カオスでアーティスティックな極彩色の世界『サナギ新宿』(新宿駅)

東京都(23区)

新宿駅すぐ近くにつくられたサナギ新宿は、アジアンカオスを体現する独特のアート空間。昼はカフェ、夜はバーとして営業しており、飲食を通じてその世界観を堪能することができます。

2021/4/9(金)

新宿高架下の異空間

サナギ新宿があるのはJR新宿駅の東南口エスカレーターを下ってすぐ。新宿によく行く方は、一度は目の前を通ったことがあるのではないでしょうか。

ここはカフェのような屋台村のような不思議な雰囲気のお店。台湾や香港、ベトナムなど様々な国や地域の要素を感じる、アジアンカオスな場所です。

昼はフードコートのようなセルフスタイル、夜は座席からタブレットで注文するという形態をとっています。

様々なスタイルの座席

店内はいくつかのエリアに分かれており、様々なタイプのシートがあります。
オーダーカウンターの目の前は、ランタンに照らされた屋台風の席「百花繚乱ランタン横丁/ YATAI-MURA」。よくSNSの特集でも見かける、サナギ新宿を代表するエリアです。

半分屋外の座席は、エスニックカフェのようなスタイルの「ネオ東京BAR/ RECEPTION BAR」。バーカウンターの前に椅子とテーブルが広がるカジュアルなスペースです。

畳敷きのこあがり席「サナDの寝床/ TATAMI」。ピンクグラデーションの壁にはウォールアートと、ネオンで飾られた「ネオトーキョー」の文字。いかにもSNS映えしそうな鮮やかなシートです。

シャンデリアやゴージャスな家具が並ぶスペースも。ここだけアジアというよりはどちらかというとヨーロッパ風。ここは「噂話の小部屋 / MIKITI LOUNGE」という部屋で、雑誌「ELLE girl」などで活躍するスタイリスト・相澤樹(あいざわみき)さんがプロデュースしているそうです。

アジアンなランチメニュー

11:00〜15:00はランチタイム。ガパオライスやキーマカレー、フォーなどエスニックなランチメニューが並んでいます。

こちらは「油淋鶏定食」。サクサクの唐揚げは甘口でとっても美味しいです!甘酸っぱいタレも絶妙なお味。

「海老とパクチーのトムヤムフォー」は、名前の通りトムヤムクン味のフォー。さっぱりとしているため、あっという間に食べ終わってしまいます。

ランチタイムは通常200円のドリンクバーが無料!レモネードソーダ、ピンクグレープフルーツウォーター、ジャスミン茶など、すっきりした飲み物が多く、エスニックメニューと合いそうなラインナップです。

ちなみに夜はオードブルやドリンクなど、様々なメニューが追加されます。お寿司や点心、タイ風焼き鳥のガイヤーンなどいろいろな国の料理が楽しめるようです!

アーティスティックな空間

店内の一角は、絵が展示されるギャラリー席「サナギインキュベーション/ GALLERY」。ここでは、様々なアーティストの展覧会を開催しています。

この「サナギ」という名前は、ここで新しいインスピレーションを受けたアーティストに孵化して飛び立ってほしいという意味を込めているそう。

改めて店内を見渡してみると、随所にみられるポップアートや、昭和の日本の写真がコラージュされた壁紙などアーティスティックな要素がたっぷり。

「個性派カフェ」で済ませてしまうのは忍びないほど現代アートの要素を強く感じる場所です。


平日のランチタイムに訪問したところ、スーツ姿の方が多く訪れていました。座席数も多く、お値段もリーズナブルなためサラリーマンのランチスポットとしても人気なようです。

混雑は控えめで、どのエリアも空席あり。お目当てのシートがある方は、平日昼間がおすすめです。

なお、トイレにも仕掛けがあります・・・!もし利用される方は天井を見上げて見ると・・・・。

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