都内からわずか1時間で駿府へ！東海道新幹線乗車記＆4日間の静岡旅行計画（東京駅ー静岡駅）

ついに念願の静岡旅行がはじまります！一本目となる今回の記事では、いつも通り「行きたくなった理由」「旅行計画」「新幹線乗車記」などをまとめてみました。特に耳寄り情報などはありませんが、旅はじまりのわくわく感が伝わったら嬉しいです！

静岡市に行ってみたい！

さて、2023年に年も変わり、はや一ヶ月が経過。新年の顔合わせなどの予定も片付き、そろそろどこかに行きたい気分。

冬の旅行というのはいつも行き先に悩みます。大好きな「離島」は、海が荒れる冬場は船の欠航が多くベストとは言い難い。いっそ「真冬の北海道」、とも思ったのですが昨年の9月に利尻・礼文・稚内へ訪問したため、北海道熱は少し落ち着いています。あえての「冬沖縄」もちょうど1年前に経験済み。

ということで、冬でもそれほど影響が少ない都市にしよう。「京都」「大阪」「神戸」など候補が浮かぶ中で、ピンときたのが「静岡」。

日本各地をまわる中で、何度も立ち寄ってきた静岡県。伊豆半島や浜松は何度も行ってますが、実は「静岡市」は三保の松原にちらっと寄った程度のほぼ未踏の地。Google mapで静岡市を開くと、行きたいと目星をつけておいたスポットがたくさん見つかりました。

今更ですが静岡市でかくないですか？

2003年に旧静岡市と旧清水市が合併。その面積は1,411.90km²と当時は日本最大の市町村に、2023年現在でも5番目の大きさです。伊豆半島とほぼ同じ面積と考えると、その大きさを実感しやすいです。

行きたいところ

さて、なんとなく静岡気分が高まってきたところで、行きたいところを洗い出しましょう！

まず真っ先に浮かんだのが、2022年4月に静岡駅前にオープンした「スマートアクアリウ厶静岡」。日本の水族館制覇を目指す私にとって、外せないスポットです。

さらに、いつか行こうと温めていた「久能山東照宮」「日本平夢テラス」。ついでに「日本平動物園」も行こう！

静岡駅周辺にも「駿府城」、さらには2023年1月オープンの「静岡市歴史博物館」などなど気になるスポットがたくさんあります。「ふじのくに地球環境史ミュージアム」や「登呂遺跡」「静岡県立美術館」も行きたいところです。

清水港にも行けるのでは・・・？最近観覧車熱が高まってきているので、日本夜景遺産にも認定された「ドリームスカイ」が気になります。

レンタカーを借りれば焼津も行けますね！「深層水ミュージアム」、さらには少し足を延ばして「御前埼灯台」にも行きたい。ついでに島田市の「ふじのくに茶の都ミュージアム」も寄ろう！

風呂敷広げすぎてますが、果たしてまとまるのでしょうか？

日程と交通手段と宿

さてさて、そろそろディテールをまとめたいところ。最初は3日くらい想定でしたが、行きたい場所が多いので2023/2/23(木)〜2/26(日)の4日間にします。

都内からの交通手段はどうしましょう？今回は車は使えないので、公共交通機関を利用します。東京〜静岡間は新幹線、普通列車、高速バスと選択肢があり、非常に迷います。

どうせ行くならなるべく朝早くついて滞在時間を増やしたい！ということで昨年秋に覚えた新幹線を使ってみることにしました。

お値段は指定席特急券＋乗車券で6,470円。きっともっと安く購入する手段はあるはずですが、新幹線を予約するのはほぼ初めて。コスト削減はもう少しレベルが上がってから考えます。

帰りはそれほど急ぐ必要もないので、普通列車でのんびり揺られて帰ることにします。ということで、予約はせずにノープラン。

往復の交通手段の目処がたったら、お次は宿！静岡駅周辺で安めな宿探し。前回の金沢で覚えたビジネスホテルを使ってみたいところですが、「泊まれる純喫茶」という魅惑のキャッチフレーズを冠したゲストハウス・ヒトヤ堂を見つけてしまい、そこで3泊することにしました。

今回のスケジュール

さてさて、新幹線も決まったところで、詳細な計画作りをはじめます。4日あるので、1日目は静岡駅周辺、2〜3日目はレンタカーで少しだけ範囲を広げてみます。ざっくりまとめるとこんな感じです。

新幹線で静岡へ

ときは進み、いよいよ旅行初日。8:03発の新幹線に向けて、東京駅に7:40頃到着しました。スーツケースを引きずる人たちの中を、バックパッカーは進みます。

券売機にQRコードをかざして、チケットを入手！スマートEXを利用すれば普段遣いのSuicaやPASMOがチケットになることを知ったのは申込み完了後・・・。次からは利用しよう。

ホームに鎮座する新幹線。流線型のフォルムと白い姿がスピード感あふれる。静止しているのに走行しているかのようです。

旅のお供は、道中で買った大好物のファミマのチョコクロワッサンと、なんとなくホーム自販機で見かけて買ってしまった静岡茶。

東京駅を出発したあとは、品川駅、横浜駅と過ぎ、あっという間に静岡に。想像していたよりもずっとずっと早く感じました。途中には富士山ビューポイントも！何度見ても、やっぱりテンションあがってしまいます。

静岡駅の徳川家康

木曜(祝日)朝9:00の静岡駅。ビルが立ち並び、都市感があふれますが、人が多くなくてすっきりしてます。

幼少期の徳川家康である竹千代君像を発見！その後ろには、今川義元の姿が。ここ静岡市、当時は駿府(すんぷ)と呼ばれており、今川義元の所領でした。徳川家康は幼少期に今川家の人質として過ごした場所なのです。

その直ぐ側には天下を取った頃であろう姿の徳川家康公像。晩年、家康は将軍職を徳川秀忠へ譲り、駿府で暮らしていました。「人質だったぼくも、こんなに立派に育ちました」と言っている気がします。

さて、今回宿泊予定のゲストハウス、ヒトヤ堂に荷物を預けて自転車を借りたら、駅周辺散策に出発です！

プラモデル化が進行中

ここでちょっとしたおまけ情報！静岡駅を利用する際は、公衆電話に注目！

ランナーに囲まれており、まるでプラモデルのように仕上げられています！

静岡市は全国に出荷されるプラモデルの8割を担っており、それを活用した地方創世計画「静岡市プラモデル化計画」が進行中。市内各地にプラモニュメントが次々と登場しているのです。

「静岡市役所静岡庁舎」の郵便ポストもプラモデル仕様。

さらには「せいしん(静清信用金庫)」前にも、金庫のプラモニュメントが！こちらは2023年2月に設置されたばかりのできたてほやほや。

さらに4月1日には、徳川家康のゴールドの鎧「金陀美具足(きんだみぐそく)」のプラモデルが登場する計画があるそう。この先も各所に様々なプラモニュメントが出てくるのでしょう。さらなる進化が楽しみです。