パリッパリジューシーな丸亀名物”骨付鳥”『居酒屋うさぎ』(丸亀市)

香川県

丸亀を代表する名物メニュー、骨付鳥(ほねつきどり)。今回は地元の方がおすすめ居酒屋うさぎへ。スパイスとオリーブオイルで仕上げられた独特の味付けにすっかりとりつかれてしまいました。

訪問日:2018/3/11(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

丸亀の名物といえば骨付鶏

丸亀名物といえば?全国にその名を轟かせる丸亀うどんの影響で、多くの人の頭にはうどんしか浮かんでこないのではないでしょうか。

もちろんうどんも美味しいのですが、せっかく丸亀に来たなら味わってみたいのが「骨付鳥(ほねつきどり)」

そのルーツとなるのは丸亀にある居酒屋「一鶴」。海外映画で骨の付いたチキンにかぶりつく女優の姿を見た創業者が、試行錯誤を重ねた末に開発したメニューであるそう。

そんな骨付鶏、なんと丸亀市のキャラクターにもなっています!

その名も「骨付きじゅうじゅう」。骨の部分がちょんまげになっているユニークなデザイン。常に全力なので、汗(肉汁)をかいているそうです。

提供店は多数

市内ではポピュラーなメニューなので、取り扱っている店は多数あります。

こちらの「全力鶏」という骨付鶏PRサイトに情報が集まっているので、ここで探してみるのが良いかもしれません。

全力鶏 | 丸亀が誇るご当地グルメ「骨付鳥」
全力鶏は丸亀名物骨付鳥の公式サイトです。

先ほどルーツとして紹介させていただいた「一鶴」も丸亀に本店を構えています。

お店の数はそれなりにあるのですが、ほとんどのお店に定休日があります。年中無休のチェーン店が増える現代、ついつい忘れがちなのでご注意ください。そして、その多くは日曜日に集中しています。日曜に食べようとするとお店がかなり限定されてくるのでこちらもお気を付けください。

日曜でも営業しているお店

今日は日曜です。

ほとんどのお店がシャッターを下ろしている中、宿泊したゲストハウス「ウェルかめ」のマスターが「居酒屋うさぎなら日曜でも営業していておすすめだよ」と教えてくれました。

丸亀駅からも徒歩10分ほど。店の前まで来たところで気が付いたのですが、居酒屋って一人で入りづらい!!!

ちょっと覗いてみるとカウンターのみ。バーだったらぜんぜん余裕なのですが、私にとってカウンター居酒屋に1人で入るのはハードルが高すぎます。

しばらくお店の前でためらってしまいましたので、道を通る人にはきっと怪しく見えていたことでしょう。・・・と言いたいのですが、誰も通らない。

日曜夜の丸亀には、人がいません。

骨付鶏は2種類ある

勇気を出して入店。イメージ通りの居酒屋が広がっていましたが、私のようなあやしい人間でも快く受け入れてくれました!

さて、うさぎの骨付き鳥は2種類あります。一つは若鶏をつかった『若君様』。もう一つは親鶏をつかった『お館様』

どっちが良いのでしょうか?店員さんに尋ねて見ると、どちらも味付けは同じですが、若鶏は柔らかくてジューシー、親鶏は固めでおつまみタイプらしい。

「若君様」が初心者向けとのこと。ということで躊躇いなく若鳥にしてみました。

絶品なうさぎの骨付鶏

骨付鶏はお店によって味付けや焼き具合などが異なりますが、うさぎの骨付鶏はパリッパリの皮カリッカリのニンニクが乗ったなんとも魅力的な仕上がり。さらに、あつあつのオリーブ油がかかっています。オイルとニンニクの良い香りが胃袋をがんがん刺激してきて大変です。

スパイスとオリーブオイルに付け込んがというお肉は、しっかり味が付いていてめっちゃ美味しい!パリパリ皮の食感もたまりません。

キャベツが添えられているのが骨付鶏の特徴なのですが、ここではオリーブオイルを吸ってこれまた美味。このオイル、どこか甘さが感じられてクセになります。

大きくて食べにくいメニューかなと思ったのですが、ハサミがあるのでひとくちサイズにカットできます。おててを汚さずに食べることができますね。

あまりの美味しさにお米が欲しくなり、ご飯も追加注文してしまいました。おまけでなぜかもずくの佃煮ももらっちゃいました。

最初はある程度味の想像はつくかな?と思っていたのですが、想像をはるかに超える味に衝撃でした!聞くところによると、このうさぎの骨付鶏は少々異色のテイストとのこと。この味が忘れられなくて、自宅で再現できないかトライを続けています・・・。

アクセスと営業情報

JR丸亀駅から徒歩10分ほど。

営業時間 18:00~23:00
定休日 不定休
公式サイト https://usagi-marugame.jp/service/

※掲載の情報は2023年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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