知られざる戦争の傷跡を伝える資料館『しょうけい館』(千代田区・九段下)
戦争により傷を受け、病を患い苦痛を味わってきた人々の姿を後世に伝えるためのミュージアム。生き残ることができても、そこからの暮らしには様々な苦しみが詰まっていました。展示内容は非常にわかりやすく、映像も多数ありますので知識がなくても理解が深まる資料館です。
戦争が変えた人々の暮らしを知るミュージアム『昭和館』(千代田区・九段下)
戦争によって生活が激変していく人々に焦点を当てた博物館。館内では、歴史を物語る実物や当時のニュース映像などが多数展示されています。一般的な戦争資料館や昭和ミュージアムとはちょっと趣きを異にする独特なミュージアムです。
不思議な横穴は何のためのもの?『十五郎穴横穴群』(ひたちなか市)
茨城県のひたちなか市にある十五郎穴横穴群は、岩肌に無数に穴が空いた不思議な遺跡。明らかに人工的に掘られたこの穴は、いったい何のために造られたのでしょうか?すぐ近くの虎塚古墳とあわせて訪ねてみました。
公園内に鎮座する戦争遺跡『旧日立航空機株式会社変電所』(東大和市)
都内に残る貴重な戦争遺跡。かつて軍需工場に電気を送っていた変電所であり、空襲を受けてもなおその姿を留めています。生々しく残る機銃掃射の跡をそのままに、戦争の歴史を後世に伝えるため現在も大切に保存されていました。
憩いの森に隠れた戦争遺跡『岩鼻火薬製造所跡』(高崎市)
豊かな自然が広がる都市公園「群馬の森」。多くの人でにぎわう森の中には、戦時中に稼働していた火薬製造所の跡が残っているそう。今回は30分ほどでその跡を探しながら園内をめぐってみました。
リアルな戦争史跡をたっぷり体感できる『鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)』(美浦村)
霞ヶ浦に面した鹿島海軍航空隊の基地跡を見学することができる施設。有料施設ですが、整備はあえての必要最低限。戦争を越えてきた歴史と共に、朽ち果てて滅びゆく建物の魅力が詰まっています。
来島群島③ 迫力の戦争遺跡が残る島『小島(おしま)』(今治市/芸予諸島)
来島海峡に浮かぶ小島(おしま)は、かつて芸予要塞が設置された歴史を持ちます。島内には砲台跡や発電所跡など、多数の戦争遺跡が残されており、いずれも保存状態は良好。遊歩道が整備されているため、気軽に遺跡めぐりを楽しむことができます。
避けては通れない戦争の歴史『姫路市平和資料館』(姫路市)
太平洋戦争の最中で姫路が受けた被害を後世に伝えるために建てられた資料館。重い空気の流れる施設ですが、姫路に訪れたらぜひとも足を運んでほしい場所です。ここに来ると、今も昔もシンボルとしてそびえる姫路城の見え方が変わるかもしれません。
四大観「壮観」と戦争遺跡を求めて『宮戸島』へ(東松島市)
奥松島の大きな離島、宮戸島。松島を眺める四大観の一つ、“壮観”にあたる「大高森」や、かつてこの地に暮らした縄文人の生活を知ることができる「歴史資料館」、戦争遺跡である「震洋隊基地跡」をめぐってきました。
神島 Part 2 監的哨とカルスト地形と恐怖のクマゼミ (志摩諸島/鳥羽市)
前回に引き続き、志摩諸島の神島(かみしま)を徒歩で散策。中に入れるコンクリートの戦争遺跡「監的哨」や、石灰岩がむき出しになった特異な「カルスト地形」と、島の名所をめぐります。8月に訪問したところ、クマゼミの恐ろしさを知るのでした・・・。
見捨てられた凄惨な歴史『アブチラガマ』(南城市)
南城市にあるアブチラガマは、沖縄地上戦の凄惨さ、そしてひめゆり学徒隊の活躍を語る上で忘れることのできない場所。陸軍病院として利南城市にあるアブチラガマは、沖縄地上戦の凄惨さ、そしてひめゆり学徒隊の活躍を語る上で忘れることのできない場所。避難所、軍事施設、そして陸軍病院として利用されていましたが、その歴史は悲しく恐ろしい。用されていましたが、その歴史は悲しく恐ろしい。
1,000人もの避難民がとった命の選択『シムクガマ』(読谷村)
チビチリガマとともに戦争の歴史を今に伝える洞窟。沖縄戦の際には1,000人を超える人々が避難したとされています。投降を呼びかけるアメリカ軍に対して、このガマに逃げ込んだ人々がとった選択は・・・
戦争の惨劇を今に伝える場所『チビチリガマ』(読谷村)
沖縄をめぐる上で無視できない沖縄戦の傷跡。読谷村にあるチビチリガマは、米軍の上陸に伴い住民が多く避難した場所でした。うっそうとした森の中に静かに口を開けるこの洞窟では、多くの人が命を落とす惨劇が起こってしまいます。
伊江島 Part 3 レンタサイクルでめぐる戦争の傷跡(伊江村)
伊江島は沖縄戦において激しい戦いが繰り広げられた激戦地。防空壕として多くの人の命を救った「ニャティヤ洞」や爆撃の跡が生々しく残る「公益質屋跡」など、戦争の傷跡がいたるところに残されていました。
忽那諸島 Part 7 絶景のパノラマ広がる皿山展望台『野忽那島』(松山市)
時間の流れがゆっくりに感じる野忽那島(のぐつなじま)。わずか10分で上ることができる皿山の山上に作られた展望台からは、360°広がる瀬戸内海のパノラマを一望できます。忽那諸島でも随一の眺望が楽しめる島です。
レプリカ大砲が鎮座する洞窟式砲台『豊予要塞 佐田岬砲台跡』(伊方町)
四国の最西端となる佐田岬には、かつて大日本帝国陸軍によって設置された砲台跡が残されています。整備された洞窟の中を進んで行くと、レプリカ榴弾砲の姿が・・・!
砲台跡から灯台までそろうワクワクの散歩道『観音崎公園』(横須賀市)
海辺に広がるシーサイドパーク。木々が茂る山や風光明媚な海辺の景色といった変化に富んだ地形、そして砲台跡をはじめとした戦争遺跡の数々・・・。次々と現れる見どころは、まるで博物館のように楽しめます。
ついに一般公開開始!あこがれの戦争遺跡『千代ヶ崎砲台跡』(横須賀市)
東京湾防衛のために築かれた砲台跡。整備が行われ、待望の一般公開が開始されました。レンガが積まれた戦争遺跡からは、まさに要塞といった武骨な雰囲気を存分に味わうことができます。
淡路島に残る戦争遺跡『由良要塞・生石山砲台跡』(洲本市)
友ヶ島と並び由良要塞を形成していた淡路島の生石山(おいしやま)。砲台が多く設置されており、現在でもその遺構を見ることができます。公園として整備されているため、ちょっとしたハイキング感覚で楽しめる戦争遺跡です。
靖国神社の見どころと御祭神の基準(九段下駅)
幕末の近代化から現代にいたるまで、国のために命を捧げた人々を神として祀る神社。見どころの多い境内ですが、特に境内に設置された歴史ミュージアム「遊就館」は非常に見応えがあります。改めて御祭神について調べて見ると、少し意外な事実がわかりました。
海に浮かぶ爽やかな戦争遺跡『片島公園 魚雷発射試験場跡』(川棚町)
海軍の町であった佐世保近くの片島半島には、魚雷発射試験場をはじめ、いくつもの軍需施設が造られていました。現在でも多くの遺構が残されており、自由に見学することができます。周辺はキレイに整備されているため、特別な装備の不要、気軽に訪問することができる物件です。
長い旅から帰還した潜伏キリシタンたちの信仰の証『浦上天主堂』(長崎市)
多くの教会が登録され、話題となった世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。この浦上天主堂はそこには含まれていませんが、潜伏キリシタンの歴史を語る上で外すことのできない教会です。この教会を望んだのはどんな人々であったのか?造られた経緯は?この場所が選ばれた理由とは?知れば知るほど非常に大きな意味を持つ教会であることがわかってきます。
壱岐 Part 6 レンタカーでドライブ! 小島神社・猿岩・はらほげ地蔵・黒崎砲台跡(壱岐市)
干潮時に道ができる「小島神社」海に立つ「はらほげ地蔵」、どうみても猿にしか見えない「猿岩」、気軽に見れる戦争遺跡「黒崎砲台跡」など、壱岐の名所をぐるっとドライブ!
対馬 Part 5 北部ドライブ 韓国展望台・豊砲台跡・オメガ公園(対馬市)
対馬北部に位置する上対馬町へドライブ!朝鮮半島を臨む「韓国展望所」、迫力の戦争遺跡「豊砲台跡」、波穏やかな美しいビーチ「三宇田浜」、ロシアとのエピソードにまつわる「日露友好の丘」、かつて日本で最も高いタワーであった「オメガ公園」をめぐります。
対馬 Part 3 離島にそびえる鉄壁の山城『金田城』(対馬市)
古来より国防の島であった対馬を守るために作られた古代山城。山中には迫力の石塁や城門跡、明治時代に造られた砲台跡など、多くの遺跡が残されております。対馬に来たら絶対に外せない代表的なスポットです!
震災と戦災を今に伝える『東京都復興記念館』(墨田区)
関東大震災と東京大空襲、2度の大災害を受けた都市・東京。その被害の甚大さと、そこからの復興を現代に伝える無料のミュージアム。100年の歴史を持つ重厚な建物も、そこに説得力を持たせます。
渡嘉敷島 Part 4 レンタルバイクで島内めぐり 絶景広がる展望台へ(慶良間諸島)
起伏の多い渡嘉敷島をまわるにはレンタルバイクがおすすめ!青い海が広がる展望台や豊かな自然をめぐるドライブは爽快そのもの。距離が離れているビーチめぐりもバイクなら自由に行き来できます。濡れた服も、走っているとあっという間に乾くのもポイントです。
夢とロマンが詰まった史上最大の戦艦『大和ミュージアム』(呉市)
日本の威信をかけて造営された戦艦大和。1/10の巨大模型をはじめ、映像コンテンツやパネルでその凄さを知ることができる博物館。悲しい特攻兵器も数多く展示されており、様々な切り口で戦争と向き合うことができます。
知られざる掃海と機雷 巨大潜水艦がそのまま展示された『てつのくじら館』(呉市)
潜水艦の模型や実物の機雷が展示された海上自衛隊によるミュージアム。とにかく目立つ大きな潜水艦は、実際に内部へ入って見学することができます。戦後の日本復興に不可欠であった、知られざる作業「掃海」や機雷についての展示も豊富です。
江田島ドライブ 絶景の天狗岩と名物大豆うどん(江田島市/芸予諸島)
呉より車でアクセスできる架橋離島。絶景の天狗岩や、赤鬼が目立つ名物お豆腐屋さんなどをめぐります。海上自衛隊の術科学校があることで知られる島ですが、只今の期間は見学不可でした。
戦国末期に造られた城郭の意外な役割『広島城』(広島市)
川に囲まれた地に立つ城郭。戦国末期に造られたため大きな戦を迎えることなく江戸時代を越えます。戦いとは無縁な城かと思いきや、明治以降の近代的な戦争において重要な役割を担うことになります。
謎の最期を遂げた戦艦・陸奥が眠る島『陸奥記念館』(周防大島町)
周防大島の奥地にある、戦艦陸奥(むつ)に関する資料が並ぶ展示施設。旧日本海軍のエースであった陸奥は、当時世界でもトップクラスの性能を誇っていました。しかし、最強といわれた戦艦は、謎の最期を遂げることに・・・。
海上プロムナードに恐竜に座礁船『笠戸島』 1時間30分ドライブコース(下松市)
下松市から橋で渡ることができる笠戸島は、ゆったりした時間が流れるのどかな離島。海の上を歩く海上プロムナードや展望が美しい外史公園に加え、謎の恐竜や座礁船などコアな魅力も詰まっています。
加計呂麻島 Part 2 ビーチと戦争遺跡とマモルくん(瀬戸内町)
レンタカーを借りて広い加計呂麻島をドライブ!派手な見所は少ないのですが、素朴で穏やかな雰囲気こそが最大の魅力の島です。実久・呑之裏・伊子茂・諸鈍と4つの集落をさらっとめぐります。まさかのマモルくんもいます。
友ヶ島に行かなくても味わえる戦争遺跡『深山砲台跡』(和歌山市加太)
加太の沿岸部に眠る戦争遺跡。木々に隠れるように存在するレンガ積みの弾薬庫や砲台跡は、当時の面影を色濃く残しています。気軽に廃虚を味わいたい方におすすめの場所です。