島根県松江市にある縁結びで有名な神社。境内の奥にある鏡の池では、和紙を水に浮かべる「縁占い 」を行うことができます。沈む速さで結果が変わる占い、果たしてその結果は・・・。
縁結びの神社
松江市にある八重垣神社は、同県の出雲大社に次ぐ人気の神社。神話の時代に、素盞嗚尊(スサノオノミコト)がヤマタノオロチ退治のあと、稲田姫命(イナダヒメノミコト)と結ばれた場所とされています。稲田姫命を守るために八重の垣を作ったという伝説があって、それが神社の名前の由来であるそう。

小ぶりな木造の隋神門を抜けて、境内へ。

大きな注連縄(しめなわ)の下がる拝殿。ご祭神は素盞嗚尊・稲田姫命・大己貴命・青幡佐久佐日古命。神様同士が結ばれたことから、「縁結び」のご利益があるとされています。

六神像の壁画
境内には宝物収蔵庫があります。拝観料は200円、無人であるため社務所で納めます。

内部に展示されているのは、本殿内にあった壁画「板絵著色神像」。3枚の壁画それぞれに描かれているのは「素戔嗚尊&稲田姫命」「天照大神&市杵島姫命」「脚摩乳命&手摩乳命」という六神像。掠れている部分もありますが、わずかに色彩も残っています。

社伝によると、寛平5年(893年)に巨勢金岡が描いたとされていますが、研究によると元の木は1200年代との結果も出ているそう。
気になるのは、素戔嗚尊の眉毛のような大きすぎる黒丸。これは「描き眉」であるようですが、なんでこんなにも太い眉を描いていたのでしょうか。強さや威厳を表していたのでしょうかね。
佐久佐女の森
境内の奥にあるのは佐久佐女の森。木々が生い茂る神秘的な雰囲気の森は、素戔嗚尊が八岐の大蛇から稲田姫命を隠したとされるポイント。

木立の中にそびえたつのは巨大な夫婦杉。毎年5月3日に身隠神事が行われる場所であるそう。

奥地にあるのが鏡の池。この地に隠れた稲田姫命は、この池の水を飲料とし、また鏡として自分の姿を写したとされています。

鏡の池の奥には天鏡(あめのかがみ)神社があります。ここも稲田姫命をお祀りする神社であるそうです。

水に浮かべる縁占い
この鏡の池では、縁占いを行うことができます。やってみたい場合は、池に来る前に社務所にて専用の和紙(100円)をいただいてくるのお忘れなく。池の近くには置かれていなかったので、持っていない場合は社務所まで戻る必要があります。

和紙を鏡の池に浮かべて、そこに硬貨を乗せます。和紙が沈むまでの時間や距離でご縁の早さや近さが占えるというもの。15分以内だと良縁が早く、30分以上だと良縁が遅くなります。また、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人と結ばれるそうです。

水につくと、和紙にはメッセージが浮かび上がります。「自然を尊び人を愛せ 北と西 吉」とのこと。今回の旅は南西に来てしまったけど、大丈夫かな。
文字を読んでいると水が染みてきて、ゆらりと沈んでいきました。私のタイムは2分26秒!たぶん好タイムな気がします。しかも、すごく手前で沈みました。ということは、身近な人との良縁に早く巡りあえるのではないでしょうか!?
底に白い和紙がたくさん沈んだ様子は神秘的です。注意すべきは、神域につき、物を落としても拾うことができないということ。覗き込む際は、スマホやサングラスなどをうっかり落としてしまわないようにご注意くださいね!

アクセスと参拝情報
| 参拝時間 | 24時間 ※社務所は9:00~17:00頃 |
|---|---|
| 料金 | 無料 ※宝物収蔵庫は200円 |
| 公式サイト | https://yaegakijinja.or.jp/ |
※掲載の情報は2026年4月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。


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