日本夜景遺産認定の観覧車『ドリームスカイ』（静岡市）

清水港の海辺という抜群なロケーションが魅力の観覧車。特別大きいというわけではありませんが、昼に乗れば富士山や太平洋の大海原を見渡すことができます。夜は光り輝く清水港の夜景が広がるはずなのですが・・・。

清水港のシンボル

Jリーグチーム「清水エスパルス」のまちである静岡市清水区。ベイエリアに広がる商業施設エスパルスドリームプラザは、多様なショップやフードコート、映画館、ライブハウスなど様々な施設が集まる複合施設です。

そんな「ドリプラ」のシンボルとも呼べるのが、2008年に誕生したのが地上高52ｍの観覧車ドリームスカイ。夜はカラフルにライトアップされており、存在感抜群。

ドリプラ2階からは通路が伸びており、直接乗り場までアクセスできます。

さあ、いつも通り1人で乗車しますよ！

シンプルなゴンドラ

チケットは大人600円。乗車場のすぐ手前にある自動券売機で購入できます。金曜日という平日のおかげか、待ちは0人！私のようにいつも一人で観覧車に乗る人間には、行列のできないところは難易度が下がるので助かります。

ゴンドラは4人乗りのコンパクトサイズ。エアコンや内部での放送などもないシンプル仕様です。ライトもないため薄暗いのですが、それはむしろ夜景狙いにはぴったり！それっぽい雰囲気を求めてるカップルにもぴったり！！

少しずつ空へと飛び立っていくゴンドラ。1周約13分の空の旅がはじまります。

なお、通常ゴンドラとは別に特別仕様の装飾を施した「スペシャルペアゴンドラ」もあります。ペア料金1,600円と通常よりは高くなりますが、「誓いの南京錠」なるものもついてくるそうです。私には関係ありませんでしたが、カップルで乗車される方はぜひお試しください！

雨の日は要注意

日中は日本一高い富士山日本一深い駿河湾、大海原を行き交う駿河湾フェリーなど壮大な景色を楽しめる観覧車ですが、夜の乗車もおすすめ。なぜなら、シーサイドに広がる清水港の夜景を見渡すことができるのです。

さあ、眩い夜景が私を待っている！

窓ガラスが雨粒に打たれてほとんど見えません！

これは想定外・・・過度に期待してしまったためちょっと残念。大丈夫、私は想像力で現実世界を補完することができますので、写真には映りませんがしっかりと夜景を見ることができています。うっとりしてきました。

実は雨粒を受けているのは海側のみ。陸側はしっかりとリアルな眺めを見ることができます。目の前にはエスパルスドリームプラザに描かれたパルちゃん！「今日は残念だったけど、また遊びにおいでよ」と言ってる気がします。

日本夜景遺産認定

さて、ゴンドラからの夜景鑑賞は思ったようにいきませんでしたが、このドリームスカイそのものが、日本夜景遺産の「施設型夜景遺産」として認定されています。

総LEDのイルミネーションで光輝く姿は、眺めているだけでも充分。徐々に色合いが変わっていく様子も素敵です。

さらに、ドリームスカイの周辺では光り輝くイルミネーションがたくさん。雨のおかげか、光が反射してとってもキレイでした！

アクセスと営業情報

エスパルスドリームプラザは、静鉄の新清水駅より徒歩15分ほど。

駐車場は最初の1時間まで無料、以降は1時間毎に200円の料金がかかります。3,000円以上の利用でさらに1時間無料、5,000円以上で2時間、7,000円以上で3時間と利用金額に応じて割引があります。レシートを合わせてインフォメーションカウンターで割引券に交換する仕組みですので、レシートを無くさないようにご注意ください！

また、ドリプラの駐車場は駐車券が無く、カメラで車両ナンバーを認識するというスタイル。精算時に車のナンバーを確認しますので、レンタカーで訪問する際はナンバーを写真に撮っておくのがおすすめです！

※掲載の情報は2023年3月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。