佐柳島 Part 1 島への計画とフェリー乗船記(多度津町/塩飽諸島)

塩飽諸島

瀬戸内海に浮かぶ佐柳島(さなぎじま)は、四国本土から約1時間でアクセスできる離島。GWの訪問であったため朝イチの便で渡る計画を立てました。船は1日4便ほどなので、事前にしっかりと時刻表を見てから行くのがおすすめです。

訪問日:2023/5/5(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

佐柳島ってどんな島

佐柳島は瀬戸内海に浮かぶ塩飽(しわく)諸島の島。面積は1.83km²の小さな島で、60人弱の人が暮らしています。

島内の見どころは、両墓制という独特な埋葬法法を知ることができる「埋め墓」や天狗を祀る「大天狗神社」など。いずれも島ならではの独自の風習を感じることができます。

また、多くのネコが暮らしていることから、近年では「猫の島」としても人気。海をバックに堤防をジャンプする「飛び猫」の写真、見たことある方も多いのではないでしょうか。

アクセスと訪島計画

佐柳島には多度津港よりアクセス。港を出航した船は、高見島へ立ち寄り。その後、佐柳島へと寄港します。

船の本数は1日4往復。最終便で島へ行っても滞在時間0分になってしまいます。同じく復路も1便では滞在時間0分。したがって、往路・復路とも実質3択になります。

佐柳島には佐柳本浦港佐柳長崎港という2つの港があります。所要時間は佐柳本浦港まで50分、佐柳長崎港まで55〜65分。両方に寄港するのは、多度津港14:00発の3便のみ。それ以外はどちらかにしか寄港しません。

といっても2港の距離は徒歩25分ほどなので、港の移動も含めて島内散策と考えれば、どちらで降りてもそれほど差はない気がします。

今回は旅程の都合で朝イチの便で島に渡り、2時間少々滞在して戻ってくるという、お手軽プランで訪問することに。

6:55 多度津港 発

7:50 佐柳長崎港 着
佐柳島 (滞在時間:2時間20分)
10:00 佐柳本浦港 発

10:50 多度津港 着

佐柳島の港は、6:55発の1便であったため必然的に佐柳長崎港へ。そこからゆっくり散策しながら佐柳本浦港へ進み、そこから帰りの船に乗るという計画です。

■諦めた高見島立ち寄り
この船は高見島も経由するため、日帰りで2島めぐりができる!そう思って計画を立てていたのですが、どのパターンで考えても片方の島の滞在時間が約5時間・もう片方が約2時間という組み合わせになってしまいます。5時間滞在は時間を持て余しそうなので、今回は佐柳島だけにしました。
もしこの2島をめぐる予定の方は、直接2島めぐりせずに一度多度津港に帰ってくる、というパターンも考えてみるのがおすすめです!

早朝の多度津港

朝6:30の多度津港に到着。湾を囲むように駐車場があり、Google Mapでは「湾岸壁無料駐車場」と登録されています。

GWだったためか、早朝にも関わらず空きは数台。おそらく、佐柳島に宿泊している方が置いているのではないでしょうか。港に近いスペースから埋まっていくので、桟橋まで少し歩く可能性があります。繁忙期に訪れる方はなるべく早めの到着がおすすめです。

高見島、佐柳島へと向かう船はこちら、大きめのフェリータイプです。朝イチの便のためか、乗り込む人は少なめです。

船内は、1階と2階に椅子の座席+靴を脱ぐ小上がり席があります。コンセントも数ヶ所あるので、充電器の持参がおすすめ。飲み物の自動販売機もあります。

2階が海風をダイレクトに受ける屋外デッキ席。開放的で気持ち良いですが、乗船時間が55分と長めなので早々と退散。屋内席でゆったりと過ごしました。

静かな佐柳長崎港

7:50、佐柳長崎港に到着。港の待合所は洋式トイレも備えており、とってもきれいに掃除されています。島の北部では貴重なトイレスポットなので、散策前にここで済ませておきましょう!

港の前には数件の民家がありますが、既に数匹のネコがスタンバイ。人を見つけると駆け寄ってくる懐っこいネコも。

さて、ここから南へ進んで佐柳本浦港へ!と思ったのですが、北にある「埋め墓」が気になりだしてきました。ということで、まず北へと進んでいきます。

コメント

  1. […] […]

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