楽しすぎるツキノワグマのアピール『奥飛騨クマ牧場』(高山市)

岐阜県

奥飛騨温泉郷にある、クマ専門のテーマパーク。子熊から親熊まで、たくさんのツキノワグマに出会うことができます。エサを求めて様々なアピールポーズを披露してくれるのですが、これがかなりユニークで楽しめます!

2021/7/22(木)

クマのテーマパーク

平湯温泉から車で5分ほどのところにある奥飛騨クマ牧場は、クマを飼育・展示した動物園。「奥飛騨湯の花街道」こと国道471号線から細い道を上っていくと、ロッジのような外観の受付が見えてきます。

館内には地域の名産などを販売するお土産屋さんとともに、ホッキョクグマやヒグマの剥製がずらり。立派な姿で迫力満点です。

スロープを登っていくと園内へ。基本は屋外型の動物園ですが、展示の前にはアーケードタイプの屋根が設置されています。多少の雨でしたら、特に問題なく楽しむことができます。

ツキノワグマがたっぷり

堀で囲われた広い獣舎には、ツキノワグマがたくさん!

ここでは全部で100頭近くのツキノワグマを飼育しています。というか、飼育動物はツキノワグマオンリーという潔さ。「クマ牧場」という施設は国内に複数ありますが、一種だけで勝負しているのはココだけではないでしょうか。

ツキノワグマは体長100〜150cm・体重40〜120kgの小型のクマで、胸に三日月型の白い斑紋があるのが特徴です。日本国内に生息しているクマは北海道のエゾヒグマ・本州四国のツキノワグマの2種類のみ。北海道以外でクマの話題が出るときはほぼ全てこの種類となります。

今日は7月のかなり暑い日。大人のクマたちはでろーんと溶けており、何もしたくない様子。

一回り小さい子供のツキノワグマもたくさん。こちらは大人に比べて元気いっぱい!暑さにバテることもなく、水場を中心に遊び回っています。この構図は人間もクマも一緒ですね。

エサやりはマスト

ここに来たらぜひとも体験しておきたいのがクマのエサやり。ビスケット100円、カットりんごは300〜500円にて販売しています。

ビスケットは乾燥タイプなので、手も汚れなくてあげやすいです。箱に入っており、そのままカバンに入れて持ち歩けるのもポイント。

普段は寝転がっている大人のクマたちも、エサには敏感に反応します。閉園近い時間だったためもうお腹いっぱいかなと思ったのですが、めっちゃ食いつきが良くて楽しめます。

個性的すぎるおねだり

エサを見ると、それまで寝転がっていたのに急にこちらを向いてスタンドアップ!クマたちはエサを求めて「おねだりポーズ」をしてくれるのです。

ここでポイントとなるのは、クマそれぞれにオリジナルのおねだりポーズがあること。

普通に座っているように見えますが、エサを投げる素振りを見せると手をパンッと叩いてアピール。「さあ、来い!」みたいに構えられると、自然とそのクマにめがけてエサを投げてしまいます。見事なアピールです。

一番インパクトがあったのがコチラ!ごろんと仰向けに寝転がったかと思うと、謎のポージングをしてきました٩( ‘ω’ )و

こんなアピール、いったいどこで覚えたのでしょうか?

アクセスと営業情報

岐阜県の高山と長野県の松本のちょうど間位にあります。車の場合は、どちらからも1時間ほど。上高地、乗鞍高原、平湯温泉あたりとセットでの訪問もおすすめです。(私は乗鞍高原で剣ヶ峰登山ののち、新穂高ロープウェイと合わせて訪問しました)

高山駅前にある高山バスセンターからバスも出ており、約1時間20分ほどでアクセスすることもできます。

開園時間 8:00~17:00 ※冬季は16:30まで
休園日 年中無休
料金 1,100円
公式サイト https://kumabokujyo.com/

 

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