壱岐 Part 6 レンタカーでドライブ! 小島神社・猿岩・はらほげ地蔵・黒崎砲台跡(壱岐市)

壱岐・対馬

干潮時に道ができる「小島神社」海に立つ「はらほげ地蔵」、どうみても猿にしか見えない「猿岩」、気軽に見れる戦争遺跡「黒崎砲台跡」など、壱岐の名所をぐるっとドライブ!

「小島神社」「はらほげ地蔵」は潮によってかなり印象が変わります。訪問する際は、干潮・満潮を調べてから巡るのがおすすめです。
2021/5/1(金)

海に浮かぶ神社「小島神社」

かつて壱岐の玄関口であった内海湾(うちめわん)に浮かぶ小島。古来より神が宿る島とされており、交通安全や恋愛成就などのご利益がある神が祀られる小島神社があります。

ここは「トンボロ現象」がおこる場所で、干潮時に訪れると砂州による参道が浮かび上がり、歩いて島へと渡ることができます。

今回干潮の3時間後に訪れたところ、渡ることはできませんでした。ただ、うっすらと道が見えるこの状態もなかなか神秘的な雰囲気が出ているような気がします・・・!

元気ないるかに会える「イルカパーク」

壱岐北部、勝本エリアにあるイルカパークは、自然の入江を利用してイルカを飼育している施設。5頭のハンドウイルカたちが、自由に過ごしています。

ボールを追いかけて遊んでいるイルカたちを眺めていると、なんとも穏やかな気持ちになってきます。

ここでは、イルカにタッチや餌やりなどの体験メニューもそろっています。
また、敷地内にはおしゃれなカフェも併設。パンケーキなどのメニューがそろっており、ひと休みにはぴったり。

なお、入場料は1,000円かかりますので、ただイルカを見るだけだと少し高く感じます。

海に立つお地蔵様「はらほげ地蔵」

海に立つ6体のお地蔵様。他では見ることのできないこの独特な光景は、壱岐を代表する観光スポットとして、旅行雑誌でもおなじみです。

今回は中潮の満潮1時間後に訪問したところ、海に立つような神々しい姿を見ることができました。

赤い前掛けで見えませんが、お腹に穴が空いているため、「はらほげ」という名がついています。干潮時にこの穴にお供え物を入れ、満潮とともに流されていく際に祈りを捧げたそう。(※供物が流されないように貫通しないようにしているという表記もあり)

名産のウニを食す「うにめし食堂はらほげ」

はらほげ地蔵のすぐ近くにある人気の食堂。ここでは「うにめし」をはじめとして、名物のウニや海鮮を扱ったメニューを食べることができます。

生ウニは5/1から漁が解禁となるのですが、ちょうど本日!ということで「生ウニぶっかけ丼」にしました!生ウニがたっぷり乗ったお丼。オリジナルの醤油系のタレが絶妙なお味です。

口コミでは提供に時間がかかるみたいな言葉を見かけましたが、13時ごろの訪問だったためかわずか5分で着丼しました。また、このお店は入り口が少しわかりにくく、入店するのに少しだけ勇気が要ります。

壱岐を見渡す「岳ノ辻展望台」

岳ノ辻は標高218mの山で壱岐最高峰。郷ノ浦港から5分ほど車で登って行くと見晴らしの良い展望台につきます。

ここに車を停めて、5分ほど歩くと山頂へ。斜面にせり出した姿の展望台が姿を現します。

郷ノ浦港や渡良三島と呼ばれる原島、長島、大島の3つの有人島、壱岐国博物館、印通寺港など、壱岐の島をぐるっと見渡せる開放感抜群の展望台です。
壱岐めぐりの最後に訪れると、これまで訪問してきた場所が見えて何とも感慨深い気持ちになります。

巨大なサル「猿岩」

黒崎半島の海の中からそびえる奇岩・猿岩。なんで猿なのかは説明するまでもないかと思いますが、猿の横顔にそっくりだからです。

岩の凹凸部分が見事に鼻や口を作り上げておりどう見てもサル。壱岐を代表する景勝地として、観光ポスターなどでもおなじみです。写真では大きさが伝わりにくいのですが、その高さは45mとかなり大きさ。

駐車場から芝生の道を少し歩いていくと、かなり近くで見ることもできます。ちょっとだけ猿のお顔は崩れてしまいますが、岩が積み重なったダイナミックな姿は迫力満点!まるで体毛のように生えた植物もまた見事に猿感をアップさせています。

この猿岩は西側に位置しているため、夕日スポットとしても知られています。今日は快晴なので、絶好の夕焼け日和!本日の日没は19:00頃なので、しばらく待機。ぎりぎりのところで雲が出てしまいまいましたが、赤く染まる空と猿岩のコラボレーションはとっても素敵。

なお、駐車場には自販機、トイレ、物産館である「お猿のかご屋」が備わってます。休憩に立ち寄るにも良い場所です。

気軽に見れる遺跡「黒崎砲台跡」

猿岩まで来たら、ぜひとも見て行ってほしいのが黒崎砲台跡。「お猿のかご屋」の裏手に伸びる斜面を登って行きます。特に案内板などはありませんが、手すりつきのしっかりした遊歩道なので、迷うことはありません。

覗き込むと、円形の穴がぽっかりと開いた戦争遺跡の姿が!緑の植物が生い茂っており、自然に溶け込んでいく様子がとっても美しい。長さ18m、射的距離35kmにも及ぶ戦艦土佐の40cm主砲が設置されていたそうです。

さらに、猿岩の駐車場から100mほど降りていくと、砲台跡内部へと続く入り口が。非常にわかりやすく描かれたイメージイラストも掲示されています。

自由に入ることができるのですが、電灯がなく真っ暗なので、懐中電灯などを持っていくと良いです!とはいえ50mほどで立入禁止になっているため、砲台跡までは見ることができません。


これにて壱岐めぐりもおしまい。今回は1泊2日の滞在でしたが、割と余裕をもっていろいろとめぐることができました。参考までに、今回のスケジュールを。

■1日目
14:20壱岐到着
・一支国博物館
・原の辻遺跡
・猿岩
・黒崎砲台跡
■2日目
8:30頃スタート
・小島神社
・辰の島遊覧船
・イルカパーク
・はらほげ地蔵
・うにめし食堂はらほげ
・壱岐古墳群
・岳の辻展望台
17:10壱岐出発

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