貴重なネコ暮らしを体験できる宿『まいきゃっと湯河原』(真鶴駅)

猫と一晩過ごすことができる「トライアル」を行っている素泊まり宿泊施設。リアルなネコ暮らしが体感できる宿なので、ネコが飼いたくても飼えない方には超おすすめ。リピーターも多い人気の宿なので、ご予約はお早めに！そして、初めての方はチェックインもお早めに！

2020/10/25(日)

まいきゃっとへのアクセス
快適な素泊まり客室
共有の設備
ネコと一晩過ごすトライアル
困難の猫えらび
実際にトライアルしてみた結果

まいきゃっとへのアクセス

「湯河原」と付きますが、最寄り駅は湯河原駅ではなくて真鶴駅。そこから徒歩で10分ほどの位置にあります。途中にはスーパーや飲食店などはルート上にはありません。駅にNewDays、途中にセブンイレブンが一軒あるので、買い物する場合はこちらで。

駐車場は無料で5台ありますが、予約することも滞在中キープすることもできません。もし空いていない場合は、駅近くにあるコインパーキング(24時間800円)を利用することになります。

静かな住宅街の中を歩いて行くと、そこに溶け込むように建っていました。

快適な素泊まり客室

こちらが客室。シンプルな旅館スタイルで、テレビ、エアコン、冷蔵庫、ドライヤー、タオル、浴衣、歯ブラシが完備されています。今回利用した部屋はトイレ付きでしたが、部屋によっては共用になることもあるそうです。

2階の部屋だったので、窓の向こうには海が広がるオーシャンビュー。真鶴の落ち着いた町も良い雰囲気です。

また、布団の準備はセルフ。シーツと枕カバーも自分で整えるのですが、このシーツが驚くほどしっかりと糊が付いており、直立するくらいにパリパリです。

素泊まりの宿なので、食事は持ち込みか出前。出前はお寿司屋さん「江戸前鶴鮨」か、「ピザーラ湯河原店」の2択。メニューは各部屋に設置されています。また、22:00から翌朝7:00の間は基本的に外出不可となるため、おやつや飲み物は事前に買っておく必要があります。

共有の設備

共用の洗面所は、まるでゲストハウスみたいです。石鹸やアルコール除菌スプレー、そしてファブリーズも完備しています。

お風呂は部屋にはなく共用となります。浴室は大と小の2つで、大は4～5人サイズ、小は一般家庭サイズ。宿泊者が多いときは順番待ちがシビアになりそうです。

なお、浴室自体は24時間利用可能ですが、22:00以降はお湯を抜くためシャワーのみになります。

ネコと一晩過ごすトライアル

このまいきゃっと最大の特徴が、ネコと一晩過ごすことができるトライアル。併設のネコカフェ(ふれあいスペース)に入り、そこで気に入ったネコをお部屋にお迎えするカタチになります。

ネコがいる宿はそこそこ存在しますが、部屋に連れて行って過ごすことができる宿はとってもレア。トライアルタイムは17:30から翌朝9:00まで。

気になる料金は、ネコカフェ1時間(600円)＋トライアル料金2,200円。任意でチュール(150円)を2本まで買うことができます。

困難の猫えらび

ということで、ネコカフェにてねこ選び。ネコカフェの営業時間は10:00～21:00。そのうち16:30～17:30はご飯タイムで利用不可となるのですが、これがけっこう大事なポイント。

今回は16:00頃チェックインしたのですが、最初に受付で説明が15分ほどあるため、ここからネコカフェを利用するとわずか15分ほどになってしまいます。
仕方なく17:30からの利用にしたのですが、そのときに多くのネコはトライアル予約が入っており、ほとんど選択肢は残っていませんでした。慣れている方は、早い時間にネコカフェだけ利用し、お気に入りのネコを予約してしまうそうです。

また、1匹だけでなく複数のトライアルも可能。ただし、ネコ同士の相性があるため、多頭でトライアルする場合は選べる組み合わせが決まってきます。ネコカフェ内にある紹介カードには、性別や年齢、性格に加えて「トライル可能な組み合わせ」も記載されています。