レジャースポットとして知られる相模湖を形成しているのが相模ダム。戦時下で工事が進められていた、歴史あるダムです。すぐ近くにある嵐山洞門、相模湖記念館、そしてダムカレーまでたっぷりと満喫してきました!
相模湖をつくる相模ダム
ボート遊びや釣り場として人気な、レジャー感あふれる湖、相模湖。実はダム建設により相模川がせき止められて生まれた人造湖なのです。
その相模湖を形成しているのが相模ダム。昭和15年(1940年)から7年の歳月をかけ、幾多の困難を乗り越えて完成しました。
京浜工業地帯の発達にともなう上水道、工業用水、電気の不足を解消するために設置された多目的ダム。高さ58.4m、長さ196mの「重力式コンクリートダム」という形式をとっています。

向かい合うように相模大橋が架かっているため、橋の上からは上流側の姿がよく見えます。
歴史を感じるコンクリートダム
近くで見る上流側は複雑な仕上がりで、ちょっとだけメカっぽさもあります。

ダムの最頂部である天端(てんば)は道路になっていますが、訪問した際は立ち入り禁止。

下流側は年季の入ったコンクリート建築に、増築されたであろう比較的新しい設備も見えます。

ダムの近くに立つのはダム建設時の殉職者を慰めるために建立された慰霊塔。相模ダム建設には延べ360万人もの人が従事しており、記録されているだけでも83人が命を落としています。戦時中に建設されたこともあり、朝鮮人や中国人の捕虜も労働にあたっていたそうです。

アーチが連なる嵐山洞門
相模湖大橋から相模ダムと反対側を見ると、アーチが連なっているのが見えます。

こちらは嵐山洞門。崩落と危険防止のために造られた洞門ですが、歩道の側にアーチが連なる印象的な外観であるため、写真撮影スポットとしても人気があります。

さて、どこまで歩こう!?
このまま歩いて「みの石滝キャンプ場」まで行き、そこから渡し船で相模湖駅側へ戻るウォーキングプランが頭に浮かびましたが、時刻は16:00過ぎ。渡し船の時間が終わっている可能性があるので断念しました。

記念館を備えた交流センター
相模ダムから徒歩5分ほどのところに立つのが神奈川県立相模湖交流センター。ラックスマンホール、研修室などを備えた施設。自販機とイス、青林檎という喫茶室もあるので、ちょっと休憩に立ち寄るのもおすすめな施設です。

2階には相模湖記念館があり、相模ダム建設の経緯や仕組みなどを学ぶことができます。
小規模な展示室、日曜日でしたが訪れる人はおらずとっても静か。

両手でふれると電気が流れて音楽が流れるサウンドボール、手を当てると光が吸い寄せられるプラズマボールなど、ちょっとした科学体験コーナーもありました。
停止中のコンテンツの画面に映し出されているのは「WindowsNT」!初めて見る画面、どうやら業務用として1993年にリリースされたOSらしい。いまだ現役なのでしょうか?

ダムといえばダムカレー
ダムに来たらダムカレーを食べるのがお決まりのコース。相模ダムの近くには、ダムカレーを扱うお店が多数あります。今回利用したのは喫茶デミタス。

相模湖駅前のビルの2階にあるので、到着時にいちばん最初に訪ねました。
これぞ昭和の喫茶店といったレトロなイメージの店内。優しいおばちゃんが案内してくれました。

ダムカレーは店舗によって仕上がりは様々。ここデミタスのダムカレーは、ヒレカツ3枚を使ってダムが構築されているちょっと珍しいタイプ。

カレーも美味しくて、ヒレカツは柔らかくて大満足!カレーに見える黄色いソースは、ドレッシング!酸味の効いた味で、カレーにフルーティーさを加えてくれます。
モーターボートも乗って、ダムや洞門をめぐって、ダムカレーも食べて、プリンシェイクも飲んでと大満足な相模湖めぐり。どこか遠い田舎の町に来たような落ち着く町でした。



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