造船、港、漁業、深海探索、海洋生物・・・・。海に関連する展示が楽しめるミュージアムを「海の博物館」としてまとめてみました。その地域に暮らす人々と、偉大なる海とのつながりを知ることができるスポットです。
豪華客船に描かれた謎の紋章と飾り毛布『氷川丸』(横浜市)
豪華客船であったり病院船であったりと様々な活躍をしていた氷川丸。役目を終えた現在は横浜で余生を過ごしています。優雅な客室や無骨な機関室など隅々まで見学することができます。
迫力のクジラ骨格が見れる!『東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム』(港区・品川)
東京海洋大学の品川キャンパス内にある博物館。海洋大ならではの海や生き物に関する展示が盛りだくさん。様々なクジラの骨格標本を一度に見ることができるのもポイントです。
多方面で活躍したロイヤルシップ『明治丸海事ミュージアム』(江東区・越中島)
豪華仕様の灯台巡回船として造られた明治丸。時代とともに様々な役割を経て、今は東京海洋大学にて保存されています。特定日に限り内部も公開しており、そのゴージャスな仕上がりを見ることができます。ミュージアムや明治時代の天文台も合わせて見学がおすすめです。
ファンタジックな流氷ワールド『オホーツク流氷館』(網走市)
流氷をはじめとしたオホーツク海について学ぶことができるミュージアム。パネルやデジタルコンテンツに加えて、氷の海に暮らすサカナの展示や、マイナス15℃を体験できる部屋も。カジュアルに楽しめるスポットです。
3つの塩田が広がる塩の国『赤穂市立海洋科学館』(赤穂市)
瀬戸内海に面した赤穂の地につくられた、「海」と「塩」がテーマのミュージアム。製塩の歴史や赤穂の自然、巨大な岩塩など、様々な展示が並びます。敷地内に広がる屋外エリア「塩の国」では、揚浜式・入浜式・流下式と3つの塩田が再現されています。
平清盛の夢・福原京遷都の秘密を知る『神戸海洋博物館&カワサキワールド』(神戸市)
印象的なパイプ仕立ての建物の正体は、港や船をテーマにした海事博物館。館内には世界中の様々な船や神戸港の歴史を学べる展示、さらには幻の遷都計画である「福原京遷都」に関する展示も豊富。色々な乗り物に乗ることができるカワサキワールドも併設されています。
大迫力のマッコウクジラに会いに行こう!『鯨と海の科学館』(山田町)
巨大なマッコウクジラの実物大模型がインパクト抜群な海洋ミュージアム。海洋生物に関する展示や漁業・捕鯨など海に関する展示が盛りだくさん。模型のもとになったクジラの骨格標本は、迫力の姿に加えてその製造過程も驚きの連続です!
三陸の海の幸をたっぷり学べるミュージアム『岩手県立水産科学館』(宮古市)
宮古をはじめとした三陸海岸の海を知ることができるミュージアム。伝統的なものから機械化された現代の漁具、三陸に暮らすサカナ、そして名産となっている魚介類の増養殖技術のなど、様々な展示が広がります。生態展示もあるので、ちょっとした水族館気分で楽しめる施設です。
固有種の絶滅から再発見までのストーリー『田沢湖クニマス未来館』(仙北市)
日本一深いといわれる湖・田沢湖では、かつてクニマスという固有種のサカナがたくさん暮らしていました。しかし、あるときそのクニマスは全て消えてしまいます。いったい何が原因だったのか、そしてその後どうなったのか、ここに来れば田沢湖とクニマスの波乱の歴史を知ることができます。
利尻島 Part 9 見ごたえ抜群!利尻町立博物館で知る島の自然と歴史(利尻町)
いわゆる島の小さな博物館ですが、展示物のクオリティが非常に高いです!写真やパネルはもちろん、ジオラマや実物大の再現模型などで感覚的に楽しめるミュージアム。内容もとてもわかりやすく、新しい発見に出会える場所です。
利尻島 Part 8 レンタルバイクで利尻ファンタスティックロードを一周(利尻富士町/利尻町)
鴛泊港でバイクをレンタルしたら、島一周ツーリングに出発!姫沼、利尻町立博物館、仙法志御崎公園、郷土資料館、北見冨士神社などの島の名所をぐるっとめぐります。いずれも島を周回する「利尻ファンタスティックロード」に面しているため、気軽に立ち寄れる場所ばかりです!
大迫力の御船祭を知るならココへ行こう!『漁業歴史資料館よう・そろー』(北茨城市)
北茨城市大津町に伝わる佐波波地祇神社の「御船祭」についての展示が充実したミュージアム。実際に使用される神船や、祭の映像でその迫力を体感することができます。あんこうミュージアムや異人上陸のストーリーなど、個性的な見どころも多く、想像以上に楽しめます。
人々の愛が詰まった美しき帆船『日本丸』(横浜市)
桜木町駅のすぐ近くに優雅な姿を見せる帆船・日本丸。館内は誰でも見学可能なミュージアムシップとなっており、船員たちの生活の場やレトロなしつらえ、ユニークな飾り毛布などを見ることができます。この日本丸、いったいどのような船であったのか、そしてなぜ横浜にあるのでしょうか・・・?
横浜港のむかしと今を知るミュージアム『横浜みなと博物館』(横浜市)
港としての横浜をテーマにしたミュージアム。2022年にリニューアルオープンを果たし、デジタルコンテンツがパワーアップしました。館内にはトリスハイボールのデザインでもおなじみ柳原良平のギャラリーも備えています。
たくさんの貝とサカナの骨と千年サンゴ『貝の資料館モラスコむぎ』(牟岐町)
何語かイメージしづらい不思議な名前が付いた貝のミュージアム。様々な色と形の貝ガラや、かっこいいサカナの骨格標本をじっくり観察できます。近くの海底に暮らす超巨大な「千年サンゴ」についての展示もあります!
雨が降っても大丈夫!プラネタリウム付きのミュージアム『海洋文化館』(本部町)
美ら海水族館の隣にある、海洋文化を知ることができる博物館。沖縄の伝統的な漁をはじめ、ハワイなど太平洋に浮かぶの島の文化が映像や実物を交えて展示されています。完全屋内なので、悪天候時にもおすすめなスポットです。
千葉の海を知るミュージアム『海の博物館』(勝浦市)
海に暮らす生き物や、その自然環境について知ることができる博物館。模型やジオラマ、映像でとってもわかりやすく、気になっていた生き物の名前がわかることも。実際に生きているサカナも飼育しており、ミニ水族館としても楽しめます。
今も昔も復興のシンボル・サンファンバウティスタ号を見に行く!『サン・ファン館』(石巻市)
伊達政宗の命を受けた慶長遣欧使節を乗せてヨーロッパへ向かったガレオン船「サンファンバウティスタ」。再現されたその雄姿は、大津波を越えて、今も石巻のシンボルとして存在感を放っています。
夢とロマンが詰まった史上最大の戦艦『大和ミュージアム』(呉市)
日本の威信をかけて造営された戦艦大和。1/10の巨大模型をはじめ、映像コンテンツやパネルでその凄さを知ることができる博物館。悲しい特攻兵器も数多く展示されており、様々な切り口で戦争と向き合うことができます。
倉橋島ドライブ〜音戸の瀬戸・造船歴史館・桂浜・鹿島の段々畑(呉市/芸予諸島)
瀬戸内海航路の要所であり、古くから造船が盛んであった離島。平清盛との関係が深い音戸の瀬戸や、造船に関わる展示が珍しい造船歴史館など、深い歴史を感じる島です。橋が架かっているため、気軽にアクセスできます。
謎の最期を遂げた戦艦・陸奥が眠る島『陸奥記念館』(周防大島町)
周防大島の奥地にある、戦艦陸奥(むつ)に関する資料が並ぶ展示施設。旧日本海軍のエースであった陸奥は、当時世界でもトップクラスの性能を誇っていました。しかし、最強といわれた戦艦は、謎の最期を遂げることに・・・。
巨大な千石船に乗れる!廃校利用の博物館『小木民俗博物館』(小木・宿根木)
佐渡島南部、小木・宿根木の歴史を伝える民俗博物館。廃校となった小学校を利用した施設で、教室をそのまま使った展示室はとてもノスタルジック。横たわる大きな千石船は圧巻の一言です!
奄美のまじめなミュージアム『奄美博物館』(名瀬)
剥製やジオラマで再現された自然や、島の人々の文化や歴史を扱う島の総合博物館。館内にそのまま展示された伝統木造船はインパクト抜群です。完全屋内型なので、雨が降っても大丈夫なスポットです。
クジラを知ってクジラを食べる!『キラメッセ室戸』(室戸市)
古来よりクジラ文化が根付く室戸(むろと)。鯨館は、クジラの生態から人との関わりについて楽しく知ることができるミュージアム。刺身や竜田揚げなど、様々なクジラ料理が楽しめるレストランもあります。
上五島 Part 2 レンタカーでめぐる青砂ヶ浦教会・海童神社・鯨賓館・頭ヶ島天主堂(新上五島町)
昨日の夜に無事入島した上五島の中通島。今日は早朝からレンタカーで島内観光へと向かいます。北部の曽根教会からスタートし、青砂ヶ浦教会、海童神社、鯨賓館、頭ヶ島天主堂までぐるっとまわりました。
かわいすぎるクジラに会いに行こう!『太地町立くじらの博物館』(太地町)
クジラの生態や文化について知ることができる博物館や、レアなイルカが泳ぐ海洋水族館、そしてショーやふれあい体験も楽しめるふれあいの海が並ぶマリンスポット。クジラやイルカとの距離がぐっと縮まります!