利尻島 Part 10 島に行ったらゼッタイ食べたい島グルメ4選 ウニ・味楽・ミルピス・しまじん丼(利尻富士町/利尻町)

利尻島・礼文島

北の離島には美味しい物がたくさん。夏場限定ですが絶対食べておきたい島のウニ、全国的な知名度を誇る利尻ラーメン味楽、島に行った人しか知らない謎の飲料ミルピスなど、3泊した利尻島で食べた美味しい物をまとめました!

訪問日:2022/9/16(金)~18(日)

夏限定!至極のウニ丼

利尻グルメと聞いて真っ先に頭に浮かぶのはウニ。6~9月限定ですが、島で獲れたウニは他では食べられない絶品です。エゾバフンウニとキタムラサキウニの2種類がメインで、どちらが食べられるかは時期によって変わるようです。

焼きウニやうにめしなど、いろいろな食べ方がありますが、どうせなら生ウニを食べたい!ということで、向かったのは鴛泊フェリーターミナルの目の前にある磯焼亭という食堂。雑誌やテレビでもおなじみの人気店で、連休などにはオープン待ちの行列ができることもあるそうです。

ということで、ここは奮発してウニホタテ丼!!ご飯の上にたっぷりのったウニとホタテ、これぞ贅沢丼の極みです。

とにかくウニがやばい!!臭みも苦味も全くなく、甘くてとろっとしてます。ホタテも美味しいのですが、ウニの前では霞んでしまうような気も。ウニがもったいなくてなかなか食べ終われませんでした。

なお、お値段は時価。私が訪問したときは驚愕の6,000円!!たぶん、人生でいちばん高い食事かもしれません。今回は利尻島3泊で宿代が10,500円、さらに今日は朝ごはんはコンビニで300円くらい、昼ごはんは食べていません。これくらい頼んでもバチは当たらないハズ……!

なお、このお店はホタテラーメンも有名。次はラーメンも食べてみたいところです。

行列必至!利尻ラーメン味楽

テレビなどでもしばしば話題になる、離島でありながら行列ができるラーメン屋さん味楽。沓形(くつがた)という、島の西側の集落にあります。

訪問した時は連休だったため、どれくらい並ぶのか、品切れになって食べられないんじゃないかと不安でした。

ここで島の人から仕入れた味楽攻略法を、この記事を読んでくださった方にこっそり伝授します!!

お店がオープンするのは11:30ですが、10:30くらいには既にウェイティングシートが店先に置かれます。なので、それくらいのタイミングでお店に行き記名、その後は周辺を観光したりして時間を潰して11:30オープンに合わせて訪問すれば、ほとんど待つことなく入店できるのです。

今回、10:30に行ったところ既に6名分の名前が・・・!シートには「11:20までに戻ってください」との記載も。混雑時は開店時間が早まるようです。

ということで、近くの北見冨士神社へ参拝したりして過ごし、11:10頃に再訪。お店のまわりにはたくさんの人があふれていました。駐車場もすぐ埋まってしまうため、レンタカーの方はもう少し早めに駐車場インしておくのが良さそうです。

さあほとんど待つことなく店内へ。塩、味噌、担々麺といろいろなメニューがありますが、ここはやっぱり「焼き醤油ラーメン」!!

ひとくちスープを飲んだ瞬間、思わず「旨い!!」という声がもれます。昆布ダシがしっかり効いたスープはとにかく美味。香ばしさの中にほんのり甘さを感じるたまらないテイストです。歯ごたえのある中太ちぢれ面がまたこのスープにぴったりハマります。

こちらはおすすめトッピングのとろろ昆布。ラーメンに投入すると、とろみとともに利尻感がプラスされます。

店内はテーブル席の他に、奥に座敷席があるため思ったよりもキャパシティがあります。一度に40名くらいは入れそうなので、多少並んでいても意外と早く入れることもあるようです。

■横浜でも味わえる・・・?
味楽の味が気になる方に朗報!「新横浜ラーメン博物館」にも出店しているため、関東に住んでいる方は気軽にその味を体験することができます。ただし、こちらでも人気店につき行列になることが多いです。
ノスタルジックな昭和空間広がるフードテーマパーク『新横浜ラーメン博物館』(新横浜駅)
日本各地の様々なスタイルのラーメンを学び、そして実際に食べることができるフードアミューズメントパーク。再現された昭和の街並みが広がる地下空間は圧巻です。

島でしか飲めないミルピス

ミルピスときいて何かわかる方は非常に少ないハズ。その正体は、島で生産される飲料。

島内では何か所かで販売しているそうですが、味楽へ来たついでに製造元であるミルピス商店を訪問してみました。派手な看板などはなく、うっかり通り過ぎてしまう可能性があるのでご注意を。

こちらがウワサのミルピス。ビンに入った真っ白な乳酸飲料。ビンに書かれた「最果て自家製・利尻手作り乳酸飲料」の文字が特別感を引き立てます。

気になるお味ですが、いわゆる乳酸菌飲料系でミルクの風味が強くとっても美味しいです!甘口ですがさっぱりしていて、一気に飲めてしまいます。

ミルピス以外にも、柿酢・こくわ・グズベリなどレアなテイストのジュースを販売しています。こちらはおばちゃんがサービスで味見させてくれた「野グミジュース」。こちらもさっぱりしててゴクッといけます。

同じ宿にギョウジャニンニク味を飲んだ人がいたため感想を聞いたところ、複雑な表情をされていました・・・。

落ち着くカフェのしまじん丼

鴛泊港フェリーターミナルの目の前で営業しているおしゃれなカフェ、TUKIカフェ。ドリンクはもちろん、ハンバーガーやロコモコ、スパイスチキンカレー、ラーメンなど食事メニューも豊富にそろっています。

ここの名物は、島のジンギスカン「しまじん丼」。ジンギスカンが乗った丼で、五穀米で仕上げられたなんだか体に良さそうなメニュー。水菜が乗っているためさっぱりといただけます。

このお店は夜も営業しております。利尻島では居酒屋以外で夜に営業している飲食店はほとんどありません。そのため、気軽に一人でも夕飯がとれる貴重なお店なのです。

なお、先にカウンターにて注文するシステムなので、入店前にお店の前に置かれたメニューである程度決めておくスムーズです。


以上、4つの島グルメを紹介させていただきました!他にも「焼きホタテ」や「焼きウニ」といった海鮮メニュー、鴛泊港フェリーターミナルの食堂丸善で食べることができる「うにめし丼」など、いろいろなグルメがあります。

注意すべきは飲食店の営業時間が短いこと。また、お目当てのメニューが終了していたり季節によって取り扱っていなかったりすることもあります。事前に調べておくか、訪問前に電話して確認するのがおすすめです・・・!

 

10回にわたってお送りしてきた利尻島の記事もこれでおしまい。次回からはお隣の離島、礼文島について書いていきますね!

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