利尻島 Part 2 季節限定!羽田空港から新千歳空港経由で利尻空港へ(利尻町/利尻富士町)

利尻島・礼文島

6〜9月限定で運行している「新千歳空港ー利尻空港」。これを利用すると、稚内や札幌を経由することなく東京から空路オンリーで島へ行くことができます!今回の記事は、実際に乗ったフライト搭乗機です。

訪問日:2022/9/16(金)

空路オンリーで向かう利尻島

東京から利尻・礼文に向かう方法はいくつかありますが、ANAが6〜9月限定で運行している新千歳空港ー利尻空港のフライトが便利!ということで、今回のフライトはこんな感じ。羽田空港から新千歳空港へ飛び、そこで飛行機を乗り換えて利尻空港へ直接アクセスします。

日程:2022年9月16日(金) ANA 061
行程:東京(羽田)(11:00) – 札幌(千歳)(12:35)/札幌(千歳)(13:00) – 利尻(13:50)
運賃:29,810円

島めぐりの計画について、詳しくは前回の記事をご覧ください。

最北の離島 利尻・礼文へ行こう!事前計画スタート(利尻町・利尻富士町・礼文町)
島好き憧れの最北の離島、礼文島(れぶんとう)&利尻島(りしりとう)。東京から向かうアクセス方法にはいくつかのパターンがあるため、さらっと比較してみました。最後に、今回の島めぐりの旅程も載せてみました。

ここからは実際のフライト搭乗記になります!

困難の空港アクセス

出発時刻11:00なので、余裕を持って2時間前くらいには到着しておこう!ということで、電車に乗って羽田空港に向かったのですが、新宿駅につくと物凄い人混みが……。

線路内に外国人男女2人が侵入、警察と鬼ごっこをしているという物凄いイレギュラーなイベントが発生してしまい、多くの電車が大幅な遅延となっているのです。

大きい荷物を持って大混雑の駅のホームで待ち続けるのも、さらにぎゅうぎゅうの電車に詰め込まれるのも辛いので代替案を考え始めます。京浜東北線は生きてるので、中央線で東京駅まで行こうかと思ったのですが、遠回りなのでけっこう時間がかかりそう。

そうだ、ここは新宿なのでバスタ新宿から羽田空港行きのリムジンバスに乗ろう!

とりあえずスマホでバスの時刻表&空席を確認してみると、30分後である8:30発の便が空席4席とのこと。急いで予約、すぐさまバスタ新宿へと向かいました。予約にはクレジットカードでの事前決済が必要なのでご注意ください!

座席は指定ではなく乗車順。そのため、少し早めに行って並んでいると好きな席が選べます。

はじめて羽田空港行のリムジンバスを使ってみたのですが、快適すぎませんか・・・?

荷物を気にしなくて良いし、ただ座っているだけで空港につけるのはとっても楽々。WiFiもUSBポートもあるので、車酔いさえ気をつけていればスマホいじってるだけであっという間。

さらに、羽田空港第2ターミナルで下車したところチェックインカウンターの目の前。料金は1,300円と、電車で行く場合の倍以上かかりましたが、これだけ快適なら文句なしのお値段です。うーん、クセになりそうです。

ちなみに、時刻表では【バスタ新宿8:30発ー羽田空港第2ターミナル9:15着】となっていましたが、実際のところ9:00前には羽田空港につけました。きっと渋滞を考慮した時刻表なのでしょうね。

困難の受託手荷物

さてさて、チェックインは事前に済ませているため、荷物預けへ。昔はカウンターでスタッフさんに預けていましたが、ここ最近はセルフ式が主流となっていますね。

荷物を置いて航空券のQRコードを操作パネルにかざせば荷物タグが印字されます。それを荷物に取り付けるだけの簡単な作業………なのですが、一度飲み込まれた荷物がまた戻ってきてしまいました。

タグを付けた場所が悪かったのかぜんぜん受け取ってくれません。何度も繰り返しているうちに、バックパックの紐が機械に巻き込まれてしまい、機能がストップ。スタッフさんを呼んだところ、業者さんしか対応ができないのでしばらくお待ちくださいモードに。

しばらくして業者のおじさんがやってきて無事問題クリア!すぐ終わると思った受託手荷物が結局20分くらいかかってしまいました。早めに到着しておいて本当に良かったです!

フライトまでの時間つぶし

さて、身軽になったところで空港内の散策に出発!いつも羽田空港は第1ターミナルばかりだったので、久々の第2ターミナルはとっても新鮮。

まずは空港恒例の展望デッキへ!この展望デッキの床面にはソーラー式のLEDが埋め込まれており、夜になるとキラキラと輝きます。

ANAの青い機体がズラリ。さらにバックに広がるグリーンの芝生とブルーの海のコントラストがあざやか!南国気分でテンションが上がります。

展望デッキの近くで謎の青いウシを見つけました。こちらは千住博さんの作品「MOOON」。空港内には、他にも多数の千住博作品がパブリックアートとして設置されています。

軽く朝ごはんでも食べようかなと思ったのですが、お店でゆっくりするほどの時間もないので、おなじみのエアローソンへ。ピザまんと焼き鳥(皮)で軽めの朝ごはん。数年前に羽田空港で焼き鳥を食べて以来、羽田に来ると焼き鳥の口になってしまいます。こういうのありませんか?

景色が楽しい昼間のフライト

さてさて、フライト30分前になったので保安検査場を華麗にスルーして搭乗口へ。搭乗時刻になってもなかなか乗ることができず、30分近く遅延してしまいました。

今回は進行方向「左側」の窓際席をキープ。空へと飛び立った機体の窓からはまるでミニチュアのような東京の街並みが広がります。高くそびえるスカイツリーはやっぱり近未来感ありますね。

雲の上へと飛び出すと、次に目に入ったのは富士山。北へ向かう航路でもばっちり見えるのですね。

シンボルを一通り確認したあたりで、機体は再び雲の中へ。航路的には日光連山や磐梯山などの山々が見えるのですが、雲が多いため一面真っ白な世界。幻想的ですが、ずっとこれだと飽きます。

機体が降下をはじめると、窓の外に広がるのは牧草地帯。定刻より10分ほど遅れて新千歳空港へと到着しました。

新千歳空港でトランジット

もともとトランジットは25分しか無いのでめっちゃ焦りましたが、同じANA便なので出口で係の人がスタンバイ、スムーズに乗り換えを促してくれました。

利尻行きは6列シートと、先程よりも一回り小さな機体。LCCやスカイマーク利用が多い私としては、これくらいのサイズの方が落ち着きます。

新千歳空港から利尻空港は約50分のショートフライト。左右どちらの窓際にするか悩んだのですが、今回は「右側」をチョイスしました。

利尻島が近づいてくると「利尻富士が機体前方に見えております。左側のお客様は利尻富士をご覧いただけます。」という機内アナウンスが。

利尻富士は左側とのこと!なんてことでしょう!

利尻富士を上から見たかったのに、完全に選択を誤りました。かわりにちらっとだけ礼文島が見えましたが、不完全燃焼な気持ちをこの後しばらく引きずることとなりました。

利尻空港はこじんまりしたいかにも離島の空港。ボーディング・ブリッジは無く、徒歩で空港内へと移動するタイプです。

飛行機から降りると、みんなが振り返ってカメラを構えます。機体の写真を撮っているのかと思いきや、立派な利尻富士がそびえていました。これぞウェルカム利尻富士!

なお、利尻富士は雲がかかりやすいためすぐに見えなくなってしまうこともしばしば。撮れるときに撮っておくべきです!

電車遅延からはじまり、受託手荷物のトラブル、飛行機の遅延、そして利尻富士見えない問題など様々な困難がありましたが、何とか利尻島に到着することができて一安心。

今回3泊する利尻ぐりーんひるinnに空港までお迎えに来てもらい、まずは宿にチェックイン。荷物を置いてひと息ついたら鴛泊港周辺の散歩へと向かいます!

コメント

  1. […] […]

  2. […] 思えばこのリムジンバス、以前、利尻島へ行く際に山手線が運行停止してしまうという大事件が起こってしまい、その代替案として利用したのが始まり。一度使ってしまったがため、すっかり虜になってしまいました。 […]

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
タイトルとURLをコピーしました