廃線跡でトンネルサイクリング『野山北公園自転車道』(武蔵村山市)

東京都(市町村部・多摩地区)

かつて武蔵村山市に敷かれていた軽便鉄道。役目を終えた現在、その鉄道跡は自転車道になっています。細く薄暗いトンネルは、ちょっとどきどきなサイクリングロードです!

訪問日:2026/6/13(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

鉄道跡の自転車道

東京都内でありながらも、鉄道路線が通っていないことでお馴染みの武蔵村山市。かつては軽便鉄道が走っていました。村山貯水池建設、山口貯水池建設、そして戦時中の村山貯水池補強と3度に渡り利用されてきた鉄道。詳しくは前回の歴史民俗資料館の記事にて。

役目を終えたその鉄道跡、現在はなんとサイクリングロードとして整備されています。鉄道跡というだけでも気になるのに、そこを自転車で走れるというのが魅力的なポイント。さらに、道中には全部で4つのトンネルがあります!鉄道跡のトンネルなんて、わくわくしちゃいますね!

なお、トンネルはいずれもシャッター開閉時間が決まっています。夜間は通行できないのでご注意ください。

■トンネル通行可能時間
4月〜9月:7:00〜18:00
10月〜3月:7:00〜17:00

まずは東側の赤坂トンネルへ

今回はお馴染みのシェアサイクル「ハローサイクリング」を使用して、東大和市方面からアクセスしてみました。

東側から向かうと、最初は赤坂トンネル。地図で見ると、「中藤水源」のあたりから入れそうな感じがします。試しに進んでみたところ、ガードが置かれており通行止めっぽい。引き返します!

赤坂トンネルの西側へ回ると入口が見えました!ここだけ見ると、どこか異世界に通じているかのような雰囲気。

トンネル内部はひんやりとした空気。写真は少々明るくなっていますが、実際に照明はもう少し控えめ。細く薄暗いトンネルはどきどきします!

抜けた先は少年たちのたまり場。舗装されていない道になっており、もし進んでも先ほどの通行止めにぶつかるはず。ということで、トンネルを引き返します。

つながるトンネルロード

すぐそばにあるのが、かつて灌漑用水池として利用されていたという番太池。その横に自転車道が続いています。

苔むした道、トンネルじゃないけど涼しくて気持ち良いです。

次のトンネルは御岳トンネル。先ほどの赤坂トンネルと同じくストレートなトンネルです。

内部もほぼ同じ。センターには反射板付き突起のキャッツアイが設置されているため、中央をずらして走ります。

抜けた先にはすぐ赤堀トンネル。直ぐ側に墓地があり、三春の滝桜が植えられていました。福島県を代表するベニシダレザクラ、日本各地でその遺伝子は受け継がれています。

こちらのトンネルはゆるいカーブを描いており、先が見えにくい仕様。

最後のトンネルを抜けて

ラストは横田トンネル。赤堀トンネルからは、いったん車道を横切ります。

お気づき頂けたでしょうか。

トンネルの上にネコがいます!!

なんだか絶妙に良いポジション。潜り抜けようとすると、こちらを覗いてきました。まるでトンネルの番人です!

トンネルを抜けた先は、交通量の多い道路「所沢武蔵村山立川線」。次々通り抜ける車を見ると、現実の世界に戻ったような気持ちです。

ここを右に進むと「武蔵村山市歴史民俗資料館」があります。このサイクリングロードの元である軽便鉄道に関する展示もあるので、ここまで来たら訪問してみるのがおすすめです!

軽便鉄道と戦争の歴史『武蔵村山市立歴史民俗資料館』(武蔵村山市)
武蔵村山市の歴史を知ることができるミュージアム。古代から近代まで、「軽便鉄道」や「村山大島紬」など様々なテーマの展示が揃っています。少し離れたところには戦争をテーマにした分館もあります。

そんなわけで、東大和市&武蔵村山市をたっぷりと堪能してきました。東京の多摩地区は、まだまだ面白そうなところがたくさん!それほど知られていない場所も多く、秘密のエリアをみつけたような感覚。またそのうち遊びに来たいエリアです!

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