お抹茶と竹林と苔 3つの緑がポイントの禅寺『報国寺』(鎌倉駅)

神奈川県

関東有数の竹林を保有する禅宗寺院。風にそよぐ孟宗竹を眺めながら味わうお抹茶は格別です。苔が広がる庭園や、大きなやぐらも見逃せません。

営業時間:9:00~16:00
拝観料:300円
2020/7/4(土)

報国寺へのアクセス

最寄り駅はJR鎌倉駅ですが、徒歩では30~40分と少々距離があるためバスで向かうのが一般的。
東口から乗車できる京急バス[鎌倉霊園正面前太刀洗 金沢八景ゆき]を利用します。日中は1時間に4本あります。

バスに乗ること約12分、バス停《浄明寺》で下車。そこから徒歩3分ほどで門が見えてきます。

苔むした古刹

門をくぐるとすぐに苔の庭園が広がります。いきなり絵になる光景で、気持ちが高まります。

ここは、1334年に建立された禅宗寺院。開山は無学祖元の弟子である天岸慧広(てんがんえこう)という臨済宗の僧。開基は足利尊氏の祖父である足利家時、また上杉重兼も関わっているため、足利・上杉の菩提寺とされています。

本尊の釈迦如来坐像が祀られる本堂。

本堂向かって左手には多数の石塔が並びます。苔むした姿が印象的ですが、何か意味があるのでしょうか。京都のあだし野念仏寺の石塔は、山中に建てられた無縁仏のものでしたが、

スケールの大きな竹林

本堂の左側に、「竹の庭」の受付があります。報国寺は入山料がかかりませんが、竹林のある庭園は拝観料が必要となります。

通常の拝観だけなら300円、お抹茶付きは900円となります。お抹茶の券はここでしか扱っていないので、庭園に入る前にお茶するかどうか決める必要があります。

中に進むとすぐに竹林が広がります。2,000本の孟宗竹が並ぶ様は圧巻!


竹林といえば嵐山の竹林の径・あだし野念仏寺・高台寺などやっぱり京都が浮かびますが、関東で竹林を見るならここが筆頭ではないでしょうか。

お抹茶でほっと一息

竹林の中には茶席・休耕庵があります。受付で買ったお茶券を見せると、ここでお抹茶をいただくことができます。人気なため混雑するとの前評判を見ていたのですが、お昼時だったためか、待つことなくすぐに案内してもらえました。靴を脱がないテーブルタイプの座席というのも利用しやすいポイントです。

竹林を眺めながら味わうお抹茶は格別です!苦味が少なくすっきりと飲みやすいお茶。付け合わせの甘い干菓子も美味しいです。


とても心が落ち着く空間・・・なのですが、すぐに席待ちの方の列ができてしまいました。あまりまったりしてしまうのも申し訳ないので、お茶を飲み終えたら早めに退席。落ち着いて過ごしたい方は、朝早めの時間が良さそうです。

他にも多くの見どころが

竹林とお茶以外にも見どころが多い庭園。本堂のちょうど裏側には枯山水が広がります。

水を使わず、砂利などを用いて川の流れを表現した枯山水・・・かと思いきや、すぐ隣にはコイが泳ぐ池が接しています。

灯籠と水盤も苔に包まれており、時の流れを感じます。

岩肌に空いた大きな穴。これは鎌倉では非常によく見かけるやぐらと呼ばれる手掘りの洞窟。ここのやぐらは、開基・足利家時をはじめとした足利氏のお墓となっています。


このあとは、少し歩いて鎌倉宮・覚園寺・瑞泉寺へと向かいます!

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