モフモフふれあい体験が楽しめる都市型動物園『アニタッチみなとみらい』(横浜市)

神奈川県

みなとみらいのワールドポーターズ内にオープンした、ふれあい型の動物園。ウサギやモルモットをはじめ、カピバラやナマケモノなど様々な動物たちが盛りだくさん!ショッピングのついでにモフモフな動物とふれあってみてはいかがでしょうか。

訪問日:2022/8/6(土)

ふれあい型の動物園

アニタッチみなとみらいは、2021年10月に横浜ワールドポーターズ2階にオープンしたふれあい型の動物園。赤レンガへぬけるサークルウォークの連結部分に入口があるため、人通りの多い場所にあります。

館内は完全屋内型なので、雨が降っても大丈夫。フェンスや水槽で小型の動物たちが展示されている部屋と、カピバラやワオキツネザルが放し飼いとなっている部屋の2部屋に分かれています。

自動販売機やベンチもあるので、ひと休み感覚で立ち寄るのもおすすめです。

さわらせてくれない動物たち

館内の多くの動物はおさわり自由!さあ手を伸ばしてそのぬくもりにふれてみよう!といいたいところですが、動物側がその気ではないことも・・・・

スキニーギニアピッグ


毛が無くすべすべした肌が特徴的な小さなブタさん。その美肌はぜひふれてみたい!と思ったのですが、さわろうとすると逃げてしまいます。小屋に隠れているため、手を入れれば触れますが、なんだか片思い感がハンパないです。

デグー


チリの山岳地帯に暮らすネズミの仲間。みんなで集まっており、仲良さそう。水槽の上部に穴が空いており、手を入れてふれあうことができる………のですが、ふれるとやっぱりすぐ逃げてしまいます!!

ワオキツネザル


マダガスカルの固有種であるキツネザル。カピバラと同じ部屋で放し飼いにされています。こちらもおさわり可能なのですが、すばしっこく走り回っているため、こちらからさわりにいくのは至難の業。運が良いと肩に乗ってくれることもあるみたいです。

さわれることにはさわれるのですが、みんな一瞬だけしか許してくれません。私が嫌われているのか、夜遅めの訪問だったので動物が疲れているのか、もともとそういう性格なのか・・・。おそらくエサを購入すれば、もっと人気者になれるはずです!

今度こそさわれる動物たち

と、塩対応な動物を最初に紹介させていただきましたが、それだけではないのでご安心を。ここからは人に心を許してくれる癒し系な動物をご紹介しますね。

ウサギ


誰にも相手にされない私を救ってくれたのがウサギ。すっかり人馴れしており、手を出すと自ら近寄ってきてくれます。これこれ、このぬくもりを求めていました。

パンダマウス


ハツカネズミを改良したというモノトーンのネズミ。かなりの数が飼育されており、びっくりするほど密集しています。

人に集まってくるということはないのですが、上手く手を差し出すと、手のひらに乗ってくれることがあります!仲間同士でふれあっているのが好きなようですので、上手く手の温もりを伝えることができれば、落ち着いてくれます。

カピバラ


この動物園最大の生き物がカピバラ。部屋の中で放し飼いにされており、おさわりは自由。いくらネズミの仲間といえど、このサイズにもなるとそれなりに落ち着いているためわしゃわしゃとさわっても逃げたりはせず。ちなみに、カピバラの毛はモフモフではありません!気になる方は実際にさわってみてくださいね。

さわれないレアな動物たち

ここからはおさわりNGな動物のご紹介。なかなかレアな生き物がそろっていますよ!

プレーリードッグ


北米の草原に暮らすリスの仲間。立って周囲の見張りをする習性があるのですが、2頭並んで立っている姿がかわいらしすぎます。壁に片手をあてている姿も愛嬌たっぷり。なんだか「写真でひとこと」など大喜利のお題になりそうな絵面です。

ミーアキャット


アフリカに暮らすマングースの仲間。プレーリードッグと同じく周囲を警戒するために立ち上がるのですが、こちらはスポットライトを浴びてなんがかモデルのような出で立ち。映画のポスターみたいに見えてきました。

実は立ち上がるのは見張りだけでなく、お腹を日光に当てて温めるという目的もあるそうです。この個体も日向ぼっこ中だったのでしょうかね。

フェネック


アフリカの砂漠に生息するキツネの仲間。小ぶりな姿にアンバランスな、大きな耳がチャームポイント。たまーに、両前脚を伸ばして「伸び」をするのですが、その姿にやられそうになります。

チンチラ


南米チリに生息するネズミの仲間で、最大2mものジャンプをすることができます。もう疲れているのかぐっすり眠っている様子・・・なのですが、その姿勢で本当に良いのかと不安になります。

フタユビナマケモノ


おさわりはできませんが、カピバラと一緒に放し飼いにされているため、かなり近くで観察することができます。その名の通りほとんど動かないため、ポジションが良ければフレームインして記念撮影するのも簡単です。

他にもモリフクロウやアカテタマリン、オニオオハシなどいろいろな動物がたくさん飼育されていました。

行ってみた感想

というわけで、実際にさわれる動物はそれほど多くなく、ふれあい満足度はそこまで高くありません。土日祝1,800円というお値段は決して安くはなく、「郊外の動物園に行った方が良い」と感じる方も多いかもしれません。

ここの魅力は、なんといってもその立地。ワールドポーターズ自体がアクアリウムや映画館、ハワイアンタウンを備えたたっぷり遊べる商業施設。さらに、コスモワールドや赤レンガ倉庫も徒歩圏内なので、いろいろ組み合わせることができるのが強み。さらに、完全屋内なので天候を気にしなくて良い点、土日祝日は21:00まで営業している点など利便性の高さが魅力です。

そして、飼育されている動物たちが妙に愛嬌たっぷりというのもポイント!カピバラもフェネックもナマケモノも、これまでいろいろな動物園で何度も見てきましたが、ここで飼育されている個体は他所のものよりも写真や動画に撮りたくなるような動きをしてくれる気がします。

というわけで、かわいい動物の写真や動画を撮りたい方にもおすすめです!

アクセスと営業情報

みなとみらい線のみなとみらい駅、および馬車道駅から徒歩5分ほど。JR線の桜木町駅からは徒歩10分ほど。桜木町駅からは、2021年に運行開始した都市型ロープウェイ、YOKOHAMA AIR CABINを利用してアクセスするのもおすすめです!

開館時間 10:30~19:00 ※土日祝は21:00まで
休館日 年中無休
料金 1,500円 ※土日祝は1,800円
公式サイト https://anitouch.jp/

※掲載の情報は2022年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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