石見銀山 Part 1 朝イチのレンタサイクルで向かう『清水谷製錬所跡』(大田市)

島根県

島根県を代表する人気観光スポット、石見銀山(いわみぎんざん)。今回は混雑を避けるために朝イチで訪問!電動自転車で情緒あふれる町並みを抜けて、まずは清水谷製錬所跡へと向かいます!

訪問日:2026/5/6(水) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

事前計画は超重要

石見銀山は江戸時代に開発され、日本最大級の銀山として栄えた鉱山。産出された銀は国内だけでなく海外との貿易にも大きな役割を果たし、周辺には鉱山町や街道が発展しました。鉱山遺跡と豊かな自然・町並みが一体となった価値が評価され2007年に世界文化遺産にも登録されています。アジアで初めて世界遺産登録された鉱山遺跡であったそうです。

一番の見どころである坑道「龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)」は、奥地にあり、近くに駐車場はありません。どこに停めるかによって変わりますが、「大森代官所前駐車場」からは徒歩45分、「石見銀山公園駐車場」からでも徒歩30分ほどかかります。最も大規模な駐車場「石見銀山世界遺産センター」からは、前述の2つの駐車場までバス移動して、そこから歩くためさらに時間がかかります。

道中は情緒あふれる町並みが保存されているため、時間に余裕があれば徒歩での散策も充分楽しめるコース。

そんなに時間もないし、歩きたくない!という人におすすめなのがレンタサイクル!「レンタサイクル河村」は電動自転車のレンタルを行なっており、これを利用すれば20分ほどですいすいアクセスできるのです。

そんなわけで、石見銀山はノープランで訪ねると少々ハードになる可能性があるスポット。スムーズにめぐりたい方は、事前にある程度計画を立てて行くのが超おすすめです。

便利な代官所前駐車場

レンタサイクルを借りるならば、銀山に近い「石見銀山公園駐車場」よりも手前の「大森代官所前駐車場」が便利。

というわけで、「大森代官所前駐車場」にやってきました!ここは20台ほどしか停められない小規模な駐車場。連休中だったので、朝イチ狙いの8:00についたところ、まだ0台でした!

道中に掲げられた駐車場案内はこちらを指しておらず、もっと離れた「石見銀山世界遺産センター」を案内しています。そのため、下調べした人でないとたどり着けない、ちょっぴり穴場の駐車場です。

この駐車場のメリットは、前述の「レンタサイクル河村」が目の前にあるということ。自転車を借りる予定の方は、ここに停めることができるととっても楽です。

朝イチのレンタサイクル

こちらのガソリンスタンドみたいなお店がレンタサイクル河村。営業開始は8:30であるためまだ営業前ですが、おじさんたちがスタンバイ中。「今日の一番乗り来たぞー」と、楽しく出迎えてくれました。

さすがにまだ早いので、おじさんたちとおしゃべり。連休中は100台くらい用意しているそうですが、9:30には全てはけてしまうそうです。

料金は2時間で1,000円。2時間あればだいたいいろいろ巡ることができます。もし「いも代官ミュージアム」や「熊谷家住宅」へ向かう場合は、レンタサイクルを返却してから徒歩で向かうのがおすすめ。

ちなみに、レンタサイクル河村では「ぎんざんカート」という乗り物も運行しています。スタッフさんが運転するカートで、定時運行しているシャトルバスタイプの移動手段。料金は片道500円です。徒歩と組み合わせても良さそうですし、雨の日なんかはとっても便利な予感。

情緒あふれる町並み

8:20頃、早めに受付開始してくれました!マップを使って、道案内もしてくれて至れり尽くせり。自転車にまたがり、いざ出発!

すぐに広がるのは、赤い石州瓦の木造建築が立ち並ぶ、雰囲気抜群な町並み。重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。こんな道を電動自転車で走る抜けるのは気持ちよすぎます!

民家の合間にはお寺もたくさん。銀細工のお店や食堂もありますが、朝なのでまだ営業開始前でした。

早朝なので観光客はゼロ、歩いているのは地元の方だけ。観光地ではありますが、生活している人はたくさんいるのです。

製錬所跡の遺跡

龍源寺間歩のオープンは8:50、時間が少し早いので、途中で清水谷製錬所跡へ。すぐに見えてくるのは石垣の遺跡。苔むした姿がたまらないです!

江戸幕府による支配が終わり、明治時代の前半には地元住民による小規模な鉱山経営が行われます。

明治19年(1886年)、萩市出身の藤田伝三郎が起業した大阪の藤田組によって本格的な銀山開発がはじまると、製錬所が整備されます。それがこちらの清水谷製錬所。(※藤田組=同和鉱業から現在はDOWAホールディングス)

明治28年(1895年)に完成して操業開始するも、鉱石の質が悪く、製錬能力も不十分だったため採算が合わず、まさかの1年で操業停止となってしまいました。

スロープを登ることもできます。上から見ると石垣が積み上げられた姿が、まるで城趾みたい。

ぽっかりと空いたアーチ型の穴。かつてここには建屋があったみたいです。

案内板には、創業当時の製錬所の写真も掲載されていました。

そうこうしているうちに、時刻は8:45。「龍源寺間歩」がオープンしているので、そちらへと向かいます!つづく。

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