豊富な海の幸の夕食、そして貸し切り温泉も楽しめる海辺の温泉宿。宿泊費は抑えたいけど、温泉宿の風情も楽しみたい方にぴったり。観光の拠点にも利用しやすい宿です。
伊東温泉の格安温泉宿
せっかく温泉街に宿泊するなら、温泉旅館に泊まりたい!とはいえ、食事も付いた温泉宿を探していると、どうしてもお値段が高くなってしまいます。そんなときに目に止まったのが游心楼(ゆうしんろう)山へい。
1週間前の日曜に予約したところ、なんと7,900円でした!朝夕2食付、イセエビやアワビといった海鮮もたっぷり味わえて、貸し切り温泉も楽しめてこのお値段。伊東温泉の中では、かなりコスパ抜群なプランです。
今回利用したのは以下のプランです。
【タイムセール】ふらっとお得6900円〜鮑・伊勢海老・金目鯛!貸切風呂1回無料特典付【ダイニング食】
宿の周辺
山へいは伊東駅から徒歩15分ほど、海のすぐ近くにあります。他の宿と比べると駅から少し離れておりますが、駅と宿の間にはキネマ通り、湯の花商店街などが並んでいるため、あまり苦に感じない道のりです。
荷物が多い方は、無料の送迎バスも出ているのでそちらを利用するのが良さそう。
宿の隣にはスーパーのAOKI、ローソンもすぐ近くにあります。また、セブンイレブンも道路の反対側にあるため、買い物に困ることはまずないでしょう。
伊東温泉街の観光スポットである東海館や松川遊歩道は徒歩圏内。海産物のショップや遊覧船乗り場のある道の駅・伊東マリンタウンも2kmほどなので、がんばれば歩いて行くことも可能です。また、伊東駅まで行けばシャボテン公園や大室山など各観光地へ向かうバスに乗ることもできます。
広々とした客室
今回宿泊した部屋は410号室の「紅梅」。12.5畳でとっても広々です!!
いつもドミトリーだったり、個室でも風呂トイレ共同の6畳くらいの部屋にしか泊まってこなかった私にとって、この部屋は贅沢すぎます。年季は入ってますが、汚い印象はなく快適なお部屋です。オーシャンビューではありませんが、窓からは山が見えるマウントビューです。
テレビやドレッサー、ドライヤー、浴衣、タオル、ウォシュレットももちろん備えています。旅館気分を引き立てる、お茶&お菓子もあります。
冷蔵庫もあり、中には後で課金となるドリンクが入ってます。このシステム、最近はあまり見かけなくなってきたのでなんだか懐かしい。
※チェックアウト日の朝9時頃になると自動でロックされてしまうので、持参した飲み物を入れる際は要注意。もし取り出せなくなっても、フロントに電話すれば遠隔操作で一瞬で開けてくれます。
お風呂や水道のお湯はなんと温泉!お部屋でも温泉にたっぷり入れます。
豪華な夕ご飯
食事は2階の和風ダイニング〈游〉にて。ジャズが流れる和モダンな空間です。チェックイン時に18:00か19:00のどちらかで選ぶことができます。
まずはお刺身や茶碗蒸しからスタート。
「伊勢エビの鬼殻焼き」
伊勢エビなんて食べるのいつ以来でしょうか!安定の美味しさ。でも、殻から身をほぐすのがムズカシイ。
「アワビ」
初めて食べるアワビ。バターをのせて、お好みでレモンも。肉厚な身をナイフとフォークで食べるので、なんだかステーキみたいな感じです。クセがなく、コリコリした食感が楽しい。なお、アワビの肝が青い場合はメス、そして貝殻が青い場合は質の良い養殖ものだそう。
「金目鯛の煮付け」
初めて食べる金目鯛の煮付け。カレイなどの煮付けとは何かが違うのですが、うまく言葉にできません。骨がきれいに取ってあるため、とっても食べやすい!
スタッフのおばちゃんたちも「次は〇〇が来ますね」とか「ごはんおかわり大丈夫ですか?」とかまめに声かけてくれてとっても居心地良いです。メニューは豊富ですが、ボリュームは意外と適量。男性にはちょっと少なめかもしれませんが、ごはんがおかわりできるのでそちらでうまく調整できそう。
かけ流しの伊東温泉
大浴場の利用時間は15:00〜9:00。夜中でも入浴可能なので、遅くなっても大丈夫です。菖蒲の湯と白梅の湯の2ヶ所があり、朝の4:00に男女が入れ替わります。夜と朝に2回入浴すれば両方のお風呂に入ることが可能。なお、菖蒲の湯は内湯のみ、白梅の湯は内湯と露天があります。
また、貸切風呂も「松」と「扇」の2つあります。お風呂の構成はどちらも内湯1つと半露天1つの2つの浴槽があります。通常なら平日50分540円、祝前日は50分1,080円と有料ですが、今回利用したプランは、1回25分無料で利用可能。カップルやご家族で宿泊の際は嬉しいサービスです!
今回利用した「松」は木の香りが贅沢な檜風呂。さらさらのお湯が流れます。
お風呂入り口にはウォーターサーバーに入った「天城の清水」がスタンバイ。よく冷えており、とっても美味しいのでお風呂上がりに超おすすめです!
干物の朝ごはん
朝ごはんも夕ご飯と同じくダイニングにて。こちらもチェックイン時に8:00か8:30から選べます。
温泉たまご、冷奴、岩海苔の佃煮と、これぞ旅館の朝ごはんといったラインナップ。お味噌汁は、夕飯は赤味噌でしたが白味噌に変わっていました。一品一品がどれもとっても美味しい。
伊豆といえば干物!朝ごはんには、スタンダードなアジの干物がラインナップ。
そして私の宿敵の山菜も!伊豆らしいメニューではあるのですが、私は何度挑戦してもまだ受け入れられません・・・。
朝ごはんを食べて、朝風呂も済ませたのでそろそろ出発!今日は南伊豆・下田まで行きます!
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