釧路を代表する立ち寄りスポット。お土産や新鮮な海産物、地元のグルメが楽しめる屋台村など、観光客が立ち寄っても楽しめるスポットです。
巨大なウォーターフロント建築
釧路のシンボルといえば幣舞橋(ぬさまいばし)。洋風なデザインが情緒あふれる建築です。
そのすぐ近くに立つ商業施設が釧路フィッシャーマンズワーフMOO。海辺にそびえるかなり大きなウォーターフロント建築です。MOOという覚えやすい名称は、”Marine Our Oasis”の略であるそう。
設計は釧路出身の建築家・毛綱毅曠。前々回の記事に書いた釧路市立博物館も手掛けています。読み方を忘れてしまった方のために、もう一度だけ平仮名「もづな きこう」を置いておきます。非常に難しい名前ですが、17日後くらいの記事にもまた登場するので、もう少し覚えていてくださいね!
デザインにはツルやサカナのイメージも散りばめられているそう。どれだろう、と探してみるのも楽しいです。
様々なお店が並ぶ館内
1階は釧路MOO市場となっており、新鮮な海産物がたっぷり!さらに先へ進むと、お土産屋さんもたくさん並んでいます。道の駅感覚でお土産探しに立ち寄るのもぴったりです。
2階にはちょっとした情報コーナー。名産品や産業が実物で紹介されています。
館内はとても広々としております。自由に利用できるテーブルも多数置かれており、高校生くらいのグループや親子連れが利用していました。寒さが厳しい冬の釧路、屋内で自由に過ごせるスペースは貴重なのかもしれませんね。
食事処も多数
2階は「港の屋台」と呼ばれる飲食店街。カウンター&フードコートスタイルで、様々なお店が軒を連ねています。
いろいろなグルメが楽しめますが、注目は釧路名物「さんまんま」が食べられる魚政!今回狙って行ったのですが、昼は営業しておらず・・・。ほとんどのお店が夜のみ営業とのことです。
戸惑っていると、だべさというお店の方が「今営業しているのはウチだけだよ!釧路ラーメン食べていかない?」と声をかけてくれました!こういう旅ならではのお誘い、乗らないわけにはいきません!これがものすごく美味しかったのですが、長くなるので詳しくは明日の記事にて。
5月中旬 ~ 10月末には、炉ばた焼き発祥の地・釧路の名物「岸壁炉ばた」も営業しています。釧路港で水揚げされた新鮮な魚介類を炭火焼きにて楽しむことができるそうです。
全天候型の植物園
MOOに隣接しているガラス張りのドーム建築。こちらはEGGという全天候型植物園。何かの略かなと思ったところ、”Ever Green Garden”の略であるそう。かっこいいネーミングですね!
植物園ということで内部は蒸し暑いかと思いきや、意外とひんやり。雪や風をしのげる程度でした。
それでもナンテン、ヤマモモなど、釧路の屋外では見られないであろう植物の姿が。1月に訪問したところ、サザンカ、フクロソウ、サルビア、ツバキの花が咲いていました。本州に暮らしていると珍しくはないけど、冬の釧路ではきっと珍しいはず。
園内ではコーヒーやホットサンドを販売するキッチンカーも。これも冬の釧路ではきっと珍しいはず。
そんなわけで駐車場に戻ろうと1階を歩いていると、なんと「さんまんま」販売していました!!!
ホットスナック的に食べられるタイプとお土産用の冷凍タイプ。
もう釧路ラーメンでお腹いっぱいなので断念。今回は諦めましょう。さんまんま食べて見たかったなぁ・・・と思っていたのですが、その後また出会うことに。詳しくは18日後くらいの記事にて。
アクセスと営業情報
JR釧路駅より徒歩15分。MOOにもバスターミナルがあり、「釧路空港」や「旭川・北見」行きのバスが利用可能です。
開館時間 | 店舗・期間により異なる |
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休館日 | 全館休業日:1/1 |
公式サイト | https://www.moo946.com/ |
※掲載の情報は2025年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
コメント
[…] 今回釧路に訪問するにあたり、有名店「河むら」で食べようかなとぼんやり考えていましたが、「さんまんま」という名物グルメ狙いで立ち寄ったフィッシャーマンズワーフMOOの2階「港の屋台」のだべさというお店で声をかけてもらったので、ここで食べていくことに!(※詳しくは前回の記事にて) […]