未来の都市型交通『YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)』(横浜市)

神奈川県

横浜に新しく誕生した都市型ロープウェイ。桜木町からワールドポーターズまでわずか5分で移動することができます。横浜ランドマークタワーやコスモクロック21をはじめとしたみなとみらいの街を見渡すことができるので、アトラクションとしても魅力たっぷりなロープウェイです。

訪問日:2022/8/6(日)

みなとみらいの新名所

2021年4月22日に開業したYOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)。JR線の桜木町駅目の前にある「桜木町駅」から、赤レンガ倉庫や横浜ワールドポーターズなどが並ぶ新港地区の「運河パーク駅」までの630mを約5分で結びます。

近年では新しいロープウェイの建設自体が珍しい中、非常にレアな都市型ロープウェイ。洗練されたデザインとビルの間を抜ける様子は、近未来感抜群!フルカラーLEDによって色づくゴンドラも美しいです。

開業から1年以上たった現在でも、まだまだ話題のスポットです。

混雑状況は事前確認がおすすめ

今回は運河パーク駅から桜木町駅まで乗車。こちらの建物の1階がチケット売り場となっています。

土曜の21:00頃の訪問だったのですが、乗車待ちの列がかなり長く伸びていました。それなりに回転は良いため列はどんどん進むのですが、結局30分ほど待ち。遅めの時間でも混む可能性があるので、時間には余裕を持った方が良さそうです。公式HPのトップには「本日の営業時間」とともに「ただ今の混雑状況」が掲載されていますので、搭乗前にこちらを見てみるのもおすすめです。

料金は片道1,000円/往復1,800円。よこはまコスモワールドの大観覧車「コスモクロック21」とのセット券もあり、お値段は片道1,500円/往復2,300円。別々に利用するより400円ほど安くなっています。

快適なキャビン内部

ゴンドラは8人乗りですが、基本的に1グループ1ゴンドラで混乗は無さそうな雰囲気。

今回は2人で乗ったのですが、かなり広々としています。椅子もふかふかしてて快適です。さらに、空気の自然循環による換気システム、最新式バッテリーによる冷房システムなども備えており、都市型ロープウェイの名に恥じぬハイテクっぷり。

駅を出発する瞬間だけ、一気に加速するため、ちょっとだけスリルもあります。さあ、みなとみらいの空中散歩のはじまりです!

広がるみなとみらいの夜景

みなとみらいの景色といえば、やっぱり夜景。ということで、今回は日が落ちてあたりが暗くなったタイミングを狙って乗車しました。ゴンドラは最も高いポイントで約40m。かなり広範囲の景色が楽しめます。

眼下には海を渡る遊歩道「汽車道」が伸びており、歩いて行く人の姿が見えます。

コスモクロック21は、運河パーク駅付近ではばっちり見えます!ただし、その後桜木町駅に近づくにつれて、ほぼ真横になってしまいますのでご注意を。

桜木町駅近くになると、高くそびえる横浜ランドマークタワーや真っ白な姿が美しい帆船日本丸などが見えてきます。見どころが多くて楽しいです!

いざ写真を撮っていると5分はあっという間!「もう駅に着いちゃう!もっと乗っていたい!」という気持ちでした。

乗ってみた感想

日本各地のロープウェイのほとんどは山の斜面に造られており、利用すれば大幅に体力をキープできるというメリットがあります。しかし、このロープウェイは汽車道という徒歩ルートの上を通っております。この区間は歩いても10分ほどの距離のため、ただの移動手段と考えると非常に高価。

やっぱり、みなとみらいの空中を散歩できるアトラクションと考えるのが良さそうです。

ゴンドラ内は暗いため、映り込みも少なくキレイな写真撮れるかな?と思ったのですが、窓はカーブを描いているためなかなか難しいです!!さらに、動いている状態で夜景なんてきれいに撮れるわけもなく基本的にブレます。

夜景を撮るならば横浜ランドマークタワーやコスモクロック21の方がキレイに撮れるので、写真を撮るならば昼の乗車の方が良さそうです!

アクセスと営業情報

エアキャビンの「桜木町駅」はJR線の桜木町駅の東口から徒歩1分、みなとみらい線の馬車道駅から徒歩7分。「運河パーク駅」はみなとみらい線の馬車道駅から徒歩7分ほど。

営業時間 10:00~22:00 ※時期によって変動あり
料金 片道1,000円/往復1,800円
公式サイト https://yokohama-air-cabin.jp/

※掲載の情報は2022年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました