静謐な枯山水とイングリッシュガーデン『浄妙寺』(鎌倉駅)

神奈川県

鎌倉五山に数えられる禅寺。枯山水庭園を眺めるお茶席、イングリッシュガーデン広がるガーデンテラス、足利直義の墓所、そして鎌倉の地名の由来となった鎌倉稲荷と4つのポイントをめぐります。

営業時間:9:00~16:30
拝観料:100円
2020/7/4(土)

浄妙寺へのアクセス

浄妙寺は駅から離れているため、鎌倉駅東口から京浜急行バスを利用します。[鎌倉霊園正面前太刀洗 金沢八景ゆき]で約12分。バスの本数は1時間に4本ほどなので、比較的利用しやすい路線です。

バス停《浄明寺》下車後、そこから徒歩3分。人の気配がほとんどない静かな道を進みます。

鎌倉五山の第五位

源頼朝の重臣である足利義兼が建立した禅宗寺院。鎌倉の禅宗寺院には「鎌倉五山」という格付けがあり、その第五位の寺院とされています。

すぐに目に入るのは本堂。青々とした芝生、白い石の参道、緑青色の屋根とのコントラストがとても美しい。少し丸みを帯びた屋根は、「起り(むくり)」という建築技法だそうです。

境内にはお花を供養するための花塚があります。そっと添えられたアジサイが何とも粋に感じます。

枯山水と抹茶

本堂の左手に進むと、茶堂 喜泉庵が姿を表します。

10:00〜16:00の間はここでお菓子付きの抹茶をいただけます。お値段は干菓子600円・美鈴の生菓子1,000円。

茶堂の目の前には枯山水の庭園が広がります。このお庭は平成3年に復元されたもので、担当したのは天龍寺や東福寺の庭園管理も行う曽根造園。

白い砂利に川の流れが刻まれており、これぞ枯山水(水を使わずに川や滝を表現した日本庭園)といったお庭です。

境内にたたずむ洋館

さらに奥へ進むと、アジサイの咲く坂道が続きます。

進んでいくと、急に洋風な庭園が姿を現します。奥にはお寺とはかけ離れた洋館の姿が。なんだか秘密の庭を見つけてしまったような気分です。

こちらは石窯ガーデンテラス。手作りパンやスコーン、アフタヌーンティーなどを揃えたおしゃれなカフェ。もともとは犬塚勝太郎という政治家の邸宅として、大正時代に造られた建築を利用したお店です。

この石窯ガーデンテラスは浄妙寺の境内にあります。利用するには浄妙寺の拝観料(100円)が必要なのでご注意ください。

足利直義の墓所

ガーデンテラスからさらに奥へすすむと竹林の道があります。手入れされており、とても歩きやすい道。

行き止まりには、岩肌をくり抜いた大きな穴が。これは、鎌倉でよく見かける「やぐら」という手掘りの洞窟。山が多く平地が少ないため発達した独特な土地活用術です。

やぐらの中に安置されている石塔は足利直義(ただよし)の墓所。

足利直義は室町幕府初代将軍となった足利尊氏の弟。尊氏に比べると知名度は低いですが、兄とともに「両将軍」とも呼ばれる二頭政治を繰り広げていたほどの実力者。最終的には尊氏と戦い敗北、幽閉されたこの浄妙寺にて生涯を終えることとなります。

鎌倉の地名の由来となった神社

ガーデンテラスや直義の墓所とは反対側、本堂の右手の山中には鎌足稲荷神社があります。

案内図を見ると「鎌足神社へお越しの方は係にお尋ねください」とのこと。受付の方に聞いてみたところ、行き方を快く説明して下さいました。隠し通路、というわけではありませんが、通常はコーンが置いてあるため道がわかりにくいのです。

細い石段を登って行くと、木製の鳥居が見えてきました。

山の中の神社は、お社こそ小ぶりですが重厚な空気。

この神社は、藤原鎌足がこの地に鎌を奉納したことが由緒となっています。

鎌足は幼少期に稲荷大神より鎌を授かり、お守りとして常に身に着けていました。その後、中大兄皇子とともに大化の改新という偉業を成し遂げます。「目的を果たしたなら鎌を奉納せよ」とのお告げを受けて、この地に鎌を納めました。実はこのエピソードは、鎌倉という地名の由来といわれています。


このあとは歩いて報国寺へと向かいます。竹林とお茶の寺です。

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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