わくわくの押し入れ席でマンガの世界にどっぷり『立川まんがぱーく』(立川駅)

東京都(市町村部・多摩地区)

今日は1日思いっきりマンガを読みたい、そんなときにおすすめなのが立川駅近くにあるこちらの施設。館内には大量のマンガが並んでおり、時間無制限で読み耽ることができます。半個室やロフトのようなシートもあり、童心に返って楽しめるスポットです。

2021/1/29(金)

立川駅南口のサブカルスポット

立川駅の南口にある複合施設・立川市子ども未来センター。教育や芸術など、地域活性化の拠点として、旧市庁舎をリニューアルして造られました。

その2階に入っている立川まんがぱーくは、マンガ読み放題のカルチャースポット。入場料400円で、開館時間内は時間無制限で読むことができる、コスパ抜群な施設です。

料金は、コイン式の靴箱に直接投入するという珍しい支払いタイプ。靴箱のカギがそのまま入館証になり、ゲートにかざすことで入館することができます。

両替機もありますが、100円硬貨を4枚用意しておくとスムーズに入館できます。また、クレジットカードやICカードなど現金以外の支払いは不可なのでご注意ください。

あふれそうなほどのマンガ本

木製の本棚、そして畳敷きでぬくもりを感じる館内。並ぶ大量のまんがは、その数なんと40,000冊。話題の人気作品はもちろん、見たことないようなディープなものまで揃っています。

普通なら集英社、講談社、小学館など出版社別に並んでいるマンガですが、ここでは作者の名前順に並んでいます。最初はちょっと見つけづらいかと思ったのですが、慣れてしまうと逆に物凄くわかりやすい。

同じ作者の別のマンガもすぐに見つけやすいため、一人の漫画家に対する理解が深まりそうです。

漫画だけでなく、受験用の本や図鑑、絵本なども揃っています。授乳室やお子様トイレもあるので、小さなお子様連れの方でも

独自のカテゴリ分け

さらに、一般まんがとは別にジャンル毎に陳列された本棚もあります。独自の並び方で整列されたマンガはとっても新鮮!

「3月のライオン」「ちはやふる」などのマンガが並ぶ「文化・音楽」、「サイボーグ999」「宇宙兄弟」などを集めた「科学・技術・産業」をはじめ、「食・料理」「ビジネス・資格・政治・経済」「生活・育児・健康」「趣味・娯楽・スポーツ」と、まるで本屋さんの書籍コーナーのようにテーマごとに整えられている本棚。

「食戟のソーマ」「美味しんぼ」「美食探偵」「クッキングパパ」などのグルメ漫画が集まっていたり、「クロサギ」「クニミツの政」「島耕作シリーズ」「ミナミの帝王」のようなビジネスっぽい漫画が揃っていたりと、とても不思議な感じです。

ワクワクする読書スペース

マンガを読むためのスペースも独特なのが、このまんがぱーく。畳敷きの広いスペースや木の椅子がたくさん設置されており、好きなところに腰掛けて読むことができます。

本棚すぐ目の前にも椅子があるため、本棚と席の移動がめんどくさいと感じる方でもスピーディーに読むことができます。

極めつけは「押し入れシート」とも称されるこちらのシート。一畳ほどのスペースに小さなテーブルと座布団が敷かれた半個室タイプの席になります。

まるで幼少期にあこがれた秘密基地のようなワクワク感。ロフトのように上下で部屋になっているあたりも、まさに押し入れのようでテンション上がります!

閉鎖された環境のおかげで、作品の世界にどっぷりと浸ることができます。

飲食可能な休憩スペースも

漫画喫茶のようなフリードリンクはありませんが、自販機や軽食販売のあるカフェコーナーがあります。1日がっつり利用する方は、こちらで飲食休憩ができます。

飲食物も持ち込みも可能なのが嬉しい。

屋外にはテラス席も設置されており、ちょっとした気分転換ができます。急な電話が来てしまった方もここなら気兼ねなく通話できそうです。

靴は靴箱に入れてしまっているので、まんがコーナーとカフェコーナーはスリッパでの移動となります。一度入館してしまうと建物の外に出ることはできないのでご注意ください。

2021年1月現在、カフェは休止となっております。また、座席も減少しており、土日祝日は整理券を用いた2部入れ替え制となっています。(詳しくは公式HPをご確認ください)

アクセスと営業情報

立川駅の南口から徒歩13分ほど。西国立駅からだと徒歩7分ほどなので、南武線を利用する方はこちらで下車がおすすめです。

開館時間:10:00〜18:00 ※時期によって変動あり
休館日:年末年始
料金:400円
公式サイト:https://mangapark.jp/

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