芸術の森にある野外美術館は、広大な森に多数の作品が点在する大規模なオープンエアミュージアム。シリアスな彫刻から、親しみやすいユニークなものまで、様々な作品が並んでいます。全部めぐろうとすると、かなり時間がかかるのでご注意を!
大規模な野外美術館
札幌芸術の森には、彫刻作品が点在する野外美術館があります。美術館の周りに数点彫刻が置かれているのを想像していましたが、7.5ヘクタールもの敷地内に74点もの作品が並ぶ大規模な展示。

有料の施設であり、すべての作品を見るにはなんと2〜3時間ほどかかるそう。これは大誤算です!今日は夕方に友人に会う約束をしているため、それほど長くは居れませんがせっかく来たので入ってみることに。美術館と共通券だったので、行かないと勿体ないという気持ちもありました!

入園者を出迎えるのは黄色いスチールの作品、谷口顕一朗・彩子《札幌芸術の森凹みマップ》。奥にはヨットの帆のような新宮晋《雲の牧場》も並んでいます。

森の中に佇む大型彫刻
ルートは森の中へと続いています。現れるのは鉄骨を組み上げた下田治《ダイナモ》。まるで森の中のモンスターのような姿。

続く新妻實《目の城’90》。まるで古代文明の遺跡みたいな大きな作品です。組み上がった立方体は、横からみても同じ姿をしていました。

ホルスト・アンテス《人物 1000》は、人の姿をしたプレート状の人の作品。コミカルにも不気味にも見えます。

ユニークな発想のアート
森の中を進んでいると、翼の生えた岩が登場!こちらは小清水漸《石翔ぶ》。飛行を司る「翼」が、それとは真逆ともいえる「岩」に備え付けられています。正反対のコントラストを感じます。

ビビッドなグリーンとイエローのパイプにささえられたフェンスは、最上壽之《ウレシクテ アノヨト コノヨヲ イキキスル》。あの世とこの世というのは、色で分かれているのでしょうか。それともこの装置があの世とこの世をつなぐ転移装置なのでしょうか。想像力を掻き立てられる作品です。

旅行雑誌などでも見かけたことのある黄色い人々は、福田繁雄《椅子になって休もう》。人が人に腰掛けて連なっており、最前部に座ることもできます。

最後尾が気になって辿ってみると、最後の人は空気イス状態となっていました!一番大変なのは君だよね。

自然環境を取り込んだ作品
おそらく最も広範囲に広がるのがダニ・カラヴァン《隠された庭への道》。ダニ・カラヴァンはイスラエルの彫刻家であり、自然環境と一体となった作品を作り上げる芸術家。「環境芸術の先駆者」とも称される人物です。
ここでも複数の作品が自然の中に点在しており、一つの作品を形成しています。
円錐型の建物の内部はホール状の空間。音を立てると反響して響き渡ります。ここには「氷室」があり、本来ならば夏でも雪が見れたそう。残念ながら2026年は改修工事により見れなくなっていました。

円錐形の建物からは、水路がうねりながら伸びています。

登った先の二股の木の間からのぞくと、これまで見てきた作品が一直線に見えます!たまたま居合わせたガイドさんが教えてくれました。

この先にはちょっとしたお庭があるようですが、時間があまりないのと、あまりの暑さで体力がぐんぐん減っているのでここまで。
今回の滞在時間は40分くらい。おそらく全体の半分も見れてない気がします。
続きはまたいつか、もう少し涼しい季節に再訪したいところです!




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