アリスやジャックと豆の木など、童話の世界を体感できるミュージアム。トリックアートやミニアスレチックでおとぎ話の世界に入り込んだような気分になれます。そんなファンタジックな世界にまぎれ込んだ西郷どんを見つけてしまいました・・・!
おとぎ話のミュージアム
かごしま近代文学館とともに、1998年にオープンしたかごしまメルヘン館。力強く感じる響きの「鹿児島」に、真逆のイメージの「メルヘン」という言葉が付いてなんともアンバランスな雰囲気に感じるこのスポット、その正体は童話や絵本の世界を体感することができるミュージアム。
館内は広々とした吹き抜けのホール空間。まずエレベーターで3階に上がり、そこからスロープを降りていくのが順路となっています。まるでテーマパークのような演出でわくわくしますね!
このメルヘン館にて『隠れ西郷どん』を見つけてしまいました!これから載せる写真のどこかにいるので探してみてください~。答えは最後に書きますね。
広がるおとぎ話の世界
まず最初に登場するのはウサギさん。服を着たウサギ、そしてとなりにある不思議な時計・・・。これは『不思議の国のアリス』ですね!
スロープの壁面に描かれたワンダーランド。トリックアートとなっているため、おとぎの世界に入り込んだような写真を撮ることもできます。
大きくなりすぎて泣いているアリス。こちらもトリックアートなので、涙の池で溺れることもできます。
マッドハッターたちがティーパーティーを繰り広げているシーンも。今にも「お誕生日じゃない日の歌」が聴こえてきそうですね。
お次は『ジャックと豆の木』。立体的で登れそうな豆の木ですが、巨人の宝を盗む気にはなれません。
壁一面に巻物が広がる『西遊記』の世界。ここでは觔斗雲に乗って写真撮影することもできます。
こちらは『銀河鉄道の夜』。壁に描かれた謎の文字が、この作品の持つ独特の雰囲気を表しています。
どれも幼少期に読んだり見たりしたものばかりで、なんだか懐かしい気持ちになりました。
レトロな人形コーナー
館内には人形コーナーがあり、様々な人形が展示されています。
並んでいるのは鬼太郎やウルトラマン、アンパンマン、ドンガバチョなどのキャラクターたち。昭和レトロな雰囲気が詰まった展示は、懐かしく感じる方も多いのでは。
月光仮面やタイガーマスクもいます。ふと思ったのですが、どちらのキャラクターも目と口が覆われているので、「桜島の火山灰」にとっても強そうですね。
こちらは鹿児島の土人形・帖佐人形。島津義弘が朝鮮出兵の際に連れて来た陶工によって作られた人形がルーツとのこと。このように郷土玩具たちも勢揃いしています。
迷い込んだ西郷どんの答え
さて、どこに西郷どんがいたかおわかりいただけたでしょうか!?
ここからは回答発表となりますので、もし現地で楽しみたい方はこれより下へ進まないことをおすすめします~!
実は最初の頃に投降したコチラの写真の中に隠れていました。
中央下段、馬の頭のすぐ隣をご覧ください。
不思議の国に迷い混んでしまった西郷どん。アリスのようにお茶会に参加したり、巨大化したりする姿を考えただけで胸がアツくなりますね・・・!
アクセスと営業情報
鹿児島市電の停留場「朝日通」より徒歩7分。バス停「西郷銅像前」より徒歩3分ほど。
開館時間 | 9:30~18:00 |
---|---|
休館日 | 火曜、年末年始 |
料金 | 300円 ※近代文学館と共通券は500円 |
公式サイト | https://www.k-kb.or.jp/kinmeru/ |
※掲載の情報は2023年10月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
コメント