香川県の志々島(ししじま)と粟島(あわしま)は見どころがたくさんの魅力的な島。2つの島を上手くめぐるため、時刻表とにらめっこして計画を立てました!
志々島&粟島ってどんな島?
瀬戸内海の離島、志々島と粟島。瀬戸大橋より西側の岡山県と香川県の間に浮かぶ塩飽(しわく)諸島に含まれる島で、香川県の三豊市に属しています。
志々島は面積0.74㎢・周囲3.8kmの小さな島。樹齢1200年といわれる「大クス」や「天空の花畑」など、のんびりと自然が楽しめる素朴な雰囲気が魅力の離島です。
志々島の隣に浮かぶ粟島は面積3.72㎢・周囲16kmと志々島よりも4倍くらいの大きさの島。3つの島がつながっており、まるでスクリューのようなカタチをしています。
瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっており、「粟島芸術家村」にはアート作品が多数展示されています。また、宛先不明の郵便物が集まる不思議な郵便局「漂流郵便局」も人気のスポットです。
「須田港」と「宮の下港」
この2つの島は、同一の航路で結ばれています。四国本土の「須田港」を出航したフェリーは、粟島の「粟島港」「上新田港」、志々島の「志々島港」を経由して四国本土の「宮の下港」へ。そのまま折り返して逆順で寄港していく航路。
そのため、粟島へ行く場合は「須田港」を利用すれば15分、志々島へ行く場合は「宮の下港」を利用すれば20分ほど。運賃も【須田港⇔粟島港】が330円、【宮の下港⇔志々島港】が350円と、とってもリーズナブル。お手軽な島旅が楽しめます。
また、時刻表を見てちゃんと計画を立てれば、1日で2島めぐりも可能です。時刻表および航路は三豊市のホームページにてご確認ください。
2島めぐり計画
きっとこの記事を見てくださっている方は離島好きな方が多いはず。「どうせ行くならば、志々島と粟島どっちも行きたい!」と思うのは私だけではないハズ。
最初に思いつくのは、須田港を出発して粟島、志々島と途中下船しながら宮の下へ抜けるパターン。しかし、今回は車で向かうので、発着の港が異なるのはちょっと困ります。
というわけで、須田港から乗船して粟島を素通りしてまずは志々島へ。そのあとは、志々島から粟島へ寄りつつ、須田港へ戻ってくるという往復パターンで考えてみました。上りと下り、2つの時刻表を見ながら、各島でそれなりの滞在時間を考慮して立てた計画がコチラ!
↓ ↓ ↓
志々島港11:30
志々島 滞在時間:2時間5分
志々島港13:35
↓ ↓ ↓
粟島港14:05
粟島 滞在時間:3時間10分
粟島港17:15
↓ ↓ ↓
須田港17:30
いつもの私ならば、朝イチの便を利用して、午前中で2島めぐりといったプランを考えますが、今回重要だったのが、粟島の「漂流郵便局」。毎月第2・第4土曜日のみの開局なので、そもそも旅行の日程を決める段階で意識しておく必要があります。さらに開館は13:00~16:00と午後のみ。もし粟島を午前中にしてしまうと訪問できなくなるため、このような旅程になりました。
また、後で知ったのですが粟島の「粟島芸術村」も限定的な営業。毎週土曜日13:00〜16:00のみですが、漂流郵便局に合わせると、こちらも自動的に訪問できるので、そこまで意識しなくても大丈夫です!
須田港から志々島へ
ということで、朝イチで金刀比羅宮の1,368段を上った後、出発20分前の10:25に須田港に到着。
ここで、誤算が!!!
GWに訪問したところ駐車場は大混雑。せっかく港に着いたのに、車が停められず大ピンチ!!!近くにいたおじさんに尋ねてみたところ、この辺りは特に誰も監視していないので漁港や路上に停めて良いそう。信じるか信じないかはあなた次第です。
駐車場探しで時間をとられて慌てて乗船したので港全体の写真を撮り忘れました。ということで、須田港は桟橋の写真のみとなります。
こちらが志々島と粟島へ向かう船。小型の高速船です。これまた急いでいたので写真が撮れず、志々島到着時に撮影した写真になります。
急いで乗り込んだ船はほぼ満員。おじさんの話では、GW期間は船に乗り切れないこともあるそう。このときは臨時便が出るとのことで、満員になった船は出港時刻より5分早く出発しました。
港の待合所に乗船券の自動券売機がありますが、船の中にも券売機ありました。もし時間がギリギリなときは、とりあえず乗船してしまった方が良さそうです。
須田港を出発した船は、最初に粟島港に寄港します。ここで乗客はほぼ全員下船していきました。
続いて、同じく粟島の上新田港を経由して志々島に到着。さて、島内散策に出発です!
とりあえず、GWなどの繁忙期に志々島と粟島へ行く予定の方、港へはとにかく早めの到着がおすすめです。
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