色とりどりの草木染めの世界『染料植物園』(高崎市)

群馬県

日本の染め物文化と、その原料となる植物を展示したミュージアム植物園。実際に生育している姿と完成した染め物を見比べると、その不思議な発色に驚くことでしょう。

営業時間:9:00〜16:30
※4~8月までの土日祝は9:00~18:00
休園日:月曜、翌祝、年末年始
料金:無料(染色工芸館は100円)
訪問日:2019/09/13(土) ※掲載内容は当時のものです

染料植物園へのアクセス

染料植物園は、高崎市街地から車で15分ほどの観音山にあります。
高崎白衣観音のすぐ近くなので、そこから歩いていくことも可能。観音様に背を向けて進んでいくと、自然の中の遊歩道へ。常に緩やかな下り坂となっています。

ひびき橋

徒歩5分ほどでひびき橋という吊橋に到着。高崎市街地からすぐ近くなのに深い山を感じる吊り橋は、空気がとっても美味しいです。

吊橋を渡った後は、さらに木道を進みます。白衣観音から約15分ほどで染料植物園に到着です!
※歩きたくない方や吊橋渡りたくない方は、染料植物園の無料駐車場もあります。

カラフルな染め物を見学できる「染色工芸館」

園内にある染色工芸館では、草木染めの作品展示や、実際に草木染めを体験できる実習室があります。入館料が必要ですが、わずか100円です。

展示室

草木染めとは、植物の葉や根っこなどを煮て色素を抽出する天然由来の染め物。化学染料とは違い、色が安定しなかったり、原料の植物の採取時期にしばられたりと手間はかかります。しかし、化学染料には出せない味のある色合いや、毎回違う発色となるため必ず一点ものになるといった魅力もあります。館内には、そんな草木染めによって様々な色に染め上げられた染織品がずらり。

見本糸

実際に植物の写真と、それで染め上げた見本糸も見ることができます。「茜」や「藍」など、現代でも好んで使用されるコトバですが、実物を見る機会って少ない。「クリ」や「クルミ」など染料のイメージが全くない植物による染め物や、貝ガラを原料とした「貝紫」などもあります。

どれも植物の段階では普通の緑の葉や茶色の根っこをしていますが、どうしてこんなに鮮やかに布を染めることができるのでしょうか。

※写真撮影禁止だったのでパンフレットの写真をお借りしてます。

実物と色を見比べ「染料植物の道」

染料植物の道

草木染めに使用されてきた植物が生育している様子を実際に見ることができるのが染料植物の道。それぞれ色見本のついた解説があるのでとってもわかりやすい。

また、飛鳥・奈良、平安・鎌倉、室町・江戸、そして現代と時代区分が別れているため、時代毎の色彩の変遷を楽しむこともできます。

藍
大切に育てられている藍染めの。藍色といえば、あざやかで落ち着いたブルーのイメージですが、葉っぱはやっぱり普通の緑色。染色工芸館では月に数回染色体験が開催されていますが、きっとこの藍はそのときに使用されるのでしょう。

ビワ
こちらはビワの木。黄色っぽい果実のイメージが強いビワですが、樹皮で草木染めを行うと赤味のある色合いになるようです。季節によっても色合いが変化し、特に11月はより濃い赤になるそうです。

熱帯植物の暮らす「温室」

温室

園内にある温室では沖縄を中心に見ることができる熱帯や亜熱帯の植物が生育しています。もちろん、どれも染料として利用することができる植物ばかり。

メヒルギ

海水と淡水の混ざる汽水域に暮らすマングローブ植物の代表格メヒルギも樹皮が染料となります。焦げ茶色や赤茶色の発色になるようです。

フクギ
風防樹の並木でおなじみのフクギは、葉を使用すると黄色く染まり、樹皮を使用すると金茶色に染色できるそう。

温室には、軽食販売もある休憩所があります。園内散策に疲れたら一休みに最適の場所です。


草木染めってこれまであまり気にしてきませんでしたが、色々な染料植物や色見本を見ているうちに、少し興味がわいてきました。そのうちどこかで体験してみたいです!

このあとは車を走らせて妙義神社へと向かいます。

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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