元祖から変化球までそろうタコ焼きテーマパーク『お台場たこ焼きミュージアム』(港区/台場)

東京都(23区)

デックス東京ビーチ内に広がるたこ焼き専門のフードコート。大阪からやってきた5つの店舗が軒を連ねており、様々なメニューを味比べ可能!定番はもちろん、各店舗変わり種も多数用意。しっかりとお腹を空かせて行きたいところです。

訪問日:2023/7/8(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

たこ焼きテーマパーク

お台場海浜公園の目の前にそびえるショッピングモール、「デックス東京ビーチ」。「アクアシティお台場」や「ダイバーシティ東京 プラザ」とともに、お台場エリアの中心となっている施設です。

そんなデックスのシーサイドモール4Fは、台場一丁目商店街となっており、昭和レトロな町並みを模したノスタルジックなエリア。駄菓子屋や射的、お化け屋敷などが並び、まるでテーマパークのような雰囲気。

にぎやかな商店街を抜けた先にあるのが、今回ご紹介するお台場たこ焼きミュージアム。タコ焼き屋が集まるフードコートタイプの施設なので、ちょっとした休憩やおやつタイムの立ち寄りにもおすすめです。

2010年にオープン、2018年にリニューアルしておりソファ席や海を眺めるペアシートなどが追加され、さらにパワーアップしました!

5つの店舗が勢ぞろい

ミュージアム内に入っているのは「①やまちゃん」「②芋蛸」「③赤鬼」「④くくる」「⑤会津屋」の5店舗。フードコート形式なので、複数店舗の商品を購入して味比べしたり、お腹のすき具合を確認しながら1皿ずつ追加していったりとフレキシブルに楽しむことができます。

今回は5店舗全て食べることができたので、簡単に紹介させていただきますね!

①やまちゃん

正式名称は「あべの たこ焼きやまちゃん」。その名の通り大阪市阿倍野区阿倍野筋に本店を持ち、梅田やUSJ、都内では池袋に直売店があります。

「ソースマヨ」「明太マヨ」「Wチーズ」「イカ天マヨ」など様々な味がそろっており、「2種盛り」(8個/1,000円)にすれば好きな味を2つ楽しむことができます。

訪問した際はそのラインナップは11種類。ものすごく迷いましたが、他店舗では見かけない変わり種「ごま油塩」「バター醤油」を選んでみました。

バター醤油はとろりとした食感とバターの旨味が相性抜群!ふわっとへにゃっとしたたこやきなので、まるでお餅みたいな感覚です。

②芋蛸

2002年、日本料理の板前さんによって大阪・黒門市場にオープンした「芋蛸」。2007年には天六に移転するも、惜しまれつつ2011年に閉店してしまいます。幻の味となっていましたが、2012年に、ここお台場にて復活!現在はお台場たこ焼きミュージアム店のみが営業しています。もし、「ここでしか食べられないたこ焼き」を狙う方は、この芋蛸は外せません・・・!

メニューは、定番の山芋が入った「芋たこ焼」「チーズ」「和風あんかけ」など、こちらも様々なメニューがあります。「ペアメニュー」(8個/890円)ならば、好きな味を2つチョイス可能。

ということで、他には無い「とろ玉」「エビマヨ」にしてみました。

たこ焼きそのものが大粒で食べごたえが抜群。そしてやっぱりソース味は安心感あります。「エビマヨ」はタコのかわりにエビが入っており、かなりユニーク。マヨ要素はちょっと少な目でした。

③赤鬼

2023年2月に新しくラインナップした「道頓堀 赤鬼」。かつては難波に本店がありましたが現在は閉店、ベルファ都島という商業施設内にあるとのウワサです。

こちらも「コンビ」(8個/880円)があり、「とろとろチーズ」「ネギポン酢」「だし醤油」などから選ぶことができます。

チョイスしたのは「鬼辛ソース」「ネギポン酢。鬼辛はしっかり辛口、ネギポン酢はさっぱりとしているので、こってり系が多い中でちょっとしたアクセントにおすすめ。ここの特徴は、ゆでダコではなく生ダコを使用しているところ。ぷりぷりとした食感も楽しめます。

なお、この赤鬼は「ちゃぷちゃぷ」という出汁にたこ焼きが浮かんでいるメニューも看板商品。6個/680円とボリュームもほどほどなので、5店舗制覇を狙う方は、これをチョイスするのも良さそうです。

④くくる

大阪のみならず、東京、名古屋、博多、さらには海外と多数店舗を展開する大手チェーン「たこ家 道頓堀くくる」

「出汁たこ焼」「カレーたこ焼」「チーズフォンデュたこ焼」など、様々な変わり種がそろうミュージアム内においても、特に攻めたメニューがそろっています。

どうせなら変わり種を、と思い選んだのは「炙りマヨたこ焼」(8個/980円)マヨ、明太マヨ、ツナマヨ、コーンマヨの4種のあぶりがそれぞれ2個ずつ入った、バラエティ豊かなメニュー。

たこ焼きなのかはおいておいて、とにかく炙りマヨは正義です。

⑤会津屋

最後はたこ焼き発祥の店と称される「大阪玉出 会津屋」。大阪には複数店舗がありますが、都内ではここお台場でしか食べることができません。

変わり種メニューはなく、ソースをかけずに食べる「元祖たこ焼」、たこ焼のルーツ「ラヂオ焼き」、和風タルタルのかかる「ねぎぶっかけ」の3種のみ。硬派な印象ですね。

ここも当然2種盛りがありますが、他とは異なる2種類×7個の14個盛り。一見すると多くみえますが、ここのたこ焼きは小粒タイプなので、ぺろりと食べられます。

とはいえ、5店舗目となると私の容量も限界に近くなってきましたので、ここは「ラヂオ焼き」(8個/680円)に。タコの代わりに牛スジこんにゃくが入っており、甘口の風味が絶品です。しっかり味がついていますので、ソースなどのトッピングは不要というのも、ここ会津屋の特徴です。

ソース不要!?元祖大阪たこ焼き&ラヂオ焼き『会津屋 ららぽーとEXPOCITY店』(吹田市)
たこ焼きの元祖である会津屋。一般的なたこ焼きとは異なり、ソースをかけずに食べるのがオリジナルの味。さらに、たこ焼きのルーツのひとつといわれる「ラヂオ焼き」も扱っています。チェーン展開しているため気軽に伝統の味を楽しむことができるお店です。

その他の楽しみ方

ミュージアム内には、多幸八喜恵美寿神社が建てられています。雰囲気づくりのためのインテリア的な神社かと思いきや、「えべっさん」こと大阪の今宮戎神社を分祀したもの。商売繁盛の神様として知られています。

しっかりとおみくじも置かれていますので、ちょっとした運試しもおすすめです。

さらに、たこ焼き屋さん以外にもヨーグルトジェラートの「ヨゴリーノ」、たこ焼き関連商品や大阪みやげの販売店「いちびり庵」も並んでいます。

お腹いっぱいになったあとのデザート、さらにたこ焼関連商品をお土産に持ち帰ったりすることも可能。冷凍たこ焼きや名店のソースなど、家庭でもその味を楽しむことができます。

行ってみた感想

好きな味を好きなだけ注文できるため、いろいろ選べてとっても楽しいフードコート。ですが、メニューが多すぎます!!!

5店舗のうち、それぞれ何種類も味があるため、とても直感で決められるボリュームではありません。各店のメニューを写真に撮って見比べ、味が被らないように作戦会議を経てチョイスしました。

今回2人で訪問したため、5店舗全て食べることができましたが、合計で食べた数は20個。少食な私にはちょっと苦しかったです。

もし何を食べようか迷った方は、ここでしか食べられない「②芋蛸」がおすすめ。あとは、元祖である「⑤会津屋」のソースをかけないたこ焼き&ラヂオ焼きを味わってみるのも良さそうです。

あと、もう一度言いますが炙りマヨは正義です。

アクセスと営業情報

デックス東京ビーチまでは、ゆりかもめの「お台場海浜公園駅」より徒歩2分、りんかい線の「東京テレポート駅」より徒歩5分ほど。

営業時間 11:00~20:00 ※土日祝日は21:00
公式サイト https://www.odaiba-decks.com/news/event/takoyaki.html

※掲載の情報は2023年3月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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