小豆島① 朝イチの国際両備フェリーに車を載せて小豆島へ(高松港~小豆島池田港)

小豆島

かなりの大きさを誇る小豆島、快適に島内をめぐるならやっぱりマイカーを運びたいところ。というわけでフェリーを利用しようと考えたのですが、その選択肢は膨大。悩んだ末に高松港から池田港へと向かう国際両備フェリーを利用することに。ぴかぴかの船内にはぞうがたくさん隠れています・・・!

訪問日:2023/4/30(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

小豆島ってどんな島?

瀬戸内海で淡路島に次ぐ大きさを誇る離島、小豆島。空港が無く、架橋もされておりません。船でしか渡れない離島としては日本最大でもあります。(北方領土除く)

人口も3万人と非常に多く、島内にはセブンイレブンやケーズデンキ、ゲオ、ファッションセンターしまむらなどのチェーン店も出店。便利な暮らしも送れる島なのです。

観光名所もそれはそれはたくさんあります。「寒霞渓ロープウェイ」「二十四の瞳映画村」「小豆島オリーブ公園」などの老舗から、近年では「瀬戸内国際芸術祭のアート作品」や「妖怪美術館」など個性的な見どころも。

注意すべきは、島内がかなり広いという点。徒歩で行けるのは限られているため、広くめぐりたい方はレンタカーやバスを利用するなどの計画が重要になってきます。

以前訪問した際、バスで移動したのですが本数が少なかったりバス停から遠かったりで思うように巡れず・・・。今回はフェリーでマイカー航送することによって自由な島旅を目指します!

アクセスは複数パターン

船でしか行けない小豆島ですが、島行きの船が出ている港はたくさんあります。

■香川県(高松港、高松東港)
■兵庫県(神戸港、姫路港)
■岡山県(日生港、宇野港、新岡山港)

島の港も複数あり、それぞれどの港からの船を利用するかで到着港が変わります。小豆島は広い島なので、それぞれの港間を徒歩移動はかなりハード。車を載せる予定がない場合は、どの港に着くかも重要となります。

<小豆島の港>
・土庄港(高松港、宇野港、新岡山港)
・坂手港(神戸港、高松東港)
・池田港(高松港)
・福田港(姫路港)
・大部港(日生港)

選択肢がありすぎて決められません・・・!

選んだのは国際両備フェリー

最初は神戸港から小豆島へ渡るルートも考えたのですが、結局のところ本数が多くて自由度の高い高松から向かうことに。小豆島フェリー、国際両備フェリー、ジャンボフェリーの3択とまだまだ選択肢があります。

それぞれ到着の港が異なっていたり、ジャンボフェリーだけ高松東港と乗り場が少し離れていたりしますが、今回はマイカー航送予定。いずれもそれほど問題ではないので、深く考えずに時刻表のタイミングが良かった国際両備フェリーにしました。

国際両備フェリー株式会社は香川県の高松港と小豆島の池田港の航路をもつフェリー会社。2023年5月時点での時刻表はこんな感じで1日11往復しています。

運賃は大人片道700円。車を載せる場合は4m未満の自動車で5,030円の運転手込み。小豆島までの所要時間は約1時間ほど。

今回は朝イチの6:50発を利用。高松港の乗り場へ向かうと、スタッフさんが案内してくれます。指示に従い、車を停車、車検証を持って券売所でチケットを購入、あとはスタッフさんの指示で船内へと進みます。

実は出港時間8分前というけっこうぎりぎりに港に到着。もう締め切られてるかと思いきやさくっと乗れました。もし間に合わずに乗れなかったら、「小豆島フェリー」の7:25便にする予定でした。

■ハイスピードな高速艇も運航
「小豆島フェリー」では、フェリーだけでなく高速艇も運航しています。高松~小豆島の所要時間は約35分というお手軽さ。車を運ぶ予定がない方はこちらもおすすめです。ただし料金は1,190円と、フェリーよりも少しだけ高くなります。

快適な船内設備

今回乗船したのは「第十一こくさい丸」。ドライバーの皆さんは車から降りずにそのまま寝ている人ばかりですが、初めて乗る船でテンションが上がってしまったので船内探検に出発です!

船内はとっても広々。テーブル付きのファミレス風な椅子席に加えて、靴を脱いでリラックスできる小上がり席もあります。なんだかおしゃれなファーストフード店みたいな雰囲気です。

船内には売店もありますが、朝イチの便のためまだ営業前。8:10〜15:15が営業時間とのことです。アイスと飲み物の自動販売機は絶賛稼働中でした。

無料Wi-Fi、コンセントもかなりたくさんあります。何かパソコン作業がある方も安心です。

屋外デッキも広々。屋内の展望シート、ブランコ椅子もあります。さすがに固定されているためブラブラはできませんが、記念撮影にはぴったり。

屋外にも椅子テーブル席あります。友達グループで乗船すれば、海風を感じながら優雅な飲み会orティータイムが開催できますね。

ただの移動手段ではなく、乗船するのが楽しみになりそうなフェリーです。

楽しい「ぞう」探し

先程の時刻表、時刻に加えて記されているのが「ぞう」「ぱんだ」という謎の表記。船の名前ならわかるのですが、なぜ動物が・・・。

その答えがコチラ!

デッキには巨大なぞうがデザインされているのです!!!!

ぞうの後ろにはメリーゴーランドも隠れています。フェリーに遊具があるのはじめて見てテンション上がってしまいましたが、突然ファンシーな音楽が流れてきてちょっとびっくり。

この水色のぞうの後ろの方をよく見ると、ちょっとリアルなぞうの姿も。

アルコールスプレーもぞうのデザイン。これ、ぞうだから鼻から出るのが自然な感じですけど、ぱんだはどうなっているのか気になります。

フロア表示もぞうのカタチ。こちらもぱんだバージョンがとっても気になるところです。

船内を探検したり、ぞう探ししたりしていたら、乗船時間の60分はあっという間。7:50、定刻通りに小豆島池田港に到着しました。

まだ観光施設がオープンする前の時間。最初は三都半島へ向かいます!

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