奈留島 Part 2 江上天主堂とビーチロックと”うに男”(五島市)

五島列島

電気自動車COMSを利用して奈留島島内散策へ。約3時間半の滞在時間で、江上天主堂、ビーチロック、ノコビ浦の防風堤、ユーミンの歌碑をめぐります。奈留島非公認のゆるキャラ・うに男も魅力的です。

訪問日:2019/7/22(月) 

江上天主堂

港で電気自動車のCOMS(コムス)をレンタルして、島内観光へ出発!
まずは、江上集落にある教会、江上(えがみ)天主堂へと向かいます。港からは約12kmと離れており、車だと20〜30分ほどの距離。江上天主堂は海辺の素敵なロケーションにあります。
江上天主堂1

木々に隠れるように建つかわいらしい教会。白地に水色というパステルな雰囲気です。サクラの花びらのようなデザインも素敵です。こちらは1918年に造られた木造教会。建築は数多くの五島の教会を手掛けた鉄川与助で、このデザインは中世西ヨーロッパの建築様式であるロマネスク様式というらしい。
江上天主堂2


内部見学は9:00〜12:00と13:00〜16:00の間のみ可能となっております。そして月曜は閉館。・・・今日は月曜日。仕方ないので案内板の写真で感じ取りましょう。コウモリ天井とも呼ばれるリブ・ヴォールト天井が美しいです。
江上天主堂3
この場所は海辺という立地からか湿気が多く、また谷間に位置するため雨が降ると水が流れる場所でもあります。そんな環境に適応するため、高床式になっているのもこの教会の特徴の1つです。
江上天主堂4
今でこそトンネルが作られ、道も整備されているため気軽に訪問することができる場所ですが、集落から遠く離れており環境も良くない立地です。なぜこのような場所に教会が建てられているのか。
江上天主堂5
それは、ここがかつてキリシタン達が潜伏していた場所だから。
集落から離れたこの地で密かに信仰を続けた信徒たちは、1973年に禁教令が解かれると、この江上天主堂を作り上げました。潜伏の終焉を可視化しているところが評価対象となり、この江上集落は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つに登録されました。

皺の浦ビーチロック

江上天主堂からさらに北へ進むと、皺(しわ)の浦ビーチロックにたどり着きます。
ビーチロック1
ビーチロックは海波岩とも呼ばれる、砂礫が石灰で固まってできた岩石。ボロボロと崩れそうですが、しっかりとくっついております。なんだか雷おこしみたい。岩を喰う魔物から見たら、ナッツぎっしり確かな歯ごたえのお菓子といったところでしょうか。
ビーチロック2
このビーチロックの正式名は「池塚礫岩層」といい、案内板によると縄文前紀に形成されたものだそう。一万年以上もの長い間、崩れることなくこのカタチを保っていたのでしょうか。
もともとビーチロックは沖縄などの熱帯地域特有と考えられていたが、本土で発見されたのはココが初めてとのこと。他にはどこにあるのか調べてみたところ、石川県の粟津海岸を北限に、九州や本州などあちこちにあるようです。

ビーチロックのすぐ近くにはハマジンチョウの群生地もあり、毎年1~3月頃になると薄紫色の花を咲かせるようです。
ハマジンチョウ
ハマジンチョウは海水に浸っていることもあるため、「半マングローブ植物」とも呼ばれている植物。自生地は国内では5県しかないというなかなかレアな植物なのです。

世界一のダム

観光マップに「自称 世界一のダム」の文字が!気になったので江上天主堂の帰りに立ち寄ってみることに。
防風堤1
こちらは大串地区にあるノコビ浦の防風堤。江上天主堂へ向かう遠命寺トンネル工事の際に出た土砂を積み上げて作られたロックフィルダムです。
防風堤2

上に登ると、まるで海をせき止めているかのような景観が見れるらしい。しかし、ダムを登る道は草木が生い茂っています。サンダルではちょっと厳しかったので断念。

そして、初めて耳にする「防風堤」という言葉。文字通り風を防ぐための堤かと思うのですが、防風堤で検索してみると奈留島ばかりがヒットします。もしかしてこのノコビ浦の防風堤は国内を代表する防風堤なのでしょうか。

ユーミンの歌碑

奈留島の観光名所の1つに、ユーミンの歌碑があります。港への帰り道にあるので、ちょっと寄ってみることにしました。案内板に従い細い道を登っていくと、学校があります。歌碑は、校内にあるようです。
学校

もしかしてコレでしょうか?
石碑
・・・体育館建設記念碑でした。


こっちかもしれません!
石碑2
・・・卒業記念作品でした。

歌碑は、奈留高校の入口にありました。ユーミンの筆跡により「瞳を閉じて」という楽曲の歌詞が刻まれた石碑です。
ユーミンの碑2
この奈留高校は、もともと五島高校の奈留分校として発足。そのときは校歌がなく、五島高校の校歌を歌っていたそう。自分たちの校歌を望む投書がきっかけとなり、ユーミン作詞作曲の「瞳を閉じて」が贈られたとのことです。
その後、分校から独立する際に新しい校歌が作られ、「瞳を閉じて」は、今では愛唱歌として親しまれているそう。

うに男

コムスに描かれているこの不思議なキャラ。名前はうに男(お)といいます。
うに男
地元の高校生が考えたという、ちょっとシュールな非公認キャラクター。身長6cm、体重70gという小型のキャラ。必殺技に「はりとばし」があるそう。
奈留港ターミナルに入っている奈留レンタカーの受付デスクでは、様々な「うに男」グッズを販売しています。
うに男グッズ
つい巾着買ってしまいました!旅先ではこういう小さい袋が便利なんですよね。


ターミナルに戻って、スーパーで買ってきたお弁当。牛カルビ丼。ご当地感はあまりないですが、タレで味付けされた牛肉はたまらない美味しさ。一瞬で食べ終わります。
弁当
港のターミナルでコムスを返却したあとは、10:50発の高速船ニューたいようで福江島へと向かいます。
奈留島の滞在時間約3時間半、さらっとまわるには充分な時間でした。

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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