隅田川に架かるウッドデッキ『すみだリバーウォーク』(墨田区・向島)

東京都(23区)

鉄道橋に沿って伸びる歩行者線用の道。ゆったりと流れる隅田川の上を、気軽に水上散歩が楽しめます。2つの観光地をつなぐルートであるため、途切れることなく人が歩いているにぎやかな橋です。

訪問日:2023/11/23(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

隅田川を渡る歩道橋

すみだリバーウォークは、2020年に隅田川に架けられた歩道橋。東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の走る隅田川橋梁の南側に沿うように設置されています。

隅田川には多数の橋が架けられているためそれほど特筆すべきではないのでは、というのが最初に持った感想でした。しかし、重要なのはそのポイント。こちらの地図をご覧ください。

西側は今も昔も東京観光の一大人気エリア「浅草」であり、東側は少し歩くと「東京スカイツリー」へと繋がります。この橋ができたことにより、東京を代表する2大観光地を気軽に徒歩で移動できるようになったのです。

通行料は無料。自転車も手押しならば通行可能であるそうです。

なお、このすみだリバーウォークは歩行時間が7:00~22:00と決まっています。24時間通行可能ではないのでご注意ください。

ウッドデッキの散歩道

今回は東京スカイツリーに訪問した後、なんとなく隅田川に向かって歩いているときにたまたま発見。さも知っているかのような素振りで書いておりますが、実はこのとき初めて存在を知りました。

ウッドデッキのおしゃれな雰囲気の歩道橋。前述の通り観光において重要な動線であるため、途切れることなく人が歩いています。

すぐ側を列車が走り抜けていくのも面白い。こんなに線路に近いとかなりの騒音じゃないかなと思ったのですが、橋の上は速度を落として運転しているため、トラックが走り抜けるくらいの感覚でした。

眼下に見える隅田川では、次々と船が運行していきます。観光客をたくさん乗せた水上バスに手を振るのも楽しいです。

橋上の見どころ

2023年11月9日~2024年1月31日までの期間は、「東京下町回遊竹あかり」を開催。竹を使用した風流なライトアップが行われているそうです。日が暮れたら幻想的な姿に変わることでしょう。

中央付近のフェンスには、なにやら大量の南京錠が。中央に貼られた金色のプレートに記されていたのは「恋人の聖地」。早くも聖地にリストインしているのですね。

歩道橋を進んでいると、ガラス床も発見!といっても、それほど高いわけではなく、なおかつ水しか見えないのでスリルは控えめです。

なお、この橋には東京スカイツリーのマスコットキャラクターである「ソラカラちゃん」が2体隠れているそうです。訪問予定の方、ぜひ隠れソラカラちゃん探しに挑戦してみてくださいね!

合わせて寄りたい東京ミズマチ

すみだリバーウォークと東京スカイツリーの間、東武伊勢崎線の高架下には「東京ミズマチ」という商業施設が広がっています。こちらもすみだリバーウォークと同日、2020年6月18日にオープンしました。

カフェや雑貨屋さんが並ぶおしゃれな雰囲気に加えて、ペットサロンやコインランドリー、ファミリーマートなど生活感のあるお店も並びます。

全国各地にある鉄道沿線の味が楽しめる「沿線食堂」やスペイン発祥の人気ラケットスポーツパデルが楽しめる「パデル東京ミズマチ」など、個性的なお店がたくさん。

さらにはリーズナブルなホステル「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」も入っています。ここに泊まれば、混雑を避けた早朝の浅草や、東京の夜景を見渡す夜のスカイツリーが楽しめそうですね。

隅田川から延びる北十間川を眺めながら、ゆったりひと休みするのにもぴったりな場所でした。

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