緑色に染まったスープがインパクト抜群な抹茶ラーメンをはじめ、創作ラーメンを多数とりそろえたユニークなお店。西海岸風のおしゃれな雰囲気はラーメン屋さんというよりはというよりヌードルショップというコトバが似合います。
アメリカから逆輸入?
まず、何といっても気になるのがMENSHO SAN FRANCISCOという横文字なネーミング。サンフランシスコとありますが、何か縁があるのでしょうか?
調べてみたところ「麺匠」というラーメン店がサンフランシスコに出店したお店を日本に逆輸入したのがMENSHO SAN FRANCISCOとのこと。
実際にGoogle Mapで調べてみたところ、「MENSHO TOKYO」という名で営業しているようです。「現地で大変人気のラーメン屋」との情報があったのですが、口コミを見ると「本当に人気のお店でいつ行っても行列が絶えない」といった書き込みも見かけました!海外で成功している日本食のお店を見るとちょっと嬉しくなりますね。
おしゃれ系ラーメン
そんなMENSHO SAN FRANCISCOは、新宿ミロード7階のレストラン街にあります。外観は、とてもラーメン屋さんには見えない洒落た雰囲気。店舗の外に券売機とメニューがあるタイプのお店なので、入店を迷っている場合は、とりあえずメニューを見てから決めることもできます。
大理石のカウンターが広がる店内は、まるでダイニングバー。吊るされた電球、観葉植物、壁に描かれた英字、BGMのジャズヴォーカルなどおしゃれ要素がこれでもかと詰まっています。
平日の昼間に訪問したところ、客席にはけっこう余裕がありゆっくりと食事ができる雰囲気。また、タイミングにもよるとは思いますが、お客さんは全て女性でした。
豊富な創作メニュー
メニューは、他では見かけないような創作ラーメンのオンパレード。甘海老のビスクラーメン、チーズ鶏白湯ラーメン、A5黒毛和牛醤油ラーメンなど、どれも絶妙に美味しそう。
おしゃれ系ばかりかと思いきや、G.K.O.(ガーリック・ノック・アウト)といういかにもがっつり系なラーメンの姿も。
今回は抹茶鶏白湯と決めていますが、次来たときはG.K.O.にしてみようかなー。なお、ラーメンメニューは麺の代わりに茹で野菜にすることもできるそう。炭水化物を抑えている方でも、オリジナリティあふれるメニューを楽しめます!
緑色のラーメンを実食
カウンターに座り食券を出すと、すぐにグリーンに染まったラーメン「抹茶鶏白湯」がやってきました!
丼もレンゲも真っ白で、スープの色が引き立ちます。緑色のラーメンはかなり違和感がありますが、ベジタブル系スープやバジルソースなど、こういった色合いの食べ物は珍しくはないのでそこまで抵抗はありません。
さて、気になるお味ですが、さっぱりとした鶏白湯味!見た目通りクリーミーで、とっても美味しい!抹茶の風味もばっちりと感じます。天ぷらなどで見る抹茶塩のおかげで、しょっぱい抹茶もすんなりと受け入れられましたが、スイーツやアイスでしか抹茶を食べていない方は、かなり違和感を覚えそうです。
麺は細麺のストレートタイプ。角ばっており、食感もしっかりと楽しめます。
センスが光るトッピング
トッピングは、ゴボウチップスと和牛のローストビーフ!いずれもラーメンの上では初めて見かけました。ローストビーフは時間が経つとスープの熱で低温調理が進み、食感が変わっていくのが楽しい。
中央に乗っている白い泡の正体は何かわかりませんでした。独特の風味があるのですが、誰かご存じの方いましたらぜひ教えてください!
さらに食べ進めていくと、なんと丼の底の方からメンマと小松菜が登場!途中で現れるトッピングというのも、とっても新鮮です。
各種トッピングはいずれも食感が大きく異なっているのがポイント。良いアクセントになっており、飽きることなく食べきることができます。
全体的にさっぱりとまとめられいますが、かといって味が薄いわけではないので物足りない感じはありません。店員さんの雰囲気も良く、かなり満足できるお店でした。
アクセスと営業情報
新宿駅の南口から直通なので、雨が降っても濡れることなくたどりつけます。同フロアには「太陽のトマト麺」や「洋麺屋 五右衛門」というおしゃれヌードルチェーン店も並んでいます。
営業時間 | 11:00~21:00 |
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定休日 | 無休 |
公式サイト | https://menya-shono.com/menshosf/ |
※掲載の情報は2021年10月時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
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