上五島の青方港からフェリー太古を利用して早朝に到着した奈留島。人生初めてとなるEV(電気自動車)のCOMS(コムス)をレンタルして、さくっと島内観光へ。滞在時間約3時間半でめぐります。
奈留島ってどんな島?
五島列島真ん中に位置する奈留島(なるしま)。面積は23.82km²と五島列島の中では5番目の大きさです。
アルファベットのV字形をしており、海岸線は複雑に入り組んでいます。その天然の入り江には多くの漁港があり、漁業の島として栄えているそう。
この島も他の五島の島々と同じくキリシタンの歴史を持つ島で、世界遺産の構成資産となっている江上教会があります。また、島内にある奈留高校には、松任谷由実の楽曲「瞳を閉じて」が贈られたエピソードなんかも。
水晶の産地でもあり、ハート型の日本式双晶(双子水晶)という変わったカタチの水晶を産出しています。この水晶は、山梨県乙女鉱山と奈留島だけでしか見つかっていないそう。(この水晶は天然記念物に指定されているため、現在は採取禁止となっています。)
そしてネコも多い島でもあります。島内をめぐっていると、あちこちで見かけるネコたちは、自由でのびのび暮らしています。
広すぎず、狭すぎずなほのぼのした雰囲気があるので、ゆったりのんびりとまわるのにぴったりの島です。
『フェリー太古』で奈留島へ
奈留島へのアクセス方法は、船のみ。長崎港から九州商船のフェリー、もしくは五島列島の福江島から五島旅客船の高速船&フェリーが出ています。もしくは、博多を23:45に出港し、7:25に到着する野母商船のフェリー太古というルートも。
今回は、上五島・中通島の青方港よりフェリー太古に途中乗船して向かいます。1時間20分の船旅で、この区間の運賃は1,200円。
フェリー太古の船内はものすごくキレイ!装飾もなんだか豪華でキラキラしてます。六本木のラウンジと言っても通じそうです。
今回は短い区間での乗船なので縁が無さそうですが、充実の自販機コーナーやシャワー室、スロットコーナーなんかもあります。博多から乗船した人が一晩を快適に過ごすことができる、充実の設備がそろっており、夜行フェリー好きとしては一晩過ごしてみたかったです。
このフェリー太古の特筆すべき点はココ。船首が展望ラウンジになっているのです!しかも、外に出ることも可能。
無数の島が散りばめられている五島列島。この展望デッキから外を見ていると、島と島の間を縫うように進んでいく様子をダイレクトに感じることができます。これぞ多島美と呼べる景観です。
昨日車で通り抜けた若松大橋の下をくぐる瞬間はハイライト。カメラを持った人が数人集まってきました。
奈留島での移動手段は『COMS』
定刻通り、フェリー太古は7:25に奈留島に到着。
この島は比較的起伏の少ない島なので、時間に余裕がある人なら自転車でもまわることができます。
今回私は3時間半ほどの滞在時間となったので、奈留レンタカーにてちょっと変わった乗り物をレンタルしました。
その名も『COMS(コムス)』。電気自動車です。
ちなみにCOMSはChotto Odekake Machimade Suisuiの略とのこと。知らない単語ばっかり・・・あれ、日本語!?
基本的な操作のイメージは自動車とほぼ同じ。
違うのは、ギアが「D(ドライブ)」「N(ニュートラル)」「R(リア)」の3つで「P」がありません。エンジン切るときはNにしてサイドブレーキをかけます。
さあ、走り出し!Dでもアクセルを踏まない限りは進むことはありません。ゆっくりとアクセルに体重をかけると、音もなくぐぐぐっと走り出します。この感覚はプリウスのアクセルを重くしたみたいな感じ。
扱いとしてはバイクなので、法定速度は30km。自動車の感覚だと遅く感じますが、実際乗ってみると体感速度が違うため30kmでも速く感じます。
トランクはありませんが、後ろの荷台に荷物を乗せることができます。ただし、雨が降ったらびしょびしょです。
気になる料金は3時間で1,500円。ガソリン代もかからないので、とってもリーズナブル。さあ、島内観光に出発!
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