東京で感じる真言密教の世界『高野山 東京別院』(高輪台駅/泉岳寺駅)

東京都

高野山真言宗の総本山である金剛峯寺の別院。真言宗の開祖である弘法大師を祭っており、境内には三鈷や四国八十八か所のお砂踏み場もあります。

営業時間:8:30~17:30
料金:無料
訪問日:2020/7/11(土)

東京別院へのアクセス

都営浅草線の高輪台駅から徒歩10分、京急線の泉岳寺駅から徒歩10分ほど。
東京メトロ南北線・都営三田線の白金台駅白金高輪駅からも15分ほどでアクセスできます。

桜田通りから一本入った榎通り沿い、高輪警察署のすぐ隣に立派な山門が見えてきました。

東京の高野山

真言宗は、中国へ渡った弘法大師こと空海が帰国後に開いた仏教宗派。密教の教えに基づいており、真言密教や東密といった呼ばれ方もします。

真言宗には18の本山がありますが、そのうち高野山真言宗の総本山である金剛峯寺の別院がこちらの寺院。1569年に造られた高野山僧侶の在番所がもととなり、1673年に建立されました。

立派な本堂は、1988年に建立されたもの。都内の寺院ではかなり大きい方ではないでしょうか。堂内では、本尊である弘法大師像が安置されていました。

境内散策で見つけたもの

お釈迦様の足跡を刻んだ仏足石。インドの聖地ブッダガヤを向いています。よく見ると、足跡の中には牛や植物、1つの頭に3つの体を持つ魚など様々なモチーフが描かれています。

百度参りのための百度石もあります。本堂でお参りしたあと、この百度石のポイントまで戻り、再びお参りへ。これを100回繰り返すことで心願成就を願った参拝方法が百度参り。金属の輪っかがびっしりとそろばん状に並んでいますが、お参りするたびにこれをずらしてカウントしていきます。

境内には明神社があり、4つのお社が設けられています。右から丹生明神と気比明神、高野明神と厳島明神、十二王子と百二十番神、高輪神社となっています。


明神社は、本場高野山金剛峰寺の地主神社。この別院では、明治の神仏分離令により取り壊されていましたが、2015年に再建されました。

高野山を向く三鈷

こちらのモニュメントは三鈷(さんこ)という名の真言密教の法具の1つ。この道具には、空海による「高野山・開山伝説」が伝わっています。

空海が日本へ帰国する際、中国で学んだ密教を広めるのに最適な場所はどこか考えていました。願いを込めて日本に向かって三鈷を投げたところ、空の彼方へと消えて行きました。
帰国後、日本各地を巡礼していた空海は、高野山に三鈷があるのを発見します。これを導きと捉え、そこに道場を開き本拠地としました。

この三鈷は、遠く高野山の方を向いているそう。そして先ほどの仏足と三鈷は同じ向き。ここから見ると高野山もブッダガヤもほぼ同じ方角なのです。

四国八十八ヶ所のお砂踏み

ずらりと並んだ石仏。その数八十八躰。こちらは四国八十八ヶ所のお砂踏み

弘法大師が修行した四国八十八ヶ所の各霊場の砂が石畳に埋められています。巡礼に行くことができない人にも、ここに来ればそのご利益を受けることができます。

またこちらの寺院は、都内にある空海ゆかりの寺で構成されている「御府内八十八箇所」の一番霊所、また同じく関東地方の空海巡礼地で構成された「関東八十八箇所」では特別霊所に指定されています。


観光客は少なめでとても落ち着くお寺でした。境内の自販機では、高野山の湧き水である「高野山 八葉のめぐみ」も販売中です!

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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