ぐ姿はまるで妖精です。
このセミホウボウは香里武さんの選んだ幼生アイドルベスト10のナンバー7にランクインしていました。さすが、お目が高いです。
ちなみに気になる1位は、なんとアカモンガラ。見た目は全然赤く見えませんが、実は赤いキバをもっています。そのためドラキュラと呼ばれることも。
小さなベニクラゲ、実はかなり特殊な生態をもっています。
成熟すると、幼生であるポリプに逆戻りすることができます。これはすなわち若返ることができるということ。そのため、「不老不死のクラゲ」としても知られています。
あれ、勝手に子供に戻るということは、この水族館のコンセプトにぴったりでは!?
アクセスと営業情報
JR三島駅から路線バスで12分ほど。土日祝限定で、三島駅南口からサントムーン直通の無料シャトルバスも運行しています。
開館時間 | 10:00~18:00 |
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料金 | 1,200円 |
公式サイト | https://yo-sui.com/ |
※掲載の情報は2023年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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