デックス東京ビーチ内に広がるたこ焼き専門のフードコート。大阪からやってきた5つの店舗が軒を連ねており、様々なメニューを味比べ可能!定番はもちろん、各店舗変わり種も多数用意。しっかりとお腹を空かせて行きたいところです。
たこ焼きテーマパーク
お台場海浜公園の目の前にそびえるショッピングモール、「デックス東京ビーチ」。「アクアシティお台場」や「ダイバーシティ東京 プラザ」とともに、お台場エリアの中心となっている施設です。
そんなデックスのシーサイドモール4Fは、台場一丁目商店街となっており、昭和レトロな町並みを模したノスタルジックなエリア。駄菓子屋や射的、お化け屋敷などが並び、まるでテーマパークのような雰囲気。
にぎやかな商店街を抜けた先にあるのが、今回ご紹介するお台場たこ焼きミュージアム。タコ焼き屋が集まるフードコートタイプの施設なので、ちょっとした休憩やおやつタイムの立ち寄りにもおすすめです。
2010年にオープン、2018年にリニューアルしておりソファ席や海を眺めるペアシートなどが追加され、さらにパワーアップしました!
5つの店舗が勢ぞろい
ミュージアム内に入っているのは「①やまちゃん」「②芋蛸」「③赤鬼」「④くくる」「⑤会津屋」の5店舗。フードコート形式なので、複数店舗の商品を購入して味比べしたり、お腹のすき具合を確認しながら1皿ずつ追加していったりとフレキシブルに楽しむことができます。
今回は5店舗全て食べることができたので、簡単に紹介させていただきますね!
①やまちゃん
正式名称は「あべの たこ焼きやまちゃん」。その名の通り大阪市阿倍野区阿倍野筋に本店を持ち、梅田やUSJ、都内では池袋に直売店があります。
「ソースマヨ」「明太マヨ」「Wチーズ」「イカ天マヨ」など様々な味がそろっており、「2種盛り」(8個/1,000円)にすれば好きな味を2つ楽しむことができます。
訪問した際はそのラインナップは11種類。ものすごく迷いましたが、他店舗では見かけない変わり種「ごま油塩」と「バター醤油」を選んでみました。
バター醤油はとろりとした食感とバターの旨味が相性抜群!ふわっとへにゃっとしたたこやきなので、まるでお餅みたいな感覚です。
②芋蛸
2002年、日本料理の板前さんによって大阪・黒門市場にオープンした「芋蛸」。2007年には天六に移転するも、惜しまれつつ2011年に閉店してしまいます。幻の味となっていましたが、2012年に、ここお台場にて復活!現在はお台場たこ焼きミュージアム店のみが営業しています。もし、「ここでしか食べられないたこ焼き」を狙う方は、この芋蛸は外せません・・・!
メニューは、定番の山芋が入った「芋たこ焼」「チーズ」「和風あんかけ」など、こちらも様々なメニューがあります。「ペアメニュー」(8個/890円)ならば、好きな味を2つチョイス可能。
ということで、他には無い「とろ玉」「エビマヨ」にしてみました。
たこ焼きそのものが大粒で食べごたえが抜群。そしてやっぱりソース味は安心感あります。「エビマヨ」はタコのかわりにエビが入っており、かなりユニーク。マヨ要素はちょっと少な目でした。
③赤鬼
2023年2月に新しくラインナップした「道頓堀 赤鬼」。かつては難波に本店がありましたが現在は閉店、ベルファ都島という商業施設内にあるとのウワサです。
こちらも「コンビ」(8個/880円)があり、「とろとろチーズ」や「ネギポン酢」「だし醤油」などから選ぶことができます。
チョイスしたのは「鬼辛ソース」と「ネギポン酢」。鬼辛はしっかり辛口、ネギポン酢はさっぱりとしているので、こってり系が多い中でちょっとしたアクセントにおすすめ。ここの特徴は、ゆでダコではなく生ダコを使用しているところ。ぷりぷりとした食感も楽しめます。
なお、この赤鬼は「ちゃぷちゃぷ」という出汁にたこ焼きが浮かんでいるメニューも看板商品。6個/680円とボリュームもほどほどなので、5店舗制覇を狙う方は、これをチョイスするのも良さそうです。
④くくる
大阪のみならず、東京、名古屋、博多、さらには海外と多数店舗を展開する大手チェーン「たこ家 道頓堀くくる」。
「出汁たこ焼」「カレーたこ焼」「チーズフォンデュたこ焼」など、様々な変わり種がそろうミュージアム内においても、特に攻めたメニューがそろっています。
どうせなら変わり種を、と思い選んだのは「炙りマヨたこ焼」(8個/980円)。マヨ、明太マヨ、ツナマヨ、コーンマヨの4種のあぶりがそれぞれ2個ずつ入った、バラエティ豊かなメニュー。
たこ焼きなのかはおいておいて、とにかく炙りマヨは正義です。
⑤会津屋
最後はたこ焼き発祥の店と称される「大阪玉出 会津屋」。大阪には複数店舗がありますが、都内ではここお台場でしか食べることができません。
変わり種メニューはなく、ソースをかけずに食べる「元祖たこ焼」、たこ焼のルーツ「ラヂオ焼き」、和風タルタルのかかる「ねぎぶっかけ」の3種のみ。硬派な印象ですね。
ここも当然2種盛りがありますが、他とは異なる2種類×7個の14個盛り。一見すると多くみえますが、ここのたこ焼きは小粒タイプなので、ぺろりと食べられます。
とはいえ、5店舗目となると私の容量も限界に近くなってきましたので、ここは「ラヂオ焼き」(8個/680円)に。タコの代わりに牛スジこんにゃくが入っており、甘口の風味が絶品です。しっかり味がついていますので、ソースなどのトッピングは不要というのも、ここ会津屋の特徴です。
その他の楽しみ方
ミュージアム内には、多幸八喜恵美寿神社が建てられています。雰囲気づくりのためのインテリア的な神社かと思いきや、「えべっさん」こと大阪の今宮戎神社を分祀したもの。商売繁盛の神様として知られています。
しっかりとおみくじも置かれていますので、ちょっとした運試しもおすすめです。
さらに、たこ焼き屋さん以外にもヨーグルトジェラートの「ヨゴリーノ」、たこ焼き関連商品や大阪みやげの販売店「いちびり庵」も並んでいます。
お腹いっぱいになったあとのデザート、さらにたこ焼関連商品をお土産に持ち帰ったりすることも可能。冷凍たこ焼きや名店のソースなど、家庭でもその味を楽しむことができます。
行ってみた感想
好きな味を好きなだけ注文できるため、いろいろ選べてとっても楽しいフードコート。ですが、メニューが多すぎます!!!
5店舗のうち、それぞれ何種類も味があるため、とても直感で決められるボリュームではありません。各店のメニューを写真に撮って見比べ、味が被らないように作戦会議を経てチョイスしました。
今回2人で訪問したため、5店舗全て食べることができましたが、合計で食べた数は20個。少食な私にはちょっと苦しかったです。
もし何を食べようか迷った方は、ここでしか食べられない「②芋蛸」がおすすめ。あとは、元祖である「⑤会津屋」のソースをかけないたこ焼き&ラヂオ焼きを味わってみるのも良さそうです。
あと、もう一度言いますが炙りマヨは正義です。
アクセスと営業情報
デックス東京ビーチまでは、ゆりかもめの「お台場海浜公園駅」より徒歩2分、りんかい線の「東京テレポート駅」より徒歩5分ほど。
営業時間 | 11:00~20:00 ※土日祝日は21:00 |
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公式サイト | https://www.odaiba-decks.com/news/event/takoyaki.html |
※掲載の情報は2023年3月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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