宇久島 Part 1 佐世保から最北の島へ!民宿『港荘』のご飯は美味しすぎる (佐世保市宇久町)

五島列島

五島列島7日間の旅1日目。五島列島の最北端、宇久島(うくじま)に到着しました。ここは、キリスト教の史跡が残っていない武士の島。到着時刻は夕方、港周辺の集落散策と宿泊した港荘について書きました。

訪問日:2019/7/18(木)

宇久島ってどんな島?

宇久島(うくじま)は、五島列島の最北端に位置する小さな島。正確には五島列島ではなく平戸諸島に属するのですが、観光雑誌や旅行サイトなどでは五島列島として扱われています。

この宇久島、他の五島の島々と決定的に違うところがあります。それは、教会が全く無いところ。
他の島々は必ず教会が複数あるのですが、宇久島ではキリシタンが完全に排除されてしまったらしく、その痕跡はほとんどありません。近年の研究では、埋葬などの習俗からキリシタン文化の名残があるとの結果が発表されたようですが、史跡としてはほぼ残っていないようです。

島の人の話によると、この宇久島は宇久氏(後の五島氏)という武家の島だったため神社仏閣が栄えており、余所者は受け入れない体制だったそうです。また、土地の多くが開墾されていたため、潜伏には適していなかったとの説もあるよう。

現在の宇久島は、ゆったりした空気の流れる、なんだかのどかな島です。

宇久島へのアクセス

宇久島へのアクセスは船のみで、その航路は2つあります。
1つ目は長崎県の佐世保市にある佐世保港からフェリー&大型船(九州商船)に乗船するパターン。フェリー(2,940円)なら約2時間半、高速船(4,960円)なら約2時間でアクセスすることができます。

2つ目は福岡県の博多港から夜行のフェリー太古(野母商船)に乗船するパターン。23:45に出港したフェリーは、早朝3:55に宇久島に到着します。

今回私は長崎空港へ飛び、そこからバスで佐世保駅へ。佐世保港から九州商船の高速船シークイーンで向かいました。

シークイーン

宇久島の宿は『民宿 港荘』

宇久島には民宿が数件あります。どこも港から近く、値段もそこまで差が無いため、あまり悩まなくて大丈夫。今回私が選んだのは港荘。文字通り港の真ん前にある民宿です。
港荘

優しくてフレンドリーなおばあちゃんが営んでおり、これぞ民宿といった雰囲気。素泊まり3,900円、2食付きで6,480円と格安な民宿です。1階が焼肉屋さんで2階に客室が3部屋。1部屋あたり8畳くらいで広々としてます。
港荘2

部屋にはテレビ、エアコン、扇風機、アースノーマット、タオルが完備。延長コードもあってとっても快適です。お風呂や洗面所は、田舎のおばあちゃん家に来たような雰囲気。

港荘3

港荘4

客室3部屋を繋ぐ廊下の窓からは港一帯を見渡せます。2階ですが、オーシャンビューの眺望が開放的。船が入港する様子も見えるため何かと便利です。
港荘5

そして、港荘のお隣には商店があります。営業時間は9:00〜19:30。こちらのスタッフの方もフレンドリーで色々と島のことを教えてくれました。
Hamada

宇久島集落散策①『神島神社』

今日の夕飯は19:30なので、少し時間があります。ちょっと雨はちら付いていますが、折り畳み傘を差して集落を散歩しに行くことにしました。まずは集落の中に鎮座している神島神社。境内には立派なソテツが生えています。
神島神社

宇久島には、源氏と平氏の戦いである壇ノ浦の戦いで敗走した平家盛(平清盛の異母弟)が上陸したという伝説があります。この神社は、島にやってきた家盛が創立したそう。(※壇ノ浦の戦い=源氏と平氏の最後の決戦)

石のベンチに見えますが、こちらは宇久松原遺跡から出土した支石墓。複数の小さな石の上に大きく平たい石をフタの様に乗せる、朝鮮半島に多く存在しているお墓のスタイル。日本では長崎県に多く見られるそうですが、五島列島で確認されているのは宇久島だけとのこと。
支石墓

境内ではハマユウがきれいに咲いていました。
ハマユウ

宇久島集落散策②『東光寺』

神島神社の奥に進むと東光寺というお寺があります。

東光寺1
2本のシュロの木に挟まれて南国風。どことなく琉球のような雰囲気もあります。このお寺も、神島神社と同じく平家盛による創立とされています。
東光寺2

 

東光寺本殿の裏手には、家盛以下七代のお墓もあります。なぜ七代までかといいますと、八代以降は福江島へと拠点を移したそうです。
東光寺3

宇久島集落散策③『盛州公園』

港周辺には、平家盛にちなんだ盛州公園が。
盛州公園

立派なお屋敷のような塀に囲まれている、一風変わった公園です。毎年11月には、この公園を中心に平家まつりが開催されます。平家盛の上陸の再現や、武者行列など武家にちなんだおまつりらしい。

盛州公園2

ターミナルの目の前には、平家盛とその重臣である藤原久道の像も。船に乗ったその姿は、きっと宇久島への上陸シーンを現しているのではないでしょうか。
盛州公園3

肉も魚も楽しめる港荘の夕ご飯

さて、待ちに待った夕飯タイム!食事の場所は、1階の焼肉屋さんの客席。宿泊客も、普通のお客さんと混ざって食べるスタイルです。
港荘3

今日の夕飯はコチラ。メインは牛丼。秘伝のタレが使用しており、チェーン店の牛丼とは違う旨味がたっぷり。こんなに美味しい牛丼、滅多に食べられません!
港荘5

もちろん島らしく海の幸もついてます。今日の海鮮は、レンコダイの塩焼きとブリのお刺身。どっちもめっちゃ美味しいです!醤油も美味しい!甘すぎなくて程よい美味しさなのです。

ぶりのサシミ

さすが離島だけあって海鮮がとっても美味しい!ボリュームたっぷりの夕ご飯でお腹いっぱい・すっかり動けなくなってしまいました。


外は雨模様。この雨はしばらく止みそうにないなぁ。

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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