名前からも個性がにじみ出ているユニークなホステル。おしゃれカフェのような空間に、リーズナブルに宿泊することができます。朝食オプションのイワシ定食もおすすめです!
ユニークなイワシスポット
鹿児島県阿久根市にあるイワシビル。あまりにも印象的な名前はインパクト抜群です。
その正体ですが、1階はお土産ショップとたい焼きが食べられるカフェ、2階は見学可能な加工工場、3階はホステルというかなりユニークな施設。「イワシのようにみんなが集まる場所で」という思いがこめられているそうです。
ショップにはおしゃれなグッズがたっぷり。もちろんイワシの加工品、さらには冷凍されたイワシも扱っています。
トートバッグやアクリルキーホルダーなどが当たるイワシビルガチャも。第4段と記されているので、シリーズ化している可能性があります。
ワクワクするお部屋
今回は宿泊施設としてホステルを利用してみました!お部屋はシングルルーム、ダブルルーム、ツインルーム(和室)の3パターンがあります。
今回はシングルルーム。この木の扉がお部屋の入口。なんだか秘密基地みたいでワクワクしますね。
お部屋にはベッドと小学校みたいな学習机、そして空気清浄機を備えています。料金は2023年11月時点で3,500円。セミダブルベッドなので2人で宿泊も可能であり、その場合は2人で4,500円とめっちゃリーズナブル。
完全な個室では無いため、他の方のいびきや目覚ましアラームは丸聞こえ。気になる方は、耳栓があったほうが良いかもしれません。また、通路の明かりがわずかに上部から入ります。完全な暗闇でないと寝れない方はアイマスクのご用意を。
おしゃれな共有設備
めっちゃおしゃれなリビングスペース。ソファとテーブル、旅やデザインに関する本が多数置かれています。鍵付きロッカーと電気ケトル、館内用のサンダルも借りることができます。
洗面台もとってもキレイ。鏡にはめられた木枠は、コンタクトケースなどちょっとモノが置けて便利です。
男女共用のシャワールームが2基、バスルームが1基あります。足を伸ばして湯船に入れるのはとってもありがたいです。
洗濯機は1回100円で洗剤付き。乾燥機は1回100円。8:00〜21:00と制限があるのでご注意を。
夕ご飯さがしに出発
さて、ひと息ついた後は夕飯探しに出発!阿久根名物を調べると「サバ飯」というご当地グルメがあるそう。阿久根駅に入っている阿久根屋食堂が提供店とのことなので、車で駅までやってきました。レトロな雰囲気ですが、ぴかぴかの駅舎です。
なんと、食事はお昼のみでした!
露頭に迷いかけたそのとき、イワシビルで食事マップをいただいたことを思い出しました。
ということで、気を取り直してお食事のふるさと十三(とみ)というお店へ。このあたりで夜も営業しているお店は居酒屋ばかりですが、ここは食事処なのでお酒飲みじゃなくても入りやすいです。すぐにフレンドリーなおばちゃんたちが出迎えてくれました。
キビナゴのお刺身ある!と思ったけど残念ながら品切れ。ということで、キビナゴの天ぷらにしてみました。サクサクで最高過ぎるお味。天つゆはもちろん、赤いエビ塩もこれまた美味しいです。
ちなみにシーズンにはイセエビも扱ってます。ちょうどシーズンでしたが、イセエビ定食でお値段9,350円。私にはまだ無理な金額でした。
お腹も落ち着いたので、イワシビルへ。他に宿泊者もいないようでしたので、誰と話すでもなく早めに就寝。明日が6日間の旅行の最終日です。
イワシの朝ごはん
基本は素泊まりのホステルですが、別途800円で朝ごはんをつけることができます。時間は7:30〜9:00の間から選択可能です。
こちらがイワシビルの朝食。おしゃれな雰囲気が詰まった、まるでカフェメニューのような丁寧な定食です。おおきなマイワシとちいさなウルメイワシが乗っており、これぞイワシビルのご飯といった感じがしますね。
改めて食べるマイワシ、めっちゃ美味しいです!実はイワシってそんなに得意ではなかったのですが、さすがのお味。
ウルメイワシはかちかちでちょっと苦味のある大人の味ですが、噛めば噛むほど旨味が出てきます。
つき揚げ(さつま揚げ)もお味噌、醤油だって美味しい。ここに泊まったら、ゼッタイ朝食付きがおすすめです!
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