里山をキラキラに彩るイルミネーション『ぎふ清流里山公園』(美濃加茂市)

岐阜県

昭和の建築や里山の風景が広がるレジャー公園。市街地からのアクセス良好でありながらも、ノスタルジックでのどかな雰囲気を味わうことができます。秋にはイルミネーションイベントを開催しており、ほのぼのしたライトアップを楽しむことができます。

2020/11/22(日)

気軽に行ける里山

ぎふ清流里山公園は、岐阜県美濃加茂市にある都市公園。様々な陶芸教室やクラフトなど様々な体験や、ジップライン、キャンプ場などを備えたレジャー施設です。

その名が示す通り「昭和30年頃のにほんの里山」をイメージして作られており、里山の風景である茶畑なども広がります。かつては日本昭和村という名でしたが、2018年にリニューアルしました。

何となく山奥にありそうな施設ですが、パーキングエリア直結で、美濃加茂SAでの休憩ついでに立寄ることもできます。また、道の駅みのかもも直結しており、ドライブ立ち寄りスポットとしてもぴったり。

秋限定のイルミネーション

里山清流園は通常は17:00に閉門して夜間は利用不可となります。しかし、11 月の土日祝は夜間イルミネーションイベント開催中!期間中は開園時間も20:30まで延長します。

ただし、17:00までにいったん退場、17:00から入場可能となる入れ替え制。日中から通しでいるつもりの方も、一度外へ出る必要があるのでご注意ください。

また、日中は無料で利用できますが、イルミネーションがはじまる17:00以降は入場料300円が必要となります。

光り輝く園内

園内を彩るのはキラキラしたイルミネーション。昼とはまた違った幻想的な雰囲気に変わります。そこまで派手ではなく、ほどほどな光り具合なので、落ち着いて見ていられます。

園内を進んでいくと、ライトアップされた吊り橋が夜の闇に浮かび上がる。実際に光の中を渡ることもできるのですが、意外と揺れるので夜間はなかなかスリルあります。

なお、夜間に行けるのはこの吊り橋まで。これより奥の里山ゾーンは通行止めとなっています。

紅葉もライトアップ。イルミネーションと紅葉ライトアップが同時に行われているのもレアな気がします。

歴史を感じる建築

園内には移築してきた木造校舎を利用した「やまびこ学校」や、「旧朝日村庁舎」、昭和の芝居小屋を再現した「昭和座」など、様々な歴史的建築物があるのですが、夜間は閉鎖中。道が閉鎖されているため、外観を見ることもできません。

唯一入れたのは、こちらのかいこの家

養蚕に使用した道具や、かいこの模型などが展示されています。白い糸がふわふわの実物かいこ繭(まゆ)もたくさんおいてあります。

居間には囲炉裏や昭和のテレビとなんともノスタルジックなインテリアが並びます。本棚にはのらくろの漫画本がラインナップ。

能楽堂もライトアップした姿を見ることができます。園内の端っこの人が少ない場所で、ひっそりと浮かび上がる様子は美しくも妖しさがあります。地元の愛好家たちによる発表の場としても利用されているそうです。

もちろん食事メニューも

園内にある農家レストランやまびこ食堂は夜も営業中。里山ラーメンや、美濃健豚しょうが焼定食、飛騨牛ハンバーグなどのメニューを取り扱っています。

また、だんご茶屋では岐阜県産の米を使用した五平餅やだんご、クリームあんみつなどの甘味を味わえます。また、岐阜県の人なら誰でも知っている蒸しパン「ロバのパン」のお店もありました。

日中は他にも「そば家 とうげ」や、軽食屋さんが営業しています。フードトラックなどもあるため、食事に困ることは無さそうです。

ほっこり里山の湯

公園には温泉施設「里山の湯」があります。里山の雰囲気を残したレトロな温泉施設で、浴室にはタイルの富士山も描かれています。

夜の22:00まで営業しているため、イルミネーション見たあとに温まって行くことが可能。温泉施設内にも里山食堂という食事処があるため、お風呂と一緒に夕ご飯を済ますこともできます。

また、この温泉は公園の入口外にあるため、イルミネーションを見ない人でも利用できます。美濃加茂ハイウェイオアシスで休憩する方、道の駅みのかもで車中泊する方など、幅広いニーズに答えてくれる温泉です。

アクセスと営業情報

最寄り駅はJR美濃太田駅。あい愛バスの3公園連絡線で35分ほど。本数は1日6本程度。
http://aiai-bus.com/schedule/3koen/

車の場合は東海環状自動車道の美濃加茂ICのすぐ目の前とアクセス抜群です。

美濃加茂SA直結の美濃加茂ハイウェイオアシスとなっているため、高速道路を降りずに利用することもできます。ただし、アクセスする方向によって、少し行き方が異なっているので注意。

■土岐方面から向かう場合、SAと里山公園の分岐があるので、里山公園方面へ進みます。
※SAに行くと、里山公園には行くことができません。

■美濃・関方面から向かう場合は、SAを経由してから里山公園へ向かうことができます。
※里山公園の後にSAへ寄ることはできなくなります。

開館時間:9:00〜17:00 ※12〜2月は10:00から
休館日:無休 ※12〜2月は水曜
料金:無料

コメント

タイトルとURLをコピーしました