奄美空港を擁する龍郷町(たつごうちょう)は、奄美大島の北部・名瀬市街地から30分ほどの距離にあります。里の曙で有名な町田酒造、田中一村美術館、それいゆふぁ～む、ハートロックをまわりました。
奄美ドライブにおすすめの『楽巡』
今日は奄美空港から東京に帰る日。帰りの飛行機は15:05なので、奄美大島を観光する余裕があります。ということで名瀬でレンタカーを借りることにしました。奄美空港で乗り捨てすることで、空港までの移動手段ともなって一石二鳥。
そして、ただいまの期間は楽巡(らくめぐり)というキャンペーン中！指定の観光スポット2ヵ所以上に行きスタンプもらうとレンタカーが2,000円引きに、さらに、宿泊施設を利用すると5,000円引きになるという超お得なキャンペーン。奄美でレンタカーを借りてこれを利用しない手はありません！
私が訪問した2018年限定のキャンペーンかと思いきや、なんと今年2021年も開催しておりました。もしかして毎年やっているのでしょうか？
あまり空港から離れすぎるのも不安なので、ドライブコースは空港のある龍郷町をメインにまわることにしました。
里の曙で有名な『町田酒造』
まず最初に立ち寄ったのは町田酒造。全国の居酒屋でお馴染みの黒糖焼酎「里の曙」で有名な酒造です。
ここでは酒造見学を行っています。見学時間は9:00/10:00/11:00/13:00/14:00/15:00の1日6回。所要時間は60分ほどで、料金は無料です。
20分ほどの映像を見たあとは白い帽子を被って工場内部へ。普段は見ることができないような工場内部を、お姉さんが丁寧に案内してくれます。最後には試飲もあり、町田酒造のつくる様々なお酒を味わうことも。
ここで初めて知ったのですが、黒糖を使った焼酎が造れるのは奄美群島だけらしいです。奄美黒糖焼酎って本来ならスピリッツに分類されるのですが、米こうじを使うことを条件に焼酎に分類する許可が降りたそうです。
お土産にすもも酒とたんかん酒をもらっちゃいました！
奄美の自然を描く『田中一村記念美術館』
奄美の郷や展望台のある奄美パーク。その中にある田中一村記念美術館は、奄美の自然を描いた日本画家・田中一村の作品を扱うミュージアム。水辺に浮かぶ涼しげなデザインの建物で、どこか東南アジア風です。
田中一村は、明治41年栃木県生まれの画家。昭和33年、50歳にして「本道を信じる絵」を描くため奄美大島に移り住みました。紬工場で働きながら、奄美の自然を描き続け、その生涯に幕を閉じます。
※撮影禁止だったので、購入したポストカード載せました。
写真にも造詣が深い一村の描く生物は、とても写実的。淡い色合いが親しみやすく、まるでアンリ・ルソーのような落ち着きのある雰囲気を出しています。
おしゃれな牧場『それいゆふぁ～む』
それいゆふぁ～むは、奄美で初めてヤギ酪農を行った牧場。もっと素朴な牧場をイメージしていたのですが、なんとなくおしゃれな雰囲気。スムージーなどのメニューもそろっており、カフェのようなイメージです。
ここで少し早いお昼ご飯にしよう！ということで、フルーツカレーを注文してみました。
ご飯がハート型に盛られていてかわいい！パッションフルーツや柑橘ピールの酸味、そしてじんわりとくるスパイスの辛さがある、フルーティーでスパイシーなカレーでした。添えられているのが福神漬けではなくパパイヤ漬けというのも奄美らしいポイントです。
デザートは名物のヤギミルクソフト。濃厚だけど甘すぎずにさっぱりと食べられます。
タイドプール『ハートロック』
ハートロックはそれいゆふぁ～むのすぐ近くにあり、歩いていくことができます。クワズイモが茂る密林を通り抜けていきます。
誰もいないプライベート感のある砂浜を少し歩くと、ハートロックに到着！
ロックとつきますがハート型の岩ではなく、ハート型のタイドプール。中にたまっている海水が青く輝いていて、まるで宝石のようです。南国の海の水ってなんで青いのでしょうか、あらためてそんな疑問が浮かんできました。
サイズは小さめで、夏にお庭に出てくるビニールプールくらいのイメージ。
満潮時は水没してしまうため、干潮時にしか姿を見ることはできめせん。そのため、潮見表で潮位を確認してから訪問するのがおすすめ。「潮位80cm以下の干潮時」がキレイに見えるそうです。
なお、龍郷町のHPのトップにも、ハートロック情報が掲載されており、「今の見える度」が表示されます。お急ぎの方はコチラで確認しても良さそうです。
さて、車を停めているそれいゆふぁ～むへ戻ります！またジャングルを歩いていると、ミーレード シーラーソーと聞き覚えのある哀愁のメロディ。ポールモリアが12:00をお知らせします。
さあ、ドライブはここまで。泳ぎに行こう！！！！青い海が私を待っている！！！！
コメント