山の中の隠れ家温泉と至極のうどん『野々湯温泉』(霧島市)

鹿児島県

山の中にある野趣あふれる温泉宿。湯治場のような風情に加えて、ちょっぴりワンダーな雰囲気も楽しめます。とてもリーズナブルに宿泊できるので、節約旅してる人にもおすすめです。

訪問日:2018/5/12(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

※現在は「霧島温泉旅の湯」という名称に変更となっております。施設内容も変わっている可能性がございますので、ご了承ください。

山の中にある温泉

野々湯温泉は、霧島神宮から車で45分ほどの山の中にあります。細い道を走りますが、そこまで険しくないためすいすい行けます。

道中にはあちこちに「大自然のワンダーランド」「ののゆおんせん」と書かれた案内板があるので迷うことはなさそう。野々湯温泉って平仮名にするとちょっとかわいいですね。

黒い水着を着た白ウサギが目印です。これは見逃しようがありません。

黒い円柱のゲートが入口。ちょっと香ばしい雰囲気ですが、スタッフさん達は皆さんとても感じ良くて一安心。

受付でチェックインを済ませたら、カギをもらってお部屋へ。それぞれ別棟なので屋外移動があります。

リーズナブルな長屋

今回宿泊するのは、こちらの湯治長屋。素泊まりでなんと3,000円~宿泊できる、とってもリーズナブルなお部屋です。ちなみに楽天やじゃらんなどでも予約できます。

長屋という名称通り、内部はこのようにお部屋が連なります。

今回宿泊するお部屋は、6畳一間のシンプルな和室。5月だというのにまだこたつがあってびっくりですが、山の中であるため朝晩はけっこう冷え込みます。

ちょっと老朽化してる箇所もありますが、このお値段でちゃんとした個室に泊まれて、しかも温泉入り放題。もはや細かいことは気になりません。

トイレ(和式)、洗面所、キッチンは共同。なんとなく合宿を思い出す雰囲気です。ちなみに各部屋には南京錠タイプのカギがあります。

■他にも選べる宿泊タイプ
この長屋とは別に、一棟貸切のログハウス「プチハウス」や、囲炉裏と露天風呂・洞窟風呂がついた「茅葺きハウス」、さらに「オートキャンプ場」も備えています。

雰囲気抜群のお風呂

こちらが野々湯温泉の温泉。いかにも湯治場といっと趣ある外観に胸が高まります。日帰り入浴は11:00~21:00。宿泊者は7:00~23:00まで利用可能。

浴室は、内風呂、露天風呂に加えてサウナと水風呂も備えています。

お湯は無色透明なタイプ。ピリッとするような感覚があり、非常に強い温泉といった印象です。私は首のうしろにちょっとした皮膚炎があるのですが、この温泉に入ったあとは1週間ほど全く気にならなくなりました。もしかして、皮膚に対して凄い効力があるのでは・・・!?

※なお、男性用露天風呂は、外から見えてしまう仕様。外観の写真を撮る際は映り込み要注意です。

絶品の黒豚うどん

素泊まりプランでも、食堂を利用することができます。朝食8:00~9:00、夕食は18:00~/18:30~。

リーズナブルに黒豚を楽しめそうなメニューがそろっています。今回夕飯は霧島神宮で郷土寿司を食べてきたので、翌朝「黒豚うどん」を食べてみました。

このうどんめっちゃ美味しいです!!!

細麺ですがもちもちのうどん、香ばしい黒豚、そして甘口の出汁が絶品!コレを食べにまた来たくなるレベルのお味です。

泊まってみた感想

うどんは美味しいし、温泉は良いし、そしてスタッフさんたちは皆とても優しい。また行きたくなる温泉です。

車中泊の旅ではいつもお風呂代わりに利用してきた温泉ですが、温泉に宿泊なんてとっても久しぶりです。

周辺にお店などは何もない山奥。日が暮れてしまうとできることも無いので、久しぶりに温泉でのんびり過ごしました。まだ旅の初日ですが、今回の旅はこの先トカラ列島や奄美大島へと渡る長い旅。休めるときに休んでおかないと。

翌日は引き続き霧島周辺めぐり、その次の日は鹿児島市内めぐり。そしてその晩からあこがれのトカラ列島レントゲン船の旅がはじまります!そのお話はこちらの記事から。

トカラ列島① 事前計画 1年に1度のレントゲン便とは・・・?
離島好きの間でもなかなか訪れた人は少ない、秘境とも呼べる7つの島。1年に1度だけ、その全てをたった2日間で周ることができるチャンスがあります。

アクセスと営業情報

鹿児島空港から車で約35分、霧島神宮から車で約45分ほど。

公式サイト https://nonoyu.daa.jp/

※掲載の情報は2023年10月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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