360度のパノラマとUFO事件の謎『地球の丸く見える丘展望館』(銚子市)

千葉県

屏風ヶ浦や犬吠埼といった銚子の見どころを一度に眺めることができる展望施設。てっぺんの展望台に上ると、360度のパノラマが広がっています。ちょっとマニアックなUFO関連事件「銚子事件」についても知ることができるスポットです。

訪問日:2026/08/15(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

3階建ての展望館

地球の丸く見える丘展望館は、下総台地の高所である愛宕山(73.6m)の頂上にある展望台。開館時間は4月~9月:午前9時~午後6時30分、10月~3月:午前9時~午後5時30分とかなり遅くまでやっています。今回はいろいろ巡った後、17:30頃に訪問しました。

入館料は420円。1階は受付と千葉のお土産を多数取り扱うショップ。2階は展示ホールとなっており、市内より出土した琥珀、化石などを展示しています。流れているジオパークの映像は「大地の物語、黒潮の物語、利根川の物語」。あれ、ジオパークミュージアムで見たやつと一緒かな?

四角いソファが並ぶシアタールームもあり、3本の映像が随時上映されております。このうち1本が非常に香ばしい内容ですが、それは後ほど。

3階はカフェ。食事メニューや、おしゃれなお土産がそろっています。この時点で、めっちゃ眺め良いです!

開放感抜群の展望台

3階から外の階段を登ると展望台!中心の台に立つと、遮るもののない360度のパノラマを見ることができます。

地球が丸く見えるってこういうことですね!天気が良いと筑波山や遠く富士山まで見渡せるそうです。

眼下に見えるカタパルトみたいなモニュメントは日比友愛の碑。

「比」というのはフィリピン(比律賓)のこと。銚子市は、人工規模や産業形態の近いフィリピンのレガスピー市と姉妹都市協定を結んでいます。この碑は両国の親善と世界平和を記念して昭和33年に建立されたもので、ルソン富士とも呼ばれるフィリピンのマヨン山を指しているそうです。

広がる360°のパノラマ

東側は千葉県の最東端、犬吠埼。真っ白な「犬吠埼灯台」がそびえ立っていますね。

北側は銚子の町並み。写真右奥にそびえたつ、「銚子ポートタワー」がランドマークです。

西側は東洋のドーバーと称される「屏風ヶ浦」。約10kmにも渡る海食崖に、風力発電の風車が立ち並んでいます。

南側は太平洋の大海原。よく見ると、海上にも風車が立っています。こちらは平成24年に設置された「沖合洋上風力発電所」。当時は日本初であったそうです。

シアターに流れる不思議な映像

シアターにて上映されていた「イルカの群れに出会える街 銚子」(15分)は、銚子沖で見ることができるカマイルカやスナメリ、さらにマッコウクジラまでを映した自然の映像。続く「地球の丸く見えるまち」(14分)は、銚子の紹介ムービーでした。

朗らかな映像が続く中、いきなりシリアスな語りとBGM。3つ目の映像は「銚子事件」(17分)。たぶんテレビ東京の『世界の衝撃ストーリー』の切り抜き映像です。

この辺りは、江戸時代に「うつろ舟伝説」が残る地。まるでUFOのような不思議な物体が不時着、奇妙な格好の女性が表れたと絵図に残されています。そのときはあまりの恐怖に女性もろとも海へ流してしまったそうです。

そんな地で昭和31年(1956年)9月7日に発生したのが銚子事件。いったいどのような事件なのでしょうか?

UFOにまつわる銚子事件

小学生が天体観測中に謎の飛行物体を確認。その飛行物体からは不思議な金属片が降り注ぎます。歯科医の滝田氏が分析したところ、アルミニウムを主成分に何かが混じっていることが判明。専門の研究機関に分析を依頼すると鉛が10%入っていることがわかります。

アルミニウムには0.3%以上の鉛は混入不可と定められているため不思議に思い、更なる調査を進めると、日本のロケット開発の父・糸川英夫氏が「米軍が開発中のロケット」に使用されているものと推定。

滝田氏はアメリカ大使館に金属片と資料を預けたところ、それ以降、連絡が途絶えます。訪ねるとアメリカ軍のものであるため、答えられない、飛行物体の正体も語られない、そして資料と金属片も返却されなかったそうです。

滝田は5年かけて再度別の金属片を見つけ出し、それは今でも保管されているそうです。

ひとこと言うなら、なんでアメリカ大使館に全部預けてしまったんだ!!

金属片の一部は残しておけば良かったのに。せめて資料はコピーを取っておくこともできたのでは・・・。こういう歯がゆい思いをするの、UFOやUMAの事件ではあるあるですね。

UFO伝説にどっぷり浸かっていたところ、窓の外は日没間近。ここでサンセットを迎えても良いのですが、このあと屏風ヶ浦にもいきたいので、移動します!

アクセスと営業情報

開館時間 4月~9月 午前9時~午後6時30分
10月~3月 午前9時~午後5時30分
休館日 月曜
料金 420円
公式サイト https://www.choshikanko.com/tenbokan/

※掲載の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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