猫とレトロのミニミュージアム『昭和幻燈館』(青梅市)

東京都(市町村部・多摩地区)

「幻燈」という魅力的な名前を冠した昭和ミニミュージアム。館内にはネコの絵やぬいぐるみが展示されており、いずれもレトロを感じるたたずまい。ちょっとだけファンタジックな昭和を感じることができるスポットです。

訪問日:2026/3/7(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

小さなレトロミュージアム

前回の記事で書いた「昭和レトロ商品博物館」と並び、青梅を代表する観光スポットが「昭和幻燈館」。道路を挟んで徒歩1分ほどのところにあり、お得なセット券もあります。

入り口を進むと、雑貨や飲み物を扱うショップ。ピンク・レディー、吉永小百合、西城秀樹といった昭和のブロマイドも販売しています。

ちなみに「幻燈」というのは「現在のプロジェクターの原型である投影装置」のこと。字面がかっこよすぎると感じるのは、私だけではないハズ・・・!

個性的すぎる猫キャラ

「有田ひろみ・ちゃぼの青梅猫町商店街」と題された展示室、ここはぬいぐるみ作家の有田ちゃぼさんと、墨絵作家の有田ひろみさんによる母娘ユニット「Q工房」の常設展。独特なタッチで描かれる、ほのぼのした世界が広がります。

有田ひろみさんの描くネコは、まん丸くて目がちっちゃい個性的な姿。とぼけたような表情がとっても愛らしいデザインです。猫をテーマにしたキャラクターは世の中に多数存在していますが、どれとも似つかないオリジナリティを放ちます。

ホーロー看板に描かれているものもあり、青梅らしいレトロさも感じる演出です。

こちらは大きな「ちゃぼちゃん」。造形作家HISOKA氏の協力のもと、完成したもの。隣に並んで記念撮影をどうぞとのこと。たぶんですが、一緒に写ると小顔効果が期待できます。

展示室はほぼ1部屋だけなので、さっと見るだけなら10分くらいでも見終えられるボリュームです。

愉快なぬいぐるみ作品

有田ちゃぼさんのぬいぐるみは、ただの猫のぬいではなく様々なストーリーを感じるものばかり。チャールズ・チャップリンの映画『キッド』をテーマにしたぬいぐるみは、作品のおもしろさ、あたたかさに感動してつくったとのコメントも添えられています。

「平成の招き猫」と名付けられているのは、ルーズソックスを履いた猫。令和になって早8年、「平成レトロ」なんてコトバも見かけるようになってきましたね。

まわりがマスになっているこちらは、その名も「猫生(ニャンセイ)ゲーム」。「森のくまさんにおいしいスープをもらう」「うそつききつねにだまされる」など、ほのぼのしたストーリーが浮かぶコマが続いています。

幻想的なジオラマ

引き込まれるのは、造形家である山本高樹さんによるジオラマ作品。「キネマのある風景」と題されたこちらは、昭和30年頃の青梅を描いています。

青梅キネマを中心に、木造家屋が並ぶ風景。橋の上で手を挙げるおじさんからは、ヒューマンドラマを想像させられます。

こちらのジオラマ、「青梅宿幻想」も同じような昭和の街並みを再現しています。

よく見ると、登場人物がすべてネコ!

「青梅猫町通り」となっており、猫たちの街ができあがっているのです。立ち並ぶお店も「cafeマタタビ」「ねずみ屋」「じゃれ紐」「爪研」など、猫に関連したものばかり。ユニークな世界観が楽しいです!

そんなわけで、昭和レトロに加えて猫が暮らす街という、ちょっとしたファンタジックな世界を体験できる施設でした。「映画看板の街」から「猫の街」へと姿を変えつつある青梅を、もっとも体感するスポットです。

アクセスと営業情報

JR線の「青梅駅」から徒歩6分。

開館時間 10:00~17:00
休館日 月曜〜火曜
料金 200円
公式サイト https://www.omekanko.gr.jp/spot/01901/

※掲載の情報は2026年2月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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