宇久島 Part 2 雨ニモマケズ 自転車で島を一周(佐世保市宇久町)

五島列島

五島列島7日間の旅の2日目。昨日の夕方に上陸した宇久島、今日の午前中は島内散策に出発!港で借りたレンタサイクルにまたがって、風光明媚な灯台や平家の伝説が残る地など、島内にある数々の名所を雨の中一気にめぐります。

訪問日:2019/7/18(木)

 

観光に便利な「うくちゃり」

宇久島はそんなに大きい島ではないため、島内観光には自転車がぴったり。港の待合所に入っている宇久町観光協会ではレンタサイクルが利用できます。
料金は1時間300円、2時間500円、3時間700円・・・1泊で1,500円。かなり細かく設定されていますので、予定に合わせて最小限のコストでレンタルできるのが便利。
うくちゃり

自転車のタイプは、ママチャリかマウンテンバイクのどちらか選べます。全て電動アシスト付き!起伏の多い宇久島でこの装備はとってもありがたい。
うくちゃり

今回はママチャリタイプを3時間レンタルしました!1周するだけなら2時間ほど、観光スポットをまわっても3時間ほどで一通り見て回れるそうです。

南国風なビーチ「スゲ浜海水浴場」

スゲ浜海水浴場

島で2番目に大きい海水浴場で、立ち並ぶフェニックスの木がトロピカルなビーチ。台風で荒れていてもとってもキレイ。コンクリート仕立てのしっかりとした更衣室やトイレもあります。雨だというのに地元の方が様子を見に来ており、少し島についてのお話をきかせてもらいました。

海の中に立つ「長崎鼻灯台」

長崎鼻灯台1

島の東端にある長崎鼻という岬。マップによるとここに灯台があるはずなのですが見当たりません。

灯台が見つからないなんてことあるのかな?そう思いふと海の方に目をやると、ありました!
長崎鼻灯台2

荒れる海の中に立つたくましい灯台の姿が!陸地ではなく海の中に建っているとは予想外でした。

晴天の日ももちろん素敵だと思うのですが、荒れ狂う海の中に建つ灯台って凄く絵になりますね。メンテナンスとか大変そう、そう思ったのですが、どうやら干潮時には歩いて渡ることができる陸路が繋がるようです。ここにも地元の方が車で様子を見にきていました。

「大浜海水浴場」で知る雨の日のビーチの楽しみ方

600mにもなる広いビーチ。晴天だったら泳ぎたいところですが、あいにくの雨模様。この海水浴場には、ウッドデッキの屋根付き休憩所があります。きれいなテーブルと椅子もあるので、雨宿りに最適!

休憩所

ほんの休憩のつもりで寄ったのですが、そんな私の気持ちを変えてくれたのは、先客の地元のおじさん。

缶コーヒーを片手に、雨の海を眺めながらのんびりしているのです。彼は雨宿りではなく、わざわざこの海を見て過ごすために来ているのです。

私も彼に倣って落ち着いて座ってみると、耳に入るのは波音と雨音と鳥の声・・・なんとも心地良い。ただの雨宿りだったのですが、雨の日のビーチの魅力に気がついてしまいました。

フォトジェニックな「対馬瀬灯台」

対馬瀬灯台

宇久島の最北端に立つ灯台。高さは12m。TVやCMでおなじみの撮影スポット。晴天時は、青い海と緑の芝生に真っ白な灯台が立つというコントラストあざやかな絶景となるそう。

周辺にはウシがたくさん。カメラ構えると、ウシの世話をしていたおじさんが、ウシに対して『お前、モデルになれたな〜』なんて声かけてました。文字にするとほのぼのした島の雰囲気ですが、天候はめっちゃ荒れています。宇久島の人ってなんだかマイペース。

ウシ

 

かわいい花がたくさん「ヒゴタイの里」

三浦神社に向かう途中、たまたま見つけたヒゴタイ。
ヒゴタイ

ヒゴタイというのは絶滅危惧種にも指定されている植物。海のそばで見られるのは珍しいらしく、ここは「ヒゴタイの里」とも呼ばれています。丸っこくて個性的な花は、海をバックに写真に撮りたくなります。

ヒゴタイ2

ソテツに覆われた「三浦神社」

ヒゴタイの里から少し下ると港の片隅に建つ小さな神社が目に入ります。ここは三浦神社。
三浦神社

社殿は、大きなソテツに覆われています。天然記念物として指定されているこのソテツには、遥か昔に戦に赴く恋人を想い身を投げた娘の化身という伝説が言い伝えられています。
三浦神社2

雨足は強くなってきましたが、付近の堤防では釣りに勤しむ地元の方の姿が。釣り人はたくましい。

平家の伝説残る「平家盛公上陸地」

昨日訪れた神島神社や東光寺は、壇ノ浦の戦いで敗戦し、宇久島へ渡ってきたという平家盛(平将門の異母弟)が建立したという言い伝えがありました。宇久島の西側には、その平家盛公が1187年に上陸したとされる場所があり、石塔が建てられています。
平家盛公上陸地

石塔の後ろには、断崖と青い海。平家盛はこんな断崖を登ってきたのでしょうか。
平家盛公上陸地2

少し家盛について調べてみると、1149年に病により没したとされています。これは、壇ノ浦の戦いよりも36年も前の話。宇久島に上陸したとされる1187年には、もう亡くなっていたことになります。

没したと見せかけて、実は生きていたのでしょうか?
でも、壇ノ浦の戦いは1185年。病没したとされている1149年からいきなり壇ノ浦の戦いという最終決戦に登場しているのも不思議です。36年の間、何をしていたのでしょうか。もしかしたら、宇久島に上陸したのは平家盛を名乗る別の人物だったのかも・・・色々と妄想が膨らみます。

これだけの伝説があるなら隠し財宝とかあったりしないのかな?8代目で福江島に移転していますが、そのときにあえて宇久島に残していったりしていないのでしょうか。

強風が吹き荒れているのですが、ここにもやっぱり地元の人が。宇久島って人が少ないイメージだったのですが、どこに行ってもなぜか必ず地元の人がいます。

まるでモンスター!「アコウの樹」

最大幹周り16mという巨大なアコウの木。佐世保市の天然記念物に指定されています。
アコウの樹1

アコウは他の木に着生し、気根を垂らしてその木を覆い尽くして枯らしてしまうこともあるちょっとコワイ木。そんな生態から、別名「絞め殺しの木」と呼ばれることも。
アコウの樹2

 


さて、そろそろ返却時間の12:15。休みながらぐるっとまわるのに3時間でぴったりでした。

民宿港荘に預けた荷物を回収して港へ。このあとは、13:05の九州商船フェリーいのりで小値賀島へ渡ります。佐世保からの高速船は台風の影響で全便欠航でしたが、フェリーの方が風に強いため運行してました。

フェリーいのり

小値賀島までの所要時間は45分。運賃は570円。2019年5月12日にリニューアルしたフェリーいのりは、ぴっかぴか。

今日のおやつは宇久島で買った佐世保銘菓の「ぽると」。ゆず餡が入った焼き菓子なのですが、予想の遥か上を行く美味しさ!
ぽると

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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