早春の花と早咲きのサクラ『新宿御苑』(新宿区)

東京都(23区)

季節によって見所が変わっていく新宿御苑。今回訪れた早春は、少しずつ花が咲き始め、春の扉が開くタイミング。サクラも一部開花しており、春の訪れを感じる景色が楽しめました!

訪問日:2026/3/14(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

四季が詰まった広大な庭園

大都会新宿において、これでもかと自然を体感できる新宿御苑。東京ディズニーランドよりも広い 58ヘクタールという広い園内は、多くの人が訪れても混雑はまったく感じないキャパシティです。

「御苑(ぎょえん)」というのは皇室所有の庭のこと。江戸時代に高遠藩・内藤家の下屋敷のあった敷地であり、明治12年(1879年)に新宿植物御苑が開設され、宮内省の管理に。第二次世界大戦後は一般に公開され、現在は環境省管轄の国民公園として人々の憩いの場となっています。

多数の植物が育つ園内は、季節によって様々な見所があります。 今回は、サクラには少し早い3月14日という、「早春」の時期に訪れました。

久しぶりにやってきた御苑、いつの間にかSuicaやPASMOでそのまま入場できるようになっていました!チケット購入の列に並ばなくて良いのでとってもスムーズです。

以前のブログで「春」「夏」「秋」「晩秋」「冬」「雨天」「夜間ライトアップ」と7本も記事を書いていたので、万が一古い読者の方がいましたら、久しぶりの御苑記事だと思ってみていただけると嬉しいです!

可憐な早春の花

まず来園者を出迎えるのはハクモクレン。サクラと同じく葉よりも先に花が咲くタイプの樹木ですが、その花の大きさはずっと大きく見応え抜群です!

道端でかわいらしい花を咲かせるムラサキハナナ。「紫色の菜の花」が名前の由来ですが、ハナナって響きめっちゃかわいいですね。

薄桃色と赤い花を咲かせるの低木はボケ。かわいらしい花であるにも関わらずなんだか悪口みたいな名称。これは、瓜に似た果実がなる木であることから「木瓜(もけ)」とよばれたのがなまったなどの説があるようです。

「旧洋館御休所」の前で隠れるように咲いていたのはミツマタ。小さな花がたくさん集まった姿は、ポンポンみたいでとっても愛らしいです。

他にもハナカイドウ、ジャノメエリカ、ヤブツバキ、ラッパズイセン、ハナニラなどが咲いていました。まだ花は少ないですが、その分見つける楽しさがあります!

早咲きのサクラ

サクラにはまだ早い・・・そう思っていたのですが、オオカンザクラがひっそりと咲いていました。ソメイヨシノよりも早く咲く種類です。

シダレザクラも良い感じに咲いています。垂れ下がる枝は、絶好のフォトスポット!

濃いピンクで存在感のあるカンヒザクラも早春のサクラ。花が下向きに咲くため、真下から写真に撮りやすいのがポイントです。

玉藻池にかかるタカトオコヒガンは、その名が示す通り長野県の高遠城趾に植えられていた品種。ソメイヨシノよりも少し濃いピンクが特徴です。

様々な品種が植えられているため、幅広い期間でサクラが楽しめるのがこの御苑の魅力のひとつ。実はコブクザクラやジュウガツザクラなど、秋に咲くサクラもあったりします。

存在感を放つ樹木

ついつい花に気を取られてしまっていたのですが、立派な巨木も見所のひとつ。モミジバスズカケノキは、葉も花も無いというのに圧倒的な存在感です。

秋には圧巻の紅葉をみせるプラタナス並木、早春はまるで骨のような姿。これはこれで好きです。

御苑に来たら必ず見に行くのがラクウショウ。別名「ヌマスギ」とも呼ばれる、湿地に生える針葉樹。気根と呼ばれる根を地面から突き上げるのが最大の特徴です。これ知らないと、なんだかわからないですよね。

今回初めて気が付いたのがアオノリュウゼツラン。花茎丈は10メートルにも及ぶ巨大なリュウゼツラン。数十年かけて花を咲かせるため、開花がニュースになることも多い植物です。実は花が咲くと株元に子株を残して枯死してしまうという生態があります。

そんなわけで、この時期ならではの植物をたっぷりと楽しむことができました!他にも「日本庭園」「イギリス風景式庭園」「フランス式整形庭園」「新宿御苑ミュージアム」「旧洋館御休所」「温室」など、様々な見所がつまった御苑。またいずれ記事にしたいと思います。

アクセスと営業情報

・東京メトロ丸ノ内線の「新宿御苑前駅」より徒歩約5分
・JR中央・総武線の「千駄ケ谷駅」より徒歩約5分
・JR・私鉄各線の「新宿駅」より徒歩約10〜15分

開園時間 10/1〜3/14:9:00〜16:00(閉園16:30)
3/15〜6/30・8/21〜9/30:9:00〜17:30(閉園18:00)
7/1〜8/20:9:00〜18:30(閉園19:00)
休園日 月曜、年末年始 ※3/25〜4/24(桜シーズン)と11/1〜11/15(菊花展)は無休
料金 500円
公式サイト https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/index.html

※掲載の情報は2026年2月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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