浜松市北部にある「ぬくもりの森」は、キュートで不思議なワンダーランド。かわいらしい建築が集まっており、どこもかしこも写真に撮りたくなる光景であふれています。カフェでひと休みしたり、レストランでフレンチを堪能したり、フクロウとふれあったりとゆったりと過ごせる場所です。
浜松にあるおとぎの世界
駐車場から町中の細い道を進んでいくと、いきなり飛び込んでくるのはかわいらしい建築。木々に包まれており、まるで別世界の村に迷い込んだような気分です。
ここは、「ぬくもりの森」という名の不思議の世界。中世ヨーロッパのようなファンタジーな光景が広がる観光スポットです。個性的な雑貨屋さんやレストラン、カフェ、動物とのふれあいが楽しめる施設など、様々な形態のお店が営業しています。
オリジナリティあふれる建築
このぬくもりの森の世界観をつくりあげているのが、独特な質感で造られている建築物。この個性的な建物群は、ぬくもり工房という施工会社が手掛けています。
ぬくもり工房の創始者は、浜松出身の建築家・佐々木茂良さん。彼がこの地にアトリエを開いたのが森のはじまり。その後、雑貨店やレストランがオープン。徐々に現在のように色々なお店が集まる村のような形態へと姿を変えていきます。
ぬくもり工房による建築物は、静岡県内を中心に、全国各地で見ることができます。
商業施設としては、東京吉祥寺にあるネコカフェ「てまりのおうち・てまりのおしろ(吉祥寺プティット村)」、愛知県蒲郡市にある「ラグーナテンボス ラグーナの森」などがあります。存在感抜群で、一目見ただけで「あっ!これはそうに違いない」とわかるものばかりです。
本格的なレストラン
園内に溶け込んでいるのはレストラン・ドゥスール。フランス語で「優しさ」といった意味をもつこのお店、いわゆるテーマパークの食事処とは一線を画す本格的なフレンチレストランです。
通常は2,800円のフレンチ創作料理コース料メインですが、期間限定で「メイン料理&パン」が1,500円で楽しめます。お手軽にレストランの味を楽しむことができる、とってもカジュアルなメニューです。
メインは肉料理と魚料理から選択可能。こちらは本日の肉料理、上州麦豚の〇〇です(カタカタで聞き取れませんでした)。柔らかく旨味たっぷりな豚肉と、粒マスタードのソースが絶品です!
レストラン館内の写真撮影はNGです。ただしお料理はOKとのことでした!また、ドレスコードはないためカジュアルな服装でも全く問題ない雰囲気でした。ただし、短パン、ビーチサンダル、ランニングシャツ、ジャージでの入店はご遠慮いただいているようです。
癒しのふれあい処
園内にある「ふくもり」は、3種類の動物を飼育しているふれあい処。料金は1回1,000円で、時間は無制限。
アフリカワシミミズクやアフリカオオコノハズクなど、様々な種類のフクロウが飼育されています。一部の種類を除いて自由におさわりOK!羽毛布団のようなふわふわした感触は鳥類ならでは。
ハリネズミも素手でさわることができます。もぞもぞと手の上を動き回る様子がとってもかわいらしい。通常時はハリに触っても全然痛くありません。
チンチラは南米の山岳地帯に暮らすネズミの仲間。かなり素早く動いており、壁を蹴って三角飛びも披露してくれます。
放し飼いにされた囲いの中には自由に入ることができます。かなり好奇心旺盛で、足元に寄り添ってきたり、靴を囓ったり、スマホに寄って来たりとかなり濃厚なふれあいを楽しむことができます。
館内はそれほど広くないため、30分もあれば充分にふれあい&撮影が楽しめます。
アクセスと営業情報
浜松駅からバスで40分のバス停《すじかいばし》下車後、徒歩5分ほど。
車の場合は、東名高速道路の浜松西ICから約10分。舘山寺スマートICからは約5分でアクセスできます。
駐車場は少し離れたところにあります。案内係の人も出ていますが、カーナビなどで直接向かってしまわないようにご注意ください。ちなみに、Google Mapでは「ぬくもりの森 第1駐車場」の名前で登録されているようです。
営業時間 | 平日10:00~16:00、土日祝日10:00~17:00 |
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定休日 | 木曜 |
入場料 | 400円 |
公式サイト | https://www.nukumori.jp/ |
※レストランやショップはそれぞれ営業時間が異なっています。公式サイトで確認してからの訪問がおすすめです。
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