立ち並ぶノジュールと海に沈む夕陽『石見畳ヶ浦』(浜田市)

島根県

千畳敷と呼ばれる広大な岩場が広がるスポット。海蝕や地震の影響で、ノジュールが並ぶ独特の風景ができあがっています。夕陽スポットでもあるため、今回は日没を狙って訪問してみました!

訪問日:2026/5/5(火) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

地震がもたらした天然記念物

海辺の景勝地である石見畳ヶ浦。別名を床の浦(とこのうら)ともいう、浜田市を代表する観光スポットです。古くから知られた景勝地かと思いきや、明治5年(1872年)に発生した浜田地震によってい海底が隆起してできあがった場所。国の天然記念物にも指定されています。

駐車場はこちらが最寄り。受付はなく無人の駐車場で、200円を投函するタイプです。

台数は少ないため、満車の場合は他を探すしかありません。ここより500mほど手前(南)には大きな駐車場がありました。

ここから畳ヶ浦までは、コンクリートのトンネルを通ります。

長いトンネルを抜けて

トンネルはけっこう長さがあります。打ちつける波の音がトンネル内に響く、独特のBGM。

抜けた先は少し広い空間。赤いのぼりの先には南無観世音菩薩が祀られています。

ぽっかりと空いた2つの穴からは夕陽と打ち寄せる波の姿。もうここだけでも充分絵になる風景です。

その先にはまだトンネルが続いています。出口はもうオレンジ色の夕陽が降り注いでおり、ちょっと急ぎ足!

開放的な千畳敷

到着した先は千畳敷。トンネルの閉塞感からの広々とした岩場、このコントラストがたまりません。

この辺りの岩場には、流木やクジラの化石が埋まっているそうですが、こんな広いところで見つけるのは難易度高め。

千畳敷の最高峰が馬の背。海岸にあった岩礁が、地震によってせり上がったものです。周囲は段があり登りやすくなっているため、子どもたちの遊び場になっていました。

不思議なノジュール

ぽこぽこと並んでいるキノコみたいな岩はノジュール。貝殻に含まれた炭酸カルシウムなどが溶け出し、化石に集まり砂岩層の中に硬い部分を形成します。他が侵食されてそこだけが残るため、このような造形になるのだそう。

独特の景色を作り上げながらも、椅子やちょっとした荷物置きにも使えるという、デザイン性と機能性を兼ね備えた岩です。

中には、いくつも連なって不思議な形のものも。まるでイカリムシ、もしくはシュモクガイみたいです。

水面から顔を出すワニみたいなものも。様々なかたちのモジュールを、何かに例えていくの面白いですね!

日本海に沈む夕陽

夕陽を楽しむならば、日没時間の前後30分の時間帯がベストというのは、これまでの経験で習得済みの知識。本日の日没は18:59なので、30分前の18:29頃に到着しました!

ノジュール探していると、徐々に真っ赤になっていく空。18:55くらいから太陽は海に沈みかけていきます。ここから先はあっという間。

久しぶりに海に沈む夕陽見れてちょっと感動!大きなカメラを抱えたおじさんに、「後ろ姿撮らせてくれん?」と頼まれてモデルもやっちゃったよ。

ちなみに今回は満潮の6時間後、干潮の3時間前という、干潮寄りの訪問。もし満潮時ならば潮溜まりでリフレクション撮影ができるかもしれません。ただし、一部のノジュールは水没してしまうかも・・・。

夕陽を見終えて、「湯屋温泉 リフレパークきんたの里」の温泉に入りさらに東へと進みます。お次は世界遺産「石見銀山」!混雑回避で、朝イチに向かおうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました