津和野の町を見下ろす山の上に建てられた津和野城。山上には立派な石垣が多数残されており、当時の規模を感じることができます。リフトに乗れば、山登りルートをちょっぴり短縮も可能です!
リフトで登れる山城
津和野城は、標高約360mの霊亀山(れいきざん)に築かれた山城。永仁3年(1295年)から正中元年(1324年)にかけて吉見頼行・頼直によって築城されました。関ヶ原の戦い後の慶長6年(1601年)に坂崎直盛が入城すると、近世城郭へ改修が行われます。元和3年(1617年)に因幡国鹿野城より亀井政矩が4万3千石の大名として入城。明治時代まで亀井氏の居城として利用されていました。
そんな津和野城、山の上なので麓から本丸まではけっこうな距離を登る必要があります。
安心してください、リフトがあります!
リフト乗り場があるのは、太皷谷稲成神社に続く車道の途中。山の中腹にあるので、徒歩で向かう場合はなかなかハード。

本日の天候は雨。リフト動いてないかなと思っていたのですが、基本的に多少の雨くらいなら通常運行しているそうです。
リフトには小さな屋根があります。さらに、おしりが濡れないようにアルミの座布団も敷いてくれる親切さ。雨が強かったら傘をさしてもOKとのことでした。

雪山以外のリフト、しかも雨の日というシチュエーションが新鮮すぎます!
出丸から見渡す津和野のまち
所要時間約5分で、山頂駅に到着しました。降り場から本丸までは徒歩20分程。ここからもまだまだ歩きます。

少し歩くと見えてくるのは出丸。中世の城主、吉見氏によって築かれた曲輪で、坂崎直盛の時代に石垣が構築されました。指揮をした家老・浮田織部(うきた おりべ)の名にちなんで、織部丸とも呼ばれています。

こちらは二重櫓跡。上からだと分かりづらいのですが、出丸の形状にあわせてゆるくカーブしています。このタイプは全国唯一であるそう。雷火によって本丸の主要な建築を失ってしまった津和野城において、シンボルであったそうです。

ここは眺めの良いビュースポット。赤瓦が連なる津和野の町は、上から見ても美しい。

二の丸を越えて本丸へ
出丸からしばらく進むと、仮設道が設置されているポイント。雨のため少し滑るし、足を置くとちょっと凹むような感覚も。なかなかスリリングなためゆっくり進みます。

登った先は広場。ミヤマキンポウゲのような黄色い花が咲いています。このあたりがきっと二の丸跡です。

さらにその先には石垣と仮設道。もうちょっとでゴールの本丸です!

山上に広がる石垣群
本丸・三十間台に到着しました!広々としたスペースでベンチも設置されています。天気が良ければのんびりしたくなるポイント。

南を見下ろすと人質櫓。それほど標高が高いわけではありませんが、山上に広がる石垣は天空の城感ありますね!

その先にある太鼓丸跡。こちらも天空の城感あります。私の語彙力が足りず、天空の城以外の表現が出てきません!!


スリリングな帰り道
景色も含めてたっぷり堪能したので、そろそろ下ります。そういえば天守台はないのでしょうか?本丸には見当たリませんでしたが、降りる途中に発見しました!

津和野城の天守台は、本丸ではなく二の丸にあります。存在感が控えめなので見逃さないようにご注意くださいね。
下りの仮設道は上りよりも怖い!雨で滑るので、踏み外さないようにゆっくりゆっくり。

サクサク歩いてリフト乗り場に到着。下りのリフトもまたけっこうスリリング!おじさん曰く「もし怖くなったら遠くの空を見てください」とのことでした。

今回の滞在時間は14:55にリフトを降り、本丸まで行って帰ってきた時刻は15:45。山頂の探索は50分ほどでした。
このあとは、リフト乗り場のすぐ近くにある太鼓谷稲荷神社にて、1/2の運試しに挑戦しました!つづく。
アクセスと営業情報
| 運行時間 | 9:00~16:30 |
|---|---|
| 運休日 | 毎年12月1日から翌年2月末までの間の平日 |
| 料金 | 700円 |
| 公式サイト | https://www.town.tsuwano.lg.jp/www/contents/1513813959706/index.html |
※掲載の情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。


コメント